アースルーリンドの騎士『二年目』 39　続く、襲撃　1

オリジナル小説「アースルーリンドの騎士」
「二年目」のミラーサイトに成っちゃいました。
昔はこっちが本家だったんですが………。

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アースルーリンドの騎士王冠１

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アースルーリンドの騎士『二年目』 39　続く、襲撃　1

[★二年目　連載]

2013年3月27日 22時48分の記事

イラストが間に合いません…。

これでも三美少年はしょったのに

五人居る…。

明日は色が入るのか！

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王冠２

アースルーリンドについて。国の紹介

恋の矢

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39　続く、襲撃

　アイリスはスフォルツァと共に、夕食の済んだマレー、アスラン、ハウリィを伴い、三年宿舎に送り届ける為に夜道を進む。

スフォルツァはアイリスに
「最近立て続けにギュンター殿が襲われてる。
危険なようだから、付いて行く」
と言われ、有頂天だった。

なのに。
背後、振り向くとアッサリア、ディオネルデス、フィフィルース迄付いて来ている。

三人は手が早く無く、アイリスも
『滅多な事で女役はやらない』と言ってた通り、三人の内一人と、関係がある様子すら無い。

…ものの、この所補習でいつも三人と一緒で、スフォルツァは久々のアイリスとの道行きを、思い切り邪魔されてる気がして、うんざりした。

やはり、間に挟んだ背の低い三人の向こうに居るアイリスの横顔は美しい。
確かにドラーケンを殴り倒すのを遠目では見たが、剣があれだけ使えるのだから。と、無理矢理納得した。

アイリスは、金綺羅鎧を脱ぎ同行した。
見逃したとは言え、シェイルが自分を探しに飛んで来る程だ。

グーデン自ら、『引き渡せ』と出て来るのだから、奴らは煮詰まってる。
が、自分の脅しはグーデンには有効だが、問答無用で暴力を働く配下達に言って聞かせてる間は無く、拳避けられなきゃそれも出来ない。

そう…考えているとやはり、二年宿舎に届く所で、ダランドステら、四年の男四人が前塞ぐ。

「！」
直ぐにスフォルツァが前へ飛び出し、一行を背に庇う。

アイリスが背後に視線振ると、ディオネルデス、アッサリア、フィフィルースがそれぞれマレー、アスラン、ハウリィを引き受け、横に付いて一年宿舎に、連れて戻ろうとした時背後からも二人……………！

アイリスは直ぐ、飛び出し三人に短く叫ぶ。
「絶対！
彼らの側を離れるな！」

しかしフィフィルースはハウリィをアッサリアに押しつけ、スフォルツァの加勢に入り、ディオネルデスも習ってマレーをアッサリアに、押しつけようとした途端、アイリスが振り向き、鋭く叫ぶ。

「いいから！
付いていてくれ！頼む!!!」

言って、降りかかる拳背反らし避け、瞬間屈むと下から…。

がっ！

アッサリアもディオネルデスもが、目を見開く。
大柄な四年が、一撃で崩れ去る姿見て。

アイリスは横から振る拳も、一瞬で身屈め避ける。
素早く四年の横へ回り込み、相手が振り向く隙にまた、一撃！

すっ！と身引き、倒れる男を確認せず背向け、前へと突進する。

つづく。

今日も読んでくれてありがとう

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 『幼い頃』

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