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くる天
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TALES OF  NIGHTINGALE-ブロくる
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TALES OF  NIGHTINGALE
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〜〜真実が浮かび上がるのは、夜。見つめるのは、ナイチンゲールの瞳。〜〜
「TALES OF NIGHTINGALE」にお立ち寄りくださいましてありがとうございます。当ブログでは、真実を見つめ続けるナイチンゲールの視点を借りて時事政治経済、フィギュアスケートなど関心のありますことについて硬軟問わずネットの森の片隅で語っております。
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only it in millennium 〜Dear Mr.Brian Orser, 〜
 
2012年3月27日 19時30分の記事


(いつも拙ブログにお越しくださいましてありがとうございます(はは〜〜っ!)。お読みいただくにあたっての注意なんですが、あのっ、政治経済関連で本ブログにお越しくださっている皆様、こちらは完全病膏肓発狂モードのフィギュアネタ投稿になります。よってに、これまでお読みいただいた政経モードのままこれ読むと間違いなく頭が混乱しますので、一旦頭を娯楽モードに切り替えてからお読みいただくか、華麗にスルーお願いいたします…。)
------------------------------


Dear Mr.Brian Orser, …以下全文、本来なら英語変換しなくてはならないところなんですけど、あまりにも動揺がすさまじくてそこまで持っていく時間と気持ちの余裕がまるでありませんでひた…日本語書くだけで一杯一杯…です…平にご容赦…よほど貴方の公式サイトフォームから直談判送信しようかとも思ったけど文字化け祭りになりそうな気がしたのでブログに載せまひた…。)。 

あ、そいと。
昨季4CC散髪の件があるので念のために書くけど、こっちは巻き毛禁制よ、貴方へのメッセは後で書くわ。こっちはオーサー宛。

親愛なるオーサー様。

ご活躍は常々…なんていう前置きはこの際すっ飛ばさせていただきますわ、私的それどっこじゃない真っ向スクランブルレベル7事態なので…ご容赦のほど。
単刀直輸入に申し上げますわ、

巻き毛、もとい、リッポンのコーチ辞められたって本当ですの!!?

…おまいは今頃何言ってんだ?というお言葉はごもっとも、んでもこの周回遅れの原因は他でもない、昨季全米巻き毛撃沈にあります。そのあまりのショックに突発性フィギュア視聴拒否症候群を発症、見ざる聞かざるを貫くこと一年、先月になって初めて貴方が巻き毛のコーチを辞められたということ知り、追加の驚天動地の凄まじさに言語機能がひっくり返ること更に一ヶ月…福島第一原発並みの冷却作業を経てようやくなんとかヨロヨロお手紙書けるまでに言語機能が復旧したばかり…要するにこれでも可及的速やか。ってやつですの。ま、そのあたりの経緯詳細については掲示板のほうを頭からご参照くださいませ…ああ、お水が60センチって、二号機…膝上レベルじゃん…アロワナも飼えない…。

本題です。


まさか。

まさかこんなシナリオが待ち構えていようとは、2010JOで第二番に蹴つまづいた時には夢にも思わなかった私です…不肖ashley0122joe、ナショナル以来の、いや、ナショナル以上の驚愕絶壁の極み(ほんと実際甲乙つけがたいもんがある…)で今だにマリアナ海溝どころか暗黒星雲漂流中…。

オーサー様(←『必殺仕事人』の「ムコ殿。」の口調で。って仕事人見たことない外国の方には説明のしようがねーな。)。

もっと巻き毛に優しくしてあげて。

第一報を聞いた時は、何の事だか訳が分からずもしかしてバクチ3Aやらナゼナゼナショナルやらをそっくりそのまま貴方のせいにしてトカゲのシッポ切りかと一瞬本気であの小僧に殺意を抱いてしまった私ですが、理由聞いてひっくり返りました。

