くる天 |
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CANAL さん |
TALES OF NIGHTINGALE |
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ジャンル:ニュース マスコミ |
ブログの説明: 〜〜真実が浮かび上がるのは、夜。見つめるのは、ナイチンゲールの瞳。〜〜
「TALES OF NIGHTINGALE」にお立ち寄りくださいましてありがとうございます。当ブログでは、真実を見つめ続けるナイチンゲールの視点を借りて時事政治経済、フィギュアスケートなど関心のありますことについて硬軟問わずネットの森の片隅で語っております。 |
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総理の退陣時期 |
[”民主主義はタダでは手に入らない!”政治・経済・デタラメディア] |
2011年6月5日 17時30分の記事
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菅総理が退陣を表明してから、その時期についてさかんに取りざたされていますが、一刻も早く辞めろだの一ヶ月以内に辞めろだのと言っている方々は何を根拠にそう主張されるのでしょう?
鳩山氏、いつ辞めるかは、総理自身の専権事項であり、鳩山氏にそれを強制する資格はどこにもありません。そもそも普天間その他の対応でまごつき、それがために政権への支持を失い、菅総理の登壇を招いたのは、他ならぬ貴方ではありませんか。 一ヶ月で目途が立つというなら貴方が責任をもってそのお膳立てをすべきです。鳩山氏のみならず今回の不信任案動議に加担した議員の方々は、この非常時にそんなことしかできないのなら今すぐ作業服に着替えてガレキの撤去に従事すべきです。
不信任案が持ち上がって以来、ずっと気になっているのは、菅降ろしを言う方々は、総理さえ交代すれば全てが丸く収まるかのごとくの幻想を振りまくだけでそれ以降のビジョンを全く提示しないこと、そして、鳩山氏に関しては、地下原発等、未だ原発への依存を全く省みていないように見えることです。 もしそこに、仮に東電を初めとする原発利権からの働きかけに応じたそれら救済の意図があるのなら、まさに今回の動議は、国民のためでなく原発利権あるいは東電のための行動ということになるでしょう。 鳩山氏にしろ谷垣氏にしろ、菅氏の交代を言うのであれば、今後どのような対応をとるつもりなのか、特にエネルギー政策についてどのような立場をとるのか、きちんと明示すべきです。
そして小沢氏。 昨夏、本ブログで「民主党代表選が問うもの」にも書いたように私は先の代表選で貴方が代表になるべきだと思っていたほど貴方の「豪腕」には期待するものがありました。それだけに今回の貴方の行動には本当に失望を禁じえませんでした。 代表選において、仮想敵として代表選で貴方を踏み台にし、また事あるごとに反小沢をアピールすることによって命脈を得てきた菅氏の手法は決して褒められたものではありませんし、それに対する貴方の禍根も私は理解できます。しかしながら、今回ほど貴方が自らの言葉どおり「一兵卒」として政権を支えなければならない時はほかにありませんでした。
遺恨だの何だのそんなことを言っている場合ではない。一刻も早く東北をどうにかしなくてはならない。
もしそういう思いで事にあたっていれば、今後は、井戸の中からではなく、世間から貴方を推す声ももっと幅広く上がったことでしょう。メディアのいかな皮相な報道をしようと、これに踊らされることなく冷静に物事を見極めんとする人間は必ずいます。 かろうじて分裂を免れた今、今度こそ党内融和を図り先頭に立って挙党一致を呼びかけるべきです。「 百術は一誠にしかず」という貴方の座右の銘に今度こそ貴方自ら背くべきではありません。貴方にその度量があるかないかによって貴方のみならず民主党の命運が決まります。
退陣に言及した菅総理ですが、機先を制し、混乱を最小限に抑えたと言う意味では最善の選択だったと思います。が、少なくとも訪米までは総理を続けるべきだと私は思います。 何故なら、これまでの震災及び原発事故の経緯ならびに今後の展望について説得力ある説明ができるのは、実際に対応に当たった現総理をおいて他にないからです。 退陣表明した首相に外交は任せられない、という声もあるようですが、この間まで、首相がコロコロ変われば国の信用を失う、と言っていたのを都合よく忘れたとしか思えません。
震災処理に遅滞が生じたならば、それは、政権与党あるいはひとり総理だけの責任ではなく、今国政の場にある全ての議員の責任であることを自覚すべきです。
アメリカでは、民主でもない共和でもないアメリカだ、と言って共感 を得たオバマ氏が大統領になりました。今ほど日本の国会議員全員がこの理念を噛み締めなければならない時はないでしょう。
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