くる天 |
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TALES OF NIGHTINGALE |
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ブログの説明: 〜〜真実が浮かび上がるのは、夜。見つめるのは、ナイチンゲールの瞳。〜〜
「TALES OF NIGHTINGALE」にお立ち寄りくださいましてありがとうございます。当ブログでは、真実を見つめ続けるナイチンゲールの視点を借りて時事政治経済、フィギュアスケートなど関心のありますことについて硬軟問わずネットの森の片隅で語っております。 |
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首相交替の意味するもの 〜自称メディア編〜 |
[”民主主義はタダでは手に入らない!”政治・経済・デタラメディア] |
2011年9月19日 19時47分の記事
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八月の首相交替における野党の果たした「役割」は先週書いたとおりだが、野党と並んで看過せざるべきが、この間の自称メディアの暴論とも言うべき感情過多的偏向報道である。 そのなかから、NHKと四国新聞の報道を検証する。 NHKテレビ「(夜)7時のニュース」にて。 番組冒頭、ニュースは掴みが大事!とばかりに、張り切りまくった声で叫ぶ武田キャスター。まだ総理にあった菅氏を指して、 「まだ辞めません!」(「いつまで続けるんでしょうか!」だったかも) 自分の立ち位置が、ワイドショーの煽り役ではなく、ジャーナリズムの一端であるという自覚をこの言動のどこにも見出すことはできない。
菅氏退陣直後、NHKラジオ「 私も一言!夕方ニュース」にて「番組のご意見番」こと自称解説員、 「今は首相交替なんかをしている時期ではないが云々。」 ラジオもテレビもそれほど多くのニュース番組を視聴しているわけではないが、私がNHKで「今は首相交替なんかをしている時期ではない」という主旨の発言を聞いたのはこの退陣直後の自称解説員のコメントが初めてだった。それともそれ以前に言及したことが一度でもあったかしらね?NHK様。 本当に少しでもそう思うのであれば、不信任案騒動当時、あの時期の動議、あるいは野党のあり方に何の問題意識も持たず、即日ポスト菅と退陣時期に集中特化した自らをまず糾弾なさい。 先日の土曜だかにようやっと野党を含む政治のあり方やメディアのあり方についての番組が放送されていたが、遅すぎる。
NHKがこの有様なのだから後の自称メディアは推して知るべしというべきかもしれないが、次に、その「推して知るべし」の筆頭ともいうべき四国新聞を取り上げる。 菅氏退陣直後、四国新聞、 「6月の退陣表明後、約三ヶ月も居座り(中略)政治空白を長引かせたことは政党政治史の汚点として記されるだろう」 もしもあの不信任案提出時に、公債特例の確約もなく、野党や与党内野党の言うがまま、唯々諾々と退陣していたならばどれほどの混乱を生じせしめることになったか、この新聞社には想像もつかないらしい。 手動ベントと聞いて被曝の危険性を想像できず、建屋カバーリングの最大論点が最新技術と伝統技術の融合であるという、全く的外れているこの新聞にあっては、それを期待するほうが土台無理ということかもしれないが。 一体どういう収拾があったのか、是非とも聞いてみたいものだ。
そう言えばポスト菅氏を問う各種世論調査で、チラホラ名前が挙がっていた小沢一郎氏が、四国新聞が加盟する共同通信系の世論調査では絶対に名前が挙がらなかったのも不思議と言えば不思議な話だが、おそらくそこが”独自”調査なのだろう(笑)。
また、原発事故発災当時、 この新聞のGデスクは、福島第一作業員に、被曝をものともせず現場死守を言葉巧みに強要していたが、この新聞の振りかざすその正義観に鑑みて彼は放逐されたのだろうか?まさかこっそり机の影で原稿を書いてる、なんてことはないとは思うが(笑)、まぁ、その”こっそり”のほうがむしろこの新聞社らしいというべきかもしれない。 先程「言葉巧みに」と書いたが、こんな狡からい自称メディアは正面切って「被曝してでも現場を死守しろ」とは書かない。 「だからといって冷却作業をやめて逃げてくれだとか被災者はいいから自分のことを、などと誰が言えるのか。」
と書く。そこにあるのは、世論の威を借るキツネの姿であり、さり気ない世論誘導は自分が火の粉を被らなくてすむよう、巧妙に仕組まれている。そして、自分が批判の矢面に立たないようにするこの巧妙さゆえに、野党や与党内野党の暴挙よりもむしろ狡猾であり醜悪である。 更に、ここまで現場死守を叫ぶのであれば、現場放棄を申し出た東電を怒鳴りつけた菅氏を全面擁護してもおかしくはないが、そこにあったのは菅氏激昂だけを異様にデフォルメし、人格異常者の如く扱う記事だけだった。 これらの事実からだけでもこの社が如何に本来的なジャーナリズムから逸脱しているか、伺いしれようというものだが、震災発生以降、この新聞は菅内閣の対応に対して、ほとんど一片の評価もなさず、不都合不具合は悉く菅氏自身の資質に帰結させ、まさにつるし上げという言葉に相応しい記事を書き連ねた。 震災の対応が遅い遅いという。 あの東北太平洋沿岸全域が絨毯爆撃にあったようなガレキの連なる地平を一体誰がどうやればわずか三ヶ月で収拾できるというのか。 あるいは、原発事故対応が後手後手だという。 これだけの原発シビア事故をどうやればわずか三ヶ月で収束の見通しが立てられるというのか。 菅氏の原発事故対応を批判できるのは、正確克明に事故状況を描写し、打つべき手を一切の誤謬なく「前もって」言えた人間だけだが、そんな人間が果たして存在したのか。 私の知る限り、そんな人間なんか誰もいなかった。 原発深刻事故対応は、私に言わせれば基本的に「後手」だ。後手にならざるを得ないからだ。三ヶ月で福島第一の収束見通しを立てろという人々は、菅氏の対応の不手際をつまびらかにしているのではなく、実は、原発事故というものがどれほど深刻で人間の手に負えないものであるかすら理解できてないという自らの知見の浅薄さを証明しているに他ならない。そんな人々がジャーナリズムが担っている日本とはどういう国なのか。