テクニカルでも戦略でもなく、まして方向性の不一致でもない。

ただ、貴方のupsetがやだ、なんて(※1)。心底泣けたわ、



アホらしすぎて。



オーサー様。

もっとあの巻き毛に優しくしてあげて。

小僧が貴方を解……解任(ガクブルガクブル)したことも勿論不意打ち以外の何物でもありませんでしたけど、それ以上にこの理由は本当に意外だった。
私は奴がモロゾフの時の硬い表情と打って変わっていつもやーらかい顔してるものだからてっきり貴方が奴をうんと甘やかしてるものだとばかり思ってたのよ…ううん、多分甘やかしてたはず、だってほとんどナメてるとしか思えない、この理由…いかん、また怒りが…あんの小僧……まそこはおいといてっ!
昨季全米FPプロ終了時のあのにゃんこ顔!きっとちゃんと甘やかしてはくれてたと思う。

んでも。
でもでも。

もっと優しくしてあげて。

勿論、力が入るがゆえに、落胆もまたとめどもなく果てしない。ということは分かる。分かるわよ、それ。皆まで言うなかれ、それもう聞かなくてもわきゃる、痛いほどわかる。説明不要。の全く異議異論なし。

オーサー様 「ほんっとわかってねーんだよなーあいつは。力入るからこそ!upsetもするのによー。」
ashley0122joe 「ウイウイムッシュー、分かりますわ〜、ミーツーミーツー!!ソーアムアーイ、ソドゥアーイ!!!(あまりにもまどろっこしいのでよっぽどローマ字表記にしようかと思ったけど、一応ここ日本語サイトだし)、イッツハゲドゥゥゥー。私ならキスクラでサバオリしてますわ〜ホント師匠のココロ、弟子知らず、奴のスリリング極まりないアドベンチャー演技を間近で見てる身にもなれっ!ってトコですわ〜。」

って三日三晩でも語り明かせる。
まだ理由知らなかった時は、やっぱりあの時(昨季全米FP終了全開ガッツポーズお披露目時)〆ときゃ!って速攻思ったくらいだもの。
でもでも背負い投げだ絞めあげだって息巻いてた私が言うのもナンなんですけど、部外の私はそれで良くてもコーチがそれだと選手はやっぱりつらい。と思う、コーチは心技両面において最後頼みの綱にして運命共同体、だから。

ナショナルはいいのよ。スケアメだってキスクラで(多分)リプレイの間中貴方にお小言くらって奴はホントーッ!に怪訝そうなカオしてたけど、あそこはむしろちゃんと釘さしていい場面だったと思う。
でも4CCはダメ。なんであんな顔してたか、ちこっと心当たりがないこともないんだけど、それ考えるともう今すぐ太陽系離脱したくなるけど、それはさておき、あんな逃げるように戻ってきてるのに貴方にダミだこりゃ、みたいにされたら、そりゃいかな能天気な巻き毛だって気持ち潰れちゃうわ。逃げ場なくなってしまう…。だってその動揺をその場で受け止めてあげられるのはコーチだけなんだものね、おそらく。
無意識ではあっても巻き毛は貴方にそれを期待していた。まぁ、それくらい凹んでたということなんだけど、そして、

応えてもらえなかった。

これは、貴方がそれまで巻き毛にクールだったからではなく、むしろ逆に大いに甘やかし放題だったからこそだと思うんだけど、あの時ほど貴方の「受容」が必要な時はおそらくなかったのよ、きっと。今季ダンジェン氏のぎうぎうハグハグぶりを見てあらためて確信したわ。
動揺をまるごと受け止めて大丈夫だよって背中のひとつでも叩いて欲しかったに違いない。
それなのにあんな風に突き放されて巻き毛がどれほど傷ついたか、想像に難くない。貴方としては自分がゲイだから意識的にスキンシップを控えてる部分があったかもしれないけど、あんな風に横でやれやれ困ったもんだみたいに溜息つかれたら、奴の立つ瀬がないわ。そういう態度が必要な時も勿論あるけど、あの場面ではそれが完全に裏目に出てしまった。

