アースルーリンドの騎士『二年目』 39　続く、襲撃　21

オリジナル小説「アースルーリンドの騎士」
「二年目」のミラーサイトに成っちゃいました。
昔はこっちが本家だったんですが………。

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アースルーリンドの騎士『二年目』 39　続く、襲撃　21

[★二年目　連載]

2013年4月16日 19時4分の記事

さて。

この章のタイトルは健在です。

まあつまり、グーデン一味はまだ企んでる。

と言う事です。

コルスティン、ともう一人の四年大貴族。

三年　シャリアン、シーネスデス

二年　ローズベルタ、モレッティ

一年　ドラーケン

こいつらみんな、グーデン一味なんですが…

絵が無い。

モレッティとかは歯抜けで弱虫で

弱いヤツには威張り強いヤツにはへーこらする日和見なんで

描く気にもなれませんが

ローズベルタはいい男。

コルスティンは…どうなんだろう…。

シャリアンまあまあ。

ドラーケン。まだ一年なんで

上の奴らに比べれば可愛いのかも。

ローズベルタはヤなヤツですが…

どうなるのかは不明です。

で、今日はやっぱ

この方で。

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王冠２

アースルーリンドについて。国の紹介

恋の矢

「二年目」を最初から読む

　フィンスはとっぷり日の暮れた中、宿舎の自室に戻った途端、ラナーンが駆け込んで来るのを目にした。
ローランデは確か、講師に用を言いつかってまだ、戻ってない筈だ。
「…どうした?!」
尋ねると、ラナーンはフィンスの衣服握り小声で囁く。
「レナルアンが…ミーシャが凄く…その…………」

フィンスはラナーンの様子に、小声で尋ねる。
「…ギュンター殿が必要だと？」
ラナーンが、頷く。

ヤッケルがシェイルを連れてやって来る。
フィンスは振り向き、ヤッケルに告げる。
「私の居室を使ってくれて構わないから、ラナーンに剣を。
それと横の部屋にミーシャを案内して貰えるかな？」

ヤッケルは直ぐ、頷く。
シェイルがぼそり…と囁く。
「けどローランデが折角ミーシャの部屋を整えたのに」

フィンスとヤッケルに目を見開いて見つめられ、ラナーンがそっとシェイルに寄り、囁く。
「だってローランデはその…免疫無いじゃ無いか…性について」
途端、シェイルは言ったラナーンに頬染めて振り向き、尋ねた。
「…それで…フィンスの部屋？」

フィンス、ヤッケル、ラナーンが同時にシェイルに
『その通り』と頷いた。

　フィンスがギュンターを呼びに、二年宿舎を出た、途端だった。
宿舎窓から灯りが洩れ差す暗がりの中、背後と周囲を、二年グーデン配下に囲まれる。
「…大人しく付いて来い！」
背後でローズベルタの、声がした………。

…それは宿舎前の道から外れた、木立の中だった。
連れて行かれた先に、シャリアン始め三年のグーデン配下達が、群れて待っていた。

フィンスは腕を掴まれ、どん！と押されて三年達の前へ引き出される。
シャリアンが苦々しく呟く。
「…フィンスか………。
ローランデに絡むとオーガスタスが出て来るって、上が言ってたから…まあ取引材料には成るかな。
後はローランデに伝えろ。
セシャルと…ミーシャ、レナルアンとこいつと交換だと！」

フィンスは背後で、ローズベルタが頷くのを感じた。

つづく。

今日も読んでくれてありがとう

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 『幼い頃』

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