前述した作業員への現場死守を強要に象徴されるように、その浅薄筆頭ともいうべきこの社が、野党同様、それらの理論的思考停止は丸ごと棚に放り投げて先頭切って政府対応を糾弾するという光景は、荒唐無稽というより言葉では軽すぎる狂気じみたものがあって、失笑よりもまず戦慄を引き起こされる。
そして、先に「首相交替の意味するもの」で指摘した、あの時点で首相交替が画策されることへの何らの疑問もなく、前述のNHK同様、即日ポスト菅と退陣時期に集中特化し、野党の暴挙を率先垂範して後押し続けた状況に至っては、もはやジャーナリズムの片鱗すらかなぐり捨ててデマゴーグの王道を突っ走ったと言っても過言ではない。 こんな新聞社に、菅氏の対応を批判する資格はそもそもない。
菅氏の対応の検証よりもまず検証・糾弾されるべきはこの非常時に党利党略にまい進した野党であり、それを鼓舞し続けたこれら自称メディアに他ならない。 いくら首相が高潔無比で有能だろうと、周りが腐ってれば何もできない。そんな簡単なことがこの四国新聞という痴呆紙、もとい(笑)、地方紙には理解できない。どころか、その腐った一翼をほかならぬ自分自身が担っているの自覚もなく、もっともっと腐れとばかりに政局を鼓舞して止まない。これが震災以降、この新聞社の果たした「社会的役割」であり、こんな新聞に真っ当なジャーナリズムを期待するというのがそもそも無理な話というものだろう。 やれ誰某が泣いの怒ったのとそんなフォーカスしかできず、震災対応で何か不都合があれば全て首相の責任に帰結させ続けた報道を全面展開して恥じないこの新聞は、真摯に政治を考える弊害になりこそすれ、政治を読み解くよすがにはなりはしない。 公正中立冷静のジャーナリズムの精神に照らして既に終わっているということだ。
菅氏の対応に如何な誤謬が存在したにせよ、これに一片の評価も与えず、一挙手一投足をあげつらって罵倒し倒すような世論・報道は、誰が何と言おうと間違っている。 この社の愚行の数々については、いずれ稿をあらためて取り上げたいと考えているが、今から三ヶ月後、菅内閣に要求した全ての事態に収束なき場合は、当然その責任を取って、それこそ「居直り」、「居座り」と批判される前にメディアの場から退場すべきだろう。それが自分の言葉に責任を持つメディアの取るべき道というものだ。 再度言う。 いくら首相が高潔無欠で能力に富もうとそれを取り巻く与党や野党は言うまでもなく国民の末端に至るまで共に悩み共に歩む姿勢なくしてこの国難から立ち直ることは決して出来ない。
退陣までの三ヶ月、菅氏を「居座る」と表現し続けた四国新聞が、その思考のまま、何故海外の首長を糾弾しないのか、不思議でならない。 予告なき大停電を引き起こし、担当部局を30分にわたって叱責し続けた韓国の李大統領。 四国新聞の理屈で言えば、如何に李大統領に理あろうと、「怒鳴り散らすだけの首長」となるのは必定だ。実際、この新聞が韓国在住なら、菅氏を糾弾し続けたその独自のものさしに鑑みて、今頃は李大統領が激昂した、そのことだけがまるで最大の問題であるかの如く取り上げられ紙面に踊りまくっていることだろう。 それとも自社の論理が自国政府限定だというなら、その言論の整合性・一貫性は言うまでもなく破綻瓦解している。 もとよりこの社の論理にそんなものを期待すべくもない。 あるいは、原油流出の収拾に手間取り、債務上限引き上げにすったもんだして米国債格下げを招き、アイリーンの収拾に数週間はかかると言うオバマ大統領。 菅内閣当時、菅氏には一点の評価もないと言わんばかりの言論に終始したその精神に鑑みて、オバマ大統領に言ってみればいい。 「我が国では都市が丸ごと水没するような千年に一度の震災+原発事故でさえ、三ヶ月で目途が立たないのはいかがなものかと不信任が提出されるのに、良くこれだけ↑まごついて辞任要求が出ないもんですな。まことにけしからん話だ。」 とね。四国新聞の理屈ならこういう話になるはずなのだから。 言ってみればいい、世界に向かって。 狂ってるのはどっちか、はっきりするはずだ。
参照:新聞各紙は各図書館で参照できます。(はず…以前は出来てましたが今はどうなんでしょう?多分できると思いますが…。)
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内閣官房広報室 (複数あり): 03-3581-6467 03-3581-0101 安倍晋三事務所: 03-3508-7172 NHK(@御用)ふれあいセンター: 0570-066-066(この番号が使えない場合:050-3786-5000)受付時間:午前9時〜午後10時(土・日・祝も受付) 四国デマ新聞 読者相談室: 087-833-5552
後日検証のため、通話内容をICレコーダーなどで録音されることをお勧めします。
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