| ルネ・ラリックとは アール・ヌーヴォーとアール・デコ |
| [文化] |
| 2006年9月6日 10時56分の記事 |
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ルネ・ラリックをご存じですか？ アール・ヌーヴォー様式の中でも有名な作家の１人です。 私は先日まで、その彼の存在すら知らずにいました。 友人に連れられて、箱根のラリック美術館を訪れました。 正直、好奇心はあるものの美術とは縁遠い人間であったため、すごく感心を持っていたわけではありませんでした。 でも、太陽の光が降り注ぐ、緑豊かなその美術館に 足を踏み入れてから興味を惹かれました。 何も知らない私に親切丁寧に説明してくれる友人のおかげで いろんな見方 アール・ヌーヴォーとは 等々 勉強になりました。 彼の作る香水瓶は多種多様にあり 全てが繊細でした。 また、友人が言うように 曲線の美しさにはすごく感心しました。 曲線美という言葉はこの様式にあてはまります。 裸婦デザインの瓶も綺麗で細かな造形も 石・金属・ガラス・樹脂など 素材を選ばない装飾品にいたるまで 魅了されてしまいました。 女性をモチーフにした柵や 風の精 シルフィード 蝶の精 テーマも様々で 裸婦・トンボ・かげろう・ツバメ・雀・・・・・ いつか オリエンタル急行に乗ってみたいですね。 世界遺産に興味を持つようになってからか こういう美術を含めた 文化遺産的なモノに興味を持つようになりました。 少しずつだけど 視野を広げて行きたいと思います。 何も知らない私に 自分が楽しむことを割いてまで教えてくれた友人にも感謝です。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ ルネ・ラリック ルネ・ラリック（René Lalique、 1860年4月6日 - 1945年5月5日）は、19世紀〜20世紀のフランスのガラス工芸家、宝飾（ジュエリー）デザイナー。 アール・ヌーヴォー、アール・デコの両時代にわたって活躍した作家。 前半生はアール・ヌーヴォー様式の宝飾（ジュエリー）デザイナーとして活躍し、その分野でも第一人者として名声を得ていた。宝飾デザイナー時代から、素材としてのガラスに注目していた彼であったが、ガラス工芸家に転進するのは50歳を過ぎてからである。花瓶のような工芸品から、豪華客船の装飾、ガラス製の噴水に至るまでさまざまな分野の作品があり、彼の後半生は近代ガラス工芸の開拓者として、また、素材としてのガラスの可能性を広げた点で、ガラス工芸史上に特筆される。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ アール・ヌーヴォー アール・ヌーヴォー （仏:Art Nouveau） とは、19世紀末にヨーロッパで花開いた新しい装飾美術の傾向を指す。有機的な自由曲線の組み合わせ、鉄やガラスといった素材が特徴。Art Nouveau はフランス語で「新しい芸術」を意味し、パリの美術商、サミュエル・ビングの店の名前 Maison de l'Art Nouveau に由来する。 アール・ヌーヴォーという言葉で、狭義に19世紀末のフランスの装飾美術を指す場合と、広義にアーツ・アンド・クラフツ以降、世紀末美術、ガウディの建築までを含めた各国の傾向を総称する場合とがある。（後者をドイツ語圏ではユーゲント・シュティールということがある） アール・ヌーヴォーは日本美術の影響を受けていることが指摘される。ビングの店でも日本美術を主に扱っていた。当時流行していたジャポニズムの影響を強く受け、浮世絵に見られるような平面的かつ装飾的な空間構成を取り入れている。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ アール・デコ アール・デコ（仏：Art Déco）とは、一般にアール・ヌーヴォーの時代に続き、ヨーロッパおよびアメリカ（ニューヨーク）を中心に1920年代から1930年代にかけて発展したデザインのこと。 流線型やジグザグ模様など直線と円弧を組み合わせた幾何学性が特徴。メタリック調の物が多い。 アール・デコのデザインは1925年に開催されたパリ万国装飾美術博覧会で花開いた。博覧会の正式名称は「現代装飾美術・産業美術国際博覧会」（Exposition Internationale des Arts Decoratifs et Industriels modernes）、略称をアール・デコ博といい、この略称にちなんでアール・デコ様式と呼ばれるようになった。また「1925年様式」と呼ばれることもある。 キュビズム、バウハウス、古代エジプト美術、ロシア・バレエ、東洋美術などの影響が指摘されている。世紀末のアール・ヌーヴォーは植物などを思わせる曲線を多用した有機的なデザインであったが、自動車・飛行機や各種の工業製品、近代的都市生活といったものが生まれた時代への移り変わりに伴い、より機能的・合理的で簡潔なデザインが流行するようになった。アール・デコ様式の影響を受けた分野は絵画や彫刻、建築、服飾、宝飾、ポスター、生活雑貨など多岐にわたる。 建築様式としては、ニューヨークの摩天楼（クライスラービル・エンパイアステートビル・ロックフェラーセンターなど）が有名で一世を風靡した。しかし大恐慌によりアメリカ経済が力を失っていくのと同時にブームは去った。 日本でも昭和時代初期の一時期、アール・デコ様式が流行した。当時国際都市であった上海の近代建築にもアール・デコの影響が見られる（サッスーンハウス、フランスクラブなど）。 アール・ヌーヴォー同様、主に商業美術の分野で用いられたこと、及び装飾を否定するモダニズムの美学に合わないことから現代美術史上は全く評価されてこなかったが、近年では再評価が進んでいる。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ |
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1. ぷりぷり子 2006年9月6日 13時10分 [返信する] 美ら海さん、こんにちは。ラリック素敵ですよね。私も大好きです(^^) 白金にある庭園美術館（旧朝香宮邸）にはラリックの扉があってなかなか素敵ですよ。 2. 美ら海 2006年9月6日 13時54分 [返信する] ぷりぷり子さん＞ そうなんですよ 私もさっき他の方のブログを見ていたら 旧朝香宮邸の事が書いてあって 今度行ってみようかなって思ってたところです。 3. らっきょ 2006年9月6日 23時36分 [返信する] ラリック美術館、ほんとうっとりしますよね。 私も星の王子さま行ってきましたよ！ そして庭園美術館の扉、残念ながら覚えてません。もう一度行かなくちゃですね。 4. 美ら海 2006年9月7日 11時33分 [返信する] らっきょさん＞ １日違いでしたね〜っ 星の王子も行ったなんて・・・ 同じコースでしたね。 5. らっきょ 2006年9月7日 22時9分 [返信する] ちがうブログでもTBできるなんて 知りませんでした〜！ 私もTBさせてもらいました。 6. 美ら海 2006年9月8日 2時8分 [返信する] らっきょさん＞ あっ勝手にごめんね ＴＢは大抵は規格一緒みたいですよぉ
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ラリック美術館 (cloud 9) 2006-09-07 22:06:29 [[attached(1)]] [[attached(2,right)]] 箱根についてまずしたことはランチ。 '''[http://www.lalique-museum.com/ 箱根ラリック美術館]'''に併設されている、レストラン。 雑誌で見て、すごく素敵だなって思っていました。 こういうのって実際と異なることが多いので、おそるおそる入ったのですが 写真どおりとっても素敵な空間でした〜。 残念ながらテラス席はいっぱいだった... トラックバックURL https://kuruten.jp/blog/tb/dolphin/1887 |
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