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「アースルーリンドの騎士」
オリジナル小説「アースルーリンドの騎士」
「二年目」のミラーサイトに成っちゃいました。
昔はこっちが本家だったんですが………。
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アースルーリンドの騎士『二年目』 64 監禁 5
[★二年目 連載]
2015年7月1日 11時46分の記事
とうとう…歯を抜いてしまいました…。
歯を抜く。って手術同様の負担。
と聞いていたので、歯を抜く前に。
と、早急にすべき事を大忙しで片付け…。
抜いた後は静かに…静かに…。
激しい運動、長湯は駄目。
だそうです………。
と言う事で、今日は二日分。
あ、絵は近衛二年目のオーガスタス。
近衛では左将軍補佐なんで、もっと厳しい顔ですが
マディアン相手だと、19の青年してるので
割と顔が若いです…(笑)
本人は“身分とっ払うと悪餓鬼”
と自分の事、言ってますが。
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イラスト入り登場人物紹介(まだ全部じゃありませんが…)
アースルーリンドについて。国の紹介
「二年目」を最初から読む
ブログ「二年目」の過去記事を読む
アイリスは駆け寄るローランデを馬上から見下ろし、にこにこと微笑む。
「幸い、この辺りに詳しい男を大公家の者が知っておりましたので…。
襲ったごろつき共の見当も付く。と。
必要とあらば捕らえて口を割らせ、誰に依頼されたか、吐かせることも出来ます」
ローランデはアイリスのその言葉に、呆けたし、ローフィスは顔を下げ、ディングレーも下げた。
だがアイリスは顔をはっ!と上げ、今だ辛そうに腰を上げようとしてるヤッケルと、素肌に布を巻かれた、デルアンダーの苦痛に耐える表情を見、低い…声で尋ねる。
「お怪我を…?
されたのですか?」
セシャルは、はっ。とした。
あの…拉致された小屋の時の…あの声色。
低い…感情を押し殺したような…小声なのに迫力のある…。
ローランデは俯く。
「デルアンダー殿は馬で体当たられ、馬の背から投げ出されて…」
アイリスはローランデと、ディングレーの気落ちした表情に、険しく尋ねる。
「…酷いのですか…?」
が、布を巻き終わったオーガスタスが、身を起こし振り向く。
「打ち身が大きい。
怪我は武人なら大した事は無い。
…まあ、暫くは痛むだろうが」
ディングレーが振り向くと、デルアンダーはオーガスタスに同意するように微笑みかけ…。
が、苦痛に表情を、歪めていて、振り向いたオーガスタスに
「今は大丈夫じゃ無い。
大人しく、良く効く痛み止めが来るのを待ってろ」
と言われ、苦い表情で苦しげに微笑んだ。
ローランデが聞こうとしたが、先にローフィスが、言った。
「経緯を、聞こうか」
アイリスは一つ、吐息吐くと、そっと告げる。
「ローランデ殿の、後を追って馬で走ってましたが…私の侍従は鼻が利く」
言って、むっつり…とその言葉を告げた。
「デルアンダー様私室の、シャクナッセル殿が拉致されたと」
その言葉で皆が衝撃を受け、だがローフィスだけは、顔色は青かったが、冷静に告げる。
「続けろ」
アイリスはローフィスを見つめると、囁く。
「それで私の侍従は心配になって、私の元へ馬を走らせ…私と合流し、私達は大公家の男からの報告を受け取った。
侍従…シェイムは、拉致されたシャクナッセル殿の後を付けるよう配下に命じていたので。
大公家の男らは、シャクナッセル殿がグーデン私室に閉じ込められ、後(のち)その部屋から出て行く、いかにも人相の悪い男らがごろつきを集める場も目撃し、奴らの拠点の小屋を見つけたそうです」
そこ迄言って、アイリスはローフィスを見つめる。
ローフィスが顎をしゃくるので、アイリスは続ける。
「報告に来た男は、奴らの隠れ家の小屋に見張りを付けたので、ご案内出来る。と。
それで私はその小屋へ出かけた。
覗いてみたが、中には誰も居なくて…けれどその間、報告が次々と入る。
男らは…教練の卒業生で、今は近衛の男達。
かつてのグーデンの、配下。
そして…セシャル殿を連れてこちらに向かっている。
そう聞いて…女性を、呼びに行かせました。
報告では、男達は男よりも女を、好むそうなので」
「女で釣って扉を開けさせ、力尽くでセシャルを取り戻したのか?」
オーガスタスに最後をかっ浚われ、アイリスは肩竦める。
「普通の男なら、扉を開け様殴り倒せたのですが。
かなりの手練れだったので、セシャル殿を助ける間足止めするのが精一杯でした」
オーガスタスが、頷く。
「俺が入学した時からずっと、殴り合いし続けてきた、根性ある男共だからな」
アイリスの、眉が寄る。
「それ、褒めてます?」
オーガスタスが吐息と共に俯き、ローフィスがそれを見て呟く。
「今の配下は皆、一発で沈むから、オーガスタスは鬱憤が解消出来なくて可笑しくなってる」
ディングレーもローランデも、それを聞いて同時に顔、下げた。
つづく。
今日も読んでくれてありがとう
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プロフィール
天野音色
さん
「アースルーリンドの騎士」
地域:
愛知県
性別:
女性
ジャンル:
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