オーサー様。

期待しなければ誰も傷ついたりしないわ。傷つくのは期待してそれが得られなかった時だけ。

昨季ナショナルでもう嫌!もうほんっと嫌っ!!っていうほどそれを味わった身としては、その巻き毛の気持ちも分かるのよ。

期待しなければ傷ついたりしない。
最初からそんなものもらえないと思えば傷ついたりはしない。

もしも巻き毛が貴方のあの態度にそれほど傷ついたとしたら、それは彼が貴方に寄せた期待の大きさの裏返しにほかならない。テクニカルや戦略的なものだけを期待していたならあんなことにはならない。
誰より貴方に自分の苦しみを分かってほしかったし、分かってくれると思ってた、当たり前といえは当たり前だけど。文字通り全ての苦楽をともにしたその筆頭株主はまぎれもなく貴方なんだもの。その貴方にあの場面であんな風に突き放されたら巻き毛は気持ちの持って行き場がないよ。

あのナショナルショートのフィニッシュの後、巻き毛は貴方しか見てなかった。
まるで貴方の顔にSPの悪夢を取っ払う解除コードでもあるかの顔してほとんどすがりつかんばかりに貴方の顔だけ見てた。
そしてあの時は相応のフォローになってた。というより一晩であそこまで立て直すなんて舌巻いたわ、ろくすっぽハグハグもしてないのに、一体どんな魔法を使ったんだか。まぁもともと一晩寝たら忘れる切り替えの早いタイプなのかもしれないけど。
そしてある意味、その時以上にシッポ踏まれた犬みたいな(…もっとほかに例えようないのか!ないなあ…私的にこれが一番近い…ぎゃん!っていうあれ…。)すごく動揺した顔してた、4CCフリー。

リンクで傷ついて、そして今度は貴方にそれをフォローしてもらえなくて、二重に傷ついて、それで二番目のほうがむしろ彼には耐え難かった---------ある意味、ツボすぎて喜んでる場合じゃないのに思わず一瞬大爆笑してしまったんだけど。だってぇ〜、さっきも書いたけど、相手にそれを望むくらい、それがもらえて当然だと思うくらい、ビジネスライクな関係じゃまず有り得ないパターンなんですもの〜(笑)。
貴方の指導方法だとかそんなものよりフィギュアとまるで無関係な部分が、どうしようもないほど傷ついたポイントだったなんてある意味ツボすぎ。だったんですもの〜。
私なんかここでオーサー様、絶妙のフォローをっ!って思いっきり期待したクチだったんだけど、きゃつもそうだったなんて、もうあまりのツボジャストミート加減に思わず万歳三唱(もし巻き毛が最初の警告にもかかわらずこれ読んで苦虫噛み潰してたとしても、ナショナルのあのガッツポーズとおあいこだわ、絶対同調できない、あのガッツポーズ)。

----------もしあそこで貴方が絶妙レシーブフォローしてたらこんなことにはならなかったのかと思うと臍を噛み切る思いだわ、オーサー様。

今回の解任は、沈着冷静な判断によるものとはとても思えない。私的に

計画性必然性説得力蓋然性まるで無し。

3Aを見直すって一体貴方を解任してどこのジャンプのスペシャリストにコーチ頼んだのかと思ったらダンジェン氏に本決定するまで一時貴方がコーチをしていた時のジャンプコーチをコーチに指名…ってなにそれ?それなら、何も貴方を切らなくてもそのままそのコーチに重点的に見てもらえばいいだけのことじゃん!って速攻突っ込みいれたわ。突然指名に預かったそのジャンプコーチとやらも「えっ!なんで俺!??」とか、さぞかしアワ食ったことでしょう。
要するに後任人事なんかまるで頭になかったのね…後任のあてもなくとにかく貴方から逃げ出したかった、ってことよ。
それだけ見ても感情が先走った末の後先考えない拙速としか思えない、ほとんど苦し紛れの方便に近い------------つまり、全く理に叶ってないってことよ。

結局ダンジェン氏に落ち着いたわけだけど、なんで3Aの見直しのためのコーチ変更が彼になるのか、さっぱり理解できないわ。で、掲示板にも書いたように、しずちゃんの改善についついつられてまるで見当違いのコーチ変更じゃないのか、とあらためて火噴いたわけだけど、唯一理解できる理由があるとすれば、上記upsetのくだりにもあるように、やはり精神的なフォローの部分に他ならない。それが彼の要求レベルに追いついてなかった可能性が高い-------巻き毛にとってほとんど耐え難いほどに。

