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「アースルーリンドの騎士」
オリジナル小説「アースルーリンドの騎士」
「二年目」のミラーサイトに成っちゃいました。
昔はこっちが本家だったんですが………。
くる天
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アースルーリンドの騎士
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アースルーリンドの騎士『二年目』 39 続く、襲撃 8
2013年4月3日 23時15分の記事
ヤバい…。
ギリですね。
今日はシェイムが出ます♪
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イラスト入り登場人物紹介(まだ全部じゃありませんが…)
アースルーリンドについて。国の紹介
「二年目」を最初から読む
一年宿舎に着くと、アイリスがすっかり立ち直り、オーガスタスとギュンターに振り向く。
「喉が渇いていませんか?」
そして他の面々にも顔向ける。
「良ければ、果実酒を振る舞いますけど」
皆の顔が、ぱっ!と輝く。
オーガスタスとギュンターは顔見合わせ、一年らの後に続き、アイリスの居室にぞろぞろお邪魔する。
趣味の良い濃いピンクのカーテン。
濃紺の壁紙。
象牙色の家具。
その素晴らしく趣味のいい部屋に、ギュンターは内心
「(流石…)」と感心した。
が勧められた、濃い落ち着いたピンクの布に金糸で刺繍の入った洒落た椅子にかけ、その室内を見ながらふ…と、思い返し、アイリスに尋ねる。
「この内装はお前の趣味か?
…それともお袋さん?」
アイリス入って来たシェイムに用を告げて振り向く。
「母に任せたらもっとケバく成りますよ。
勿論私の見立てです」
スフォルツァ始め、一年らはやっぱり…。と感嘆していた。
が、ギュンターはついその、召使いと言うよりは大層な色男の侍従を見つめる。
隙が、無い。
「相当使えそうだな…」
ギュンターが思わず呟き、オーガスタスも返す。
「学年無差別剣の練習試合で試合直後倒れるアイリスを、試合場外で察し、駆け寄って抱き留める男だぞ?」
見るとオーガスタスの目は
『使えるに決まってる』
と語っていた。
ギュンターは確かめようと呟く。
「剣の事だ」
オーガスタスは、『そうだ』と頷く。
一年らが見ていると、シェイムはにっこり微笑む。
「…そう、評価頂けて光栄だ」
オーガスタスが、肩竦める。
「こんな若輩の評価でも?」
途端、シェイムがくすくす笑う。
「…若輩だろうが、平貴族で教練統べる男は草々居ない。
喜ぶべき評価でしょう?」
皆がオーガスタスを見ると、オーガスタスは肩竦めた。
「大公に、仕えてる身だろう?」
するとアイリスが、流石お見通し。と肩竦める。
「…その男が私の様なひよっ子に仕えててくれるんですからね。
逃げられない様、必死ですよ」
シェイムが、おやおや。と笑う。
「お祖母様に、貴方の事を重々頼まれてますから、そうそう簡単には退きません。
私が引く時は、貴方がここを止める時です」
スフォルツァ始め、一年の面々はぎょっ!とする。
ギュンターが呟く。
「侍従と言うより、目付か?」
シェイムは意味ありげにギュンターを見て頷き、アイリスは肩竦めぼやく。
「シェイムに見限られたら、武人の資格無し。と大公家に戻されて飾り人形だ」
スフォルツァが切なげに眉間寄せる。
「アイリスには資格がありませんか?」
ディオネルデスも言う。
「先ほど多数の四年の猛者に襲撃されましたが、アイリスは一瞬で二人を沈めました」
アッサリアも繋ぐ。
「…殺したかと、心配する程の拳で」
フィフィルースが俯いて囁く。
「彼が居なかったら我々はもっと怪我を負い…もしかしたら足腰立たない程に殴られていたかも知れません」
シェイムがまた、くすり。と笑う。
「二人を一撃で…ですか?」
ギュンターも溜息付く。
「この小柄な身で、一撃で沈めるなんて大したもんだ」
シェイムはアイリスに顔向ける。
「彼の様な…顔はともかく、実力ある猛者にそう言われるのは大した物です」
アイリスは途端、嬉しそうだった。
誇らしげでさえ、ある。
が、ギュンターははっ!とした。
「……………顔はともかく?」
シェイムがくすくす笑う。
「その美貌でここに来るには本当に勇気が要ります」
が、オーガスタスが肩竦める。
「この男はここがどういう所か全く、解ってない。
入ってから、俺と連んでると皆の想像の中で、裸で俺の下に居る。と怒ってる」
ぷっ!
シェイムに吹き出され、ギュンターは凄く不機嫌に成る。
が、アイリスもスフォルツァらですら、呆れてギュンターを見る。
「…だって…しますよ。普通」
アイリスに言われ、ギュンターは歯を剥く。
「それが普通じゃ無い!
改めろ!!!」
つづく。
今日も読んでくれてありがとう
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プロフィール
天野音色
さん
「アースルーリンドの騎士」
地域:
愛知県
性別:
女性
ジャンル:
趣味 漫画・小説
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