アースルーリンドの騎士『二年目』　53　楽しい一時　7

オリジナル小説「アースルーリンドの騎士」
「二年目」のミラーサイトに成っちゃいました。
昔はこっちが本家だったんですが………。

くる天

最近の記事

12/24 06:41 二年目休載中で、その前の物語を開始しました。
02/21 16:59 アースルーリンドの騎士『二年目』68　屋外浴場　11
10/12 04:44 天使は夢の中　なろうにアップしました。
10/06 03:07 現在歯痛の為、更新まだまた休止させていただいてます。代わりに…。
09/28 00:11 連載休載のお知らせ。

カレンダー

RSS

作品りんく

アースルーリンドの騎士王冠１

『ファントレイユとの出会い』
宝石紫

『野獣のうぶな恋心』
宝石ブルー

『幼い頃』

『シェンダー・ラーデンの恋人』
宝石赤

『仮初めの時間』
　

注意

はBL18禁

YOU TUBE

YOU TUBEを
大きい画面で見る方法。
画面の再生(赤矢印)
をクリック。
右クリック。
「動画のURL」
をクリック。
URLを右クリックでコピー。
ブラウザのURL部分に
貼り付け
Enterキーを押す。

登録サイト

ぶろぐぱーつ

￡*天使のアンティーク✿時計*

募金

こちら

アースルーリンドの騎士『二年目』　53　楽しい一時　7

[★二年目　連載]

2014年9月30日 22時19分の記事

やっぱり描いてる時間無くて

加工で精一杯ですみません…。

以前はシェイルに手出す、ディアヴォロス迄睨んだ

潔癖な貴公子、ローランデ。

【PR】電話相談システム開発ならイーステム

イラスト入り登場人物紹介(まだ全部じゃありませんが…)
王冠２

アースルーリンドについて。国の紹介

恋の矢

「二年目」を最初から読む

つい、最近だった。
フィンスとヤッケルが
「二人は俺達が思ってる仲じゃなかった」
と報告するのを聞いたのは。

ローランデは正直ギュンターが、教練ではオーガスタスと付き合い、外で女性達と付き合うその器用さに、驚愕していたから、それを聞いてちょっと、ほっとした。

ローランデにとって、男性と付き合う。
なんて想定外で、更に男性と女性と、同時に付き合う。
なんて絶対、有り得ない。
そう思ってた。

シェイルとローフィスとディアヴォロスの話を聞いた時も、実はついていけなかった。
けどシェイルは本当に…儚げで、ヤッケルと自分達だけで護りきれるような…半端な美少年なんかじゃなく…ディアヴォロス迄出て来ないと護りきれない、極上の美少年だったから…。

けれど護る代わりに体の関係を持つなんて。
一度ディアヴォロスを無意識にそう、睨んでた事があった。

けどディアヴォロスは、ちょっと困った顔をして
「私だって人間だ。
恋もする」
そう言われ、真っ赤に成って顔を下げた。

…そうだ。
ディアヴォロス程の人が…助けた代わりに体を寄越せ。
なんて要求する、筈が無い。
彼がそうするのは…本当に、シェイルの事が好きだから………。

たまにある王宮の舞踏会に父と共に訪れた時、見かける正装のディアヴォロスは、いつだって大勢の女性に取り囲まれていたから…全然思い浮かばなかった。
男性のシェイルに、真剣に恋をするなんて。

…ギュンターもてっきり…そっちだと思った。
オーガスタスと真剣に、恋をしてるんだと。
だから…憶測で二人の…寝室の中身を想像するのはどうかと…フィンスとヤッケルを、戒めようとした。
結果…出来なかったけど。

その後、校門に女性が詰めかけて来るのを見、更に全員と情事の約束をし、つまり…全員ともうとっくに…一度目を済ませてる訳で、ギュンターの性に対する奔放さに、理解を遙かに超えた人物だと、枠外に置いた。

けれど女性達と居るギュンターはとても男らしく見えたから…。
こんな風に、逞しく感じるのは、当たり前かもしれない。

見つめる美貌はもう、ちっとも弱々しく見えなかった。
女性達からしたらきっと…夢の王子様のように、瞳に映るんだろうな…。

ローランデは見つめ続けるギュンターから顔を下げて背け、そして一旦吐息吐いて顔を上げ、微笑んだ。
「もう、大丈夫です。
ありがとう」

そう…柔らかに告げられ、ギュンターはローランデの胸に回した腕をそれでも…下ろせずにいた。

つづく。

今日も読んでくれてありがとう

ミラーサイト

 『幼い頃』

このブログへのチップ 0pts. [チップとは]

[このブログのチップを見る]
[チップをあげる]

このブログの評価
評価はまだありません。

[このブログの評価を見る]
[この記事を評価する]

◆この記事へのコメント
コメントはありません。
◆コメントを書くお名前： URL：メールアドレス：(このアドレスが直接知られることはありません) コメント：

◆この記事へのトラックバック
トラックバックはありません。トラックバックURL https://kuruten.jp/blog/tb/aasulurind/309352