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「アースルーリンドの騎士」
オリジナル小説「アースルーリンドの騎士」
「二年目」のミラーサイトに成っちゃいました。
昔はこっちが本家だったんですが………。
くる天
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アースルーリンドの騎士
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アースルーリンドの騎士『二年目』 39 続く、襲撃 4
[★二年目 連載]
2013年3月30日 21時52分の記事
今日はアイリスの心配を
一気にアップなので長いです。
アイリス、ああ見えても男の一物握り潰すくらい
怪力ですから。
金綺羅鎧。は流石公爵家に伝わる
家代々の鍛錬法で
効果ばつぐんですね。
アイリスの父親で
御姫様みたいな華奢な美青年、シャリスは
使わなくて正解かも。
シャリスのお話も書きたいけど
彼の場合、両親が馬車の事故で亡くなった後
家庭教師に惚れ込まれてまだ6・7才なのに
いいようにされちゃって
シャリスの叔父(父の弟)が訪れて見つかると
シャリスさらって逃げる。と言う程
家庭教師に執心されて
無事連れ戻されて家庭教師追い払ったら今度は
アイリスの母、エラインに見初められ
数度拉致されて襲われる。
しかもエラインは、シャリス宅の近くの
別荘訪れる度、シャリスを拉致。
呆れますよね。
そうしてアイリスが出来、セフィリアが出来
アリシャが出来たと言うのに
シャリスが教練一年の時、子供の存在を知らされるまで
何も知らなかった上
教練では大貴族なのに上級生に目を付けられて
襲われるは…。
本当に、感情の無いお人形みたいな人です。
叔父の所に引き取られ、後妻の連れ子
アドルッツァとその仲間に護られて
何とかマトモに教練生活は終えるものの
アドルッツァとその仲間達全員と
関係はあるわ…。
でもセフィリアとアリシャは
アドルッツァとその仲間達が
格好いい騎士ばっかで
シャリスを取り巻き
いつも世話してるから
シャリスは憧れの父親なんですね。
アイリスが変なのも
こんな母親と父親なんで、無理ありません。
まあ、どっぷりBLネタ満載です。
綺麗なだけに、変なヤツ(家庭教師やエライン)
に惚れ込まれて悲惨な少年時代なんですが
両親亡くしたショックで自暴自棄気味で
本人それに気づいていない…。
しかし父と違い、大公家で変人だらけだけれど
たっぷり愛情注がれて育ったアイリスは
とっても逞しい性根です。
【PR】占いシステムの開発なら経験と実績があります。
イラスト入り登場人物紹介(まだ全部じゃありませんが…)
アースルーリンドについて。国の紹介
「二年目」を最初から読む
アイリスはつい、腕組んだ。
横にマレー、アスランが並ぶ。
今やスフォルツァとフィフィルースに挟み撃ちにされ、ダランドステはその小さくて素早い一年大貴族らに、手を焼いていた。
スフォルツァが殴りかかる様に身構えると、背後から突然フィフィルースが足を蹴りつけて来る。
フィフィルースに振り向く隙に、スフォルツァが顔面殴りつける。
咄嗟に顔背け拳振るが、スフォルツァは鮮やかに避け、フィフィルースがまた…。
今度は腰の入った回し蹴りで、腰を背面から叩かれる。
どんっ!