演技の出来がどうであれ、貴方が笑って流してさえくれていれば巻き毛はそれで十分だったのよ-----------この部分については、貴方が懸念していたように確かに巻き毛に考えの甘いところがあるのは否めないし、そんなメンタリティで果たしてソチを目指すことが出来るのか、については貴方同様、私も判断の揺れるところだわ。でもやはり本当にメリメリめり込んでいる時はまずフォローして支えてあげないと。全米のキスクラなんか見てたら、貴方に褒めてもらいたくてやってた部分も少なからずあるように思えたもの。

巻き毛に優しくしてあげて、オーサー様。

もし高橋−長光ラインなら、派手に口ケンカして三日経ったら忘れてるレベルだと思うだわ、今回の理由。
だけど彼はそんな風に処理できない、だって、高−長ラインが思う存分ケンカできるのはおそらくは過ごした年月の長さゆえだし(それにしても長光コーチも相当気使ってるはずだけど)、そんな風に貴方に突っかかるにはまだまだ遠慮があり過ぎたわ、第一貴方は巻き毛の”専属”じゃないもの。もうひとつには性格的な理由があると思うんだけどそこまで書いてるとただでさえいい加減長いこのうなぎの寝床メッセが果てしなくうなうなするのは必定、なので今回は省きます。この後、このメッセに輪かけて長い(はず)巻き毛宛て書くつもりだし。
とにかく、だからこそ、どこにも逃げ場がなくなってしまった。申し訳代わりに気心のしれた(かどうか正しいところは不明ですけど)サブをわざわざ後任指名したのもそう考えれば全く矛盾がない。

奴はキムとは違うのよ、オーサー様。彼女はある意味大人以上に非常に醒めた目で物事を見ることができるし、必要とあらばどんなつらい仕打ちにでも耐えられる選手かもしれない。彼女なら、例えコーチにどんな仕打ちを受けようと、このコーチはそういうものなんだと割り切ることができるように思える。
でも巻き毛は違うのよ。もっとずっと相手の挙動に敏感だし、考えようによっては自律に乏しい甘えたとも言えるけれど、人との感情のやりとりに敏感なことそれ自体は別におかしいことでも何でもない、むしろ精神的な健全性を示す場合だってあるはず。

例えば、どん底から這い上がる根性を!と思いぶりで崖から突き落としたら、キムならそれが必要だと思えば、肩のひとつも竦めつつヨジヨジよじ登ってくるかもしれない。でも巻き毛はダメ、崖底で蹲ってそれきり石化。少なくとも突き落としたのが貴方の場合、ただもう信頼するコーチに崖から突き飛ばされたのがショックで頭真っ白、泣く泣く崖から落とさないコーチを探しに行くタイプだわ、あの小僧は。スポ根中のスポ根、『巨人の星』見たら貧血起こすわね、多分。

少なくとも奴にとってはコーチはつらい時には思う存分ヨシヨシしてほしい、そういう存在なのよ。
奴はスパルタに慣れたキムとは違うのよ。これもひとつのコーチのタイプであると割り切ることができなかった。自分でもうちは陽気なアメリカ男と思い込んでた分、ショックも相当だったはずなのよ。尚更ある種ウェットなほどの綿密なメンタル面でのバックアップが必要なんだわ。

何よりあの場面でそれをいうのは酷だわ。あの仕打ちは、公衆の面前で、「お前は本当に出来の悪い、どうしようもない奴だ」と言い放ったに等しい。少なくとも彼がそう受け取ったとしても不思議ではない。例え巻き毛がボンボンロミオだったとしてもあれを甘受しろというのはあまりに酷だわ。

巻き毛が意識としてそういうことを思ってるかどうかは分からないけれど、奴にとってコーチというのは、何よりも自分の立場を分かってもらえる人なんだわ、きっと。冒頭、「アホらしすぎて」って書いたけど、彼にとってはアホらしいことでも何でもない、何より大切な真実なんだわ。時には未来を左右しかねないほどに。

もっと彼の気持ちに寄り添ってあげてほしい。
何も4CC(昨季)のラコステのコーチみたいにしろとはいわないわ、-----------別にやりたければやってくれても構いませんけど(笑)。むしろあの場面はそのくらいでも良かったと思うし。でも、そんなじゃなくても、

