くる天 |
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CANAL さん |
TALES OF NIGHTINGALE |
地域:指定なし |
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ジャンル:ニュース マスコミ |
ブログの説明: 〜〜真実が浮かび上がるのは、夜。見つめるのは、ナイチンゲールの瞳。〜〜
「TALES OF NIGHTINGALE」にお立ち寄りくださいましてありがとうございます。当ブログでは、真実を見つめ続けるナイチンゲールの視点を借りて時事政治経済、フィギュアスケートなど関心のありますことについて硬軟問わずネットの森の片隅で語っております。 |
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増税とマニフェスト |
[”民主主義はタダでは手に入らない!”政治・経済・デタラメディア] |
2012年3月25日 19時35分の記事
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増税は不可避です。
増税反対を言う方々は、では増税なくしてどうやって国庫を賄うのか、代替案を提示しなければ、単なる反対のための反対、お気楽な反対論に過ぎません。日本国債を請け負っているのは主に日本国内金融機関だから、ギリシアとは訳が違うという意見があるようですが、だからと言ってこれほど積み上がった借金をこのまま放置していいことにはなりません。なにがしかの対案を出すこともなく、また、とことん議論することもなくの反旗や離党は拙速の極みであり、野党の思うツボです。党を割る等はもっての他の自滅行為であり、反対派は本当に回避したいのが選挙で負けることではなく、増税なのであれば、どんなことがあっても一致点を見出すべく政府と知恵を出しあいとことん議論を尽くすべきでしょう。そして一旦結論に達すれば、一枚岩となって死に物狂いで国民の説得にあたるべきです。そういう意味では今ほど結束しなければならない時はありません。また、国民の側もとにかく増税は嫌だ、と聞く耳持たずに拒絶するのではなく、議論の中身を丁寧に検討する事が不可欠だと思います。
増税の中身については、できればどんなに切り詰めても絶対に必要なもの--たとえば、生鮮食料品などですが、それらはやはり減免措置を講じるべきだと個人的には思います。他方、ブランド品や奢侈品は税率を跳ね上げても構わない。人間、バッグやタンスがなくても死にませんが、食べるものに事欠けばただちに死活です。
支出ですが、定数削減も給与引き下げもやらないよりはいいでしょうが、主には国民へのエクスキュースとして機能するに過ぎず、焼け石に水であることは自明です。公務員の一律的な削減は、むしろ役所としての機能低下や人員不足等の弊害についても件等が必要でしょう。 それよりも八ッ場ダムに代表される、大型プロジェクトを見直すことが歳出削減においては不可欠です。以前も書いたと思いますが、八ッ場にこれほど時間と費用がかかっているにもかかわらず未だ完成を見ていないのは、工事を長引かせることによって国庫を食い物にしている利権がいるからです。 工事が長引けば長引くほど、あるいは大掛かりであればあるほど利権が得をするような仕組みを抜本的に見直さなければ、いくら血税を搾り取ったところで、穴の開いたバケツです。 増税と大型公共工事は言わば二律背反であり、石原都知事も一方で増税を推しながら他方で八ッ場を推すとなればいいとこ取りの謗りは免れないでしょう。その自己矛盾を自覚することなく、増税を言うことは決して許されるものではありません。
そして、増税において最も重要なポイントはある所から徴収し、ない所に回すという、富の再分配です。逆進性の解消だけでは不十分であり、経済的弱者層については、むしろ軽減措置等で税負担の軽減を担保できれば、心理的な抵抗感も随分違ってくると思います。 福祉への投入も最終的には財の偏りの是正に寄与するものではありますが、直感的に両者が結びつきにくいため、十分な説明が必要でしょう。
とにかく、増税に限らず転がる石に苔は生しません。選挙やコロコロ役者を変えてる暇があるなら、辛抱強く知恵を出し合う以外にありません。
もう一点。
自称政党の自民を初めとしてマニフェスト違反を声高に叫ぶ人々が未だ存在しますが、それらの人々のなかに、政権交代がなったあの衆院選時、その直後に千年に一度の災害とそれによって誘発された原発過酷事故という国難とも言える未曾有の今を想定出来た者が一人でもいたのか。
それによってもたらされた社会の変化は、決して通常想定されうる事態と同列に語れるものでは到底なく、社会状況を一変するほどの激変であり、であるならば、状況に応じて施策を変更することはある意味で当然です。
言葉に縛られて本来必要とする施策が講じられないというような事態こそ、最も避けなければならないタブーであり、マニフェストに囚われずに必要な施策を講じることは、マニフェストの文言死守よりも優先されてしかるべきと私は考えます。
そう言った丁寧な経緯の検証抜きに、とにかくマニフェストに書いてある、書いてない、と言った自称野党や自称メディア、及び自称専門家集団の主張は、まさに言葉尻を捉えた幼稚で乱暴な揚げ足としか私には思えません。
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後日検証のため、通話内容をICレコーダーなどで録音されることをお勧めします。
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