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1. 山猫 2006年8月29日 18時56分 [返信する] 石敢當に関する丁寧な解説、ありがとうございます。石敢當には、ちょっとした思い出があります。13年前、私は与那国の製糖工場で働いた後、船で台湾に行き、そのまま南下して東南アジアを旅しました。ベトナムのハノイを訪れた時のこと、市の中心地にある池のほとりで偶然、石敢當を見つけたのです。それは、岩をコンクリートで固めて造った築山に、埋め込まれる様にありました。沖縄では石敢當が魔除けだとは知っていても、由来は誰も知りませんでした。でもこの瞬間、石敢當が旧漢語圏の文化だと判り、文明の流れを体感したようでゾクゾクしたものです。(もちろんベトナムはかつて漢字を使っており、北部は中国系王朝が支配していたこと、琉球が明朝の影響下、アジア諸地域と流通していたことは認識の上。)そこには特に説明書きがあるわけではなく、通りを歩く人達だって、誰も気に留めちゃいません。しげしげと感動して眺めているのは私一人です。その後、中国人に尋ねたこともありますが、よく知らないようでした。現代では沖縄以外ではあまりないでしょうし、もっとも北京辺りの中国人では当然でしょうか。懐かしのA−ha体験です。
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