もっと優しくしてあげて。

でないと彼は動けなくなる。

あんな風に巻き毛を追い詰めないで。巻き毛の逃げ場でいてあげて。

責めてるんじゃないの。貴方が既にそれを理解していることはもう知っているわ。

今回のコーチ変更で巻き毛のスキルが劇的に変化するなんてことはまずないと思ってる。

別にファンの贔屓の引き倒し(ある意味本当に引き倒してるかも…浴びせ倒し…(笑))で言ってるんではなくてよ。

あのアクセルは”難病”だし、今季ナショナルにしたって、単に相対評価が吉に出ただけだと思ってる。与太る3Aという深刻なアキレスを持っているのに貴方抜きでソチを目指すなんて無謀もいいところだわ、無茶苦茶よ。一体どこのコーチに貴方の肩代わりができるというの?

早晩行き詰まってもおかしくはない。

何より、第二番で見せたその表現追求の可能性。

あの第二番がなければ私は絶対にリッポンを見つけることはできなかった。

第二番遭遇後、それ以前の巻き毛プロをいくつか拾って見てみたけど、あらためて確信したわ、仮にそれらを全て見ていたとしても、奴を見出すことはできなかったって。
第二番以前の彼は、技術面はともかく表現において、所作の美しさは確かにあれど、まぁ、フツーの選手に毛がはえた程度のどっから見てもありふれた選手だった。あれほどのポテンシャルがあるとはとても想像できない。

貴方の示したこの第二番がなければ彼には巡りあえなかった。


今回の変更は4も持たない奴の、最大の武器であると言ってもいい表現を持つあの腕を、まるでそれを理解せずに単なる肉の塊としか見ない肉屋に売り渡すに等しい。

これほどの損失と錯誤が他にあるかしら?臍がいくらあっても足りないわ。

今の巻き毛は、まさに、監督の力量を過小評価して小出監督という最高のカードを捨てたマラソン高橋の運命に置かれているようなものだわ。巻き毛の場合は高橋と違って新しいコーチがついてはいるけど、貴方がしたような洞察管理があの小僧、あるいは、新しいコーチにできるわけがない。

さっき行き詰まる可能性は少なくないと書いたけど、今更なんでこんなものを書いたかと言えば、見事行き詰った暁にはどうか手を差し延べてあげてほしいからよ。
彼を、彼の才能を真に掬いあげてあんな風にプロに写像することができるのは貴方だけだわ。リッポンのあの腕には誰より貴方が必要なのよ。そしておそらくは逆もまた真のはず、貴方のあの解釈を巻き毛以外のどの腕もおそらく体現できない。フェルナンデスにも、誰にも。

貴方の解釈と、巻き毛の腕と、いずれかが欠けても成り立たない千載一遇があのプロにはあった。

ほとんどそれは運命と言っていい。

私は、私はこの類い稀なセッションがこんなつまらない理由で断たれてしまうことが何より惜しい。地上の私でこの思いなれば天空のミューズの嘆きは計り知れない。むしろ彼女がそれを私にこうして代弁させるためにあのJOの第二番を見せたのかと思うくらいだわ。

この分かたれた魂の邂逅のようなセッションがいきなり幕だなんて巡り合わせたミューズが泣くわ。

貴方は、4無し病気持ちの奴が切れる唯一最後のカードなのよ。

あの第二番を、千年後に一瞬だけ煌いた彗星にしないで、ミスター。



(※1 http://newsblogs.chicagotribune.com/sports_globetrotting/2011/04/first-kim-now-rippon-what-does-latest-split-mean-for-orser.html)


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フィギュアについては、個々の選手およびフィギュアというスポーツの特性についても取り上げてみたいと思っておりますが、個々の選手についての記事につきましてはなるべく客観的に捉えて生きたいと考えておりますので、ファンの方にとりまして耳あたりのいい話ばかりにはならないと思いますので、ご贔屓選手については賞賛コメントしか受け付けないという方がおられましたら、その選手についての私の記事はどうかスルーでお願いいたします。文中敬称略にて書かせていただきます。
なお、著作権は”TALES OF  NIGHTGALE”に帰属しております。無断転載等はお控えください。
以上、よろしくお願いします。


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