咄嗟にスフォルツァが、ダランドステの腹に思い切り一撃入れ、また敵が拳振る間に下がる。
「う゛っ…!」
「…強いんですね………」
マレーの囁きに、アイリスは笑う。
「だって幼少の頃から、暴漢に浚われるなんて武人の恥だ。
とそれはデカい大人を叩きのめす武術を教え込まれてるし」
「…だい…貴族の、たしなみですか?」
アスランに聞かれ、アイリスはにっこり笑う。
「そう」
アスランはこんな時なのに、アイリスのその優美な微笑に、うっとり見惚れた。
ディオネルデスが、背後から駆け寄り尋ねる。
「誰を、呼んで来ますか?」
アイリスは一つ、吐息吐くと呟く。
「…やはり、ディングレー殿だろうな」
ディオネルデスは一つ、頷いて駆け去って行く。
アイリスとマレー、アスランが揃って振り向くと、アッサリアがハウリィの背に手当て
「大丈夫か?」
と伺っていた。
アイリスはアッサリアの横へ行くと、尋ねる。
「皆、起き上がらない?」
アッサリアは感心した様に、アイリスに頷く。
「貴方の伸した四年は皆、ぴくりとも動きません」
アイリスはにっこり、笑った。
「鳩尾をはたいたんだ。
軽く叩いても落ちる。
思い切り叩いたから、当分起きない。
…………………」
その後、無言なのでアッサリアが顔寄せる。
「どうしました?」
「…殺してないと、いいんだけど」
アッサリアはつい、俯くアイリスを凝視した。
が、途端声。
「…俺の前には現れず、こんな所で遊んでやがったか!」
がっっっっっ!
スフォルツァも、フィフィルースもが突然現れた教練のボスが、いきなりガタイデカい四年を一撃で伸すのを、呆然と見つめた。
ふらり…と背後から美貌の三年、ギュンターが姿見せる。
「遠目で暗くて、どうして解る?」
オーガスタスが即答する。
「運動不足だから」
ギュンターが思い切り、肩竦める。
そして目見開き見つめてる、スフォルツァとフィフィルースに告げる。
「…あれで返事の、つもりなんだぜ?」
ギュンター背後からディオネルデスが追いつき、ぜーぜー言って身を前に折る。
「…の、………で…………」
ギュンターが振り向き、ディオネルデスに告げる。
「いいから口が聞けるまで黙ってろ」
ディオネルデスは、身屈め、両手膝に付いたまま、頷く。
アッサリアがスフォルツァらの背後から駆け寄り、小声で申し立てる。
「…殺したかもしれないと…アイリスが…………」
スフォルツァもフィフィルースも、マレーもアスランもが、ぎょっ!として振り向く。
オーガスタスが大柄な肩揺らし、ゆらりと長い足運ぶ。
俯くアイリスの横に立つと、呟く。
「…本領、発揮か?」
「……………」
顔下げたままアイリスは、チラ。と視線を横のオーガスタスに投げ、囁く。
「ご面倒おかけしますが、確かめて貰えますか?」
「死体は初めてか?」
「…………拳で殺した事は草々無いので…………」
前に居たギュンターが、タオル肩に引っかけ、吐息吐く。
「とうとう、やっちまったのか?!」
オーガスタスが皆に背向け倒れてる男に歩み寄り、屈むと、アイリスはそっ…と言う。
「私が殴ったのは、もっと向こうの…………」
ああ。とオーガスタスは顔上げ、もっと離れた所に突っ伏す、二人へと歩運び、見下ろす。
「まさか、二人共お前か?」
アイリスが、頷く。
オーガスタスは一人に屈むと、伺う。
「息は…してるな」
そして身起こし、もう一人へ屈む。
ギュンターがアイリスの、横に並ぶ。
アイリスは見上げ、湯上がりのギュンターに呟く。
「…相変わらずの、美貌ですね」
「殺した相手の心配してろ」
言われてアイリスは一気に首、がくっ!と垂れる。
スフォルツァとフィフィルースらがアイリスの横にやって来る。
「ああ…!」
オーガスタスの声に、一斉に注目が集まる。
アイリスが、恐る恐る尋ねる。
「…やっぱり、死んでますか?」
スフォルツァもフィフィルースもそう言ったアイリスを、心配げに見つめる。
オーガスタスは、もう一度確かめるように屈む。
「……………微かだが息は、ある」
途端、アイリスがほっとしたように胸に手、当てた。
ギュンターがアイリスを見下ろす。
「大概加減を覚えろ!」
「…相手がバカデカいからつい思い切り………」
スフォルツァとフィフィルースが見てると、アッサリアも、横に来ていたディオネルデス迄顔下げ、アイリスの言葉にうんうん。と頷いていた。
つづく。
今日も読んでくれてありがとう
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