2015年7月14日 6時39分 |
◆『高杉晋作が経営者だったら』(2008年3月25日刊)第五章 晋作が「忠臣蔵」を経営に応用したら ? |
急進派、穏健派の対立をどうまとめるか どんな組織であっても、事業を進めるプロセスでは、功を焦る急進派が生まれてくるものです。じっくり構えすぎるとタイミングを逃すこともありますから、のんびりするのも考えものですが、無鉄砲に走りだすと気がはやって失敗する可能性があります。相手の状況も十分に知らないまま突撃すると、逆に返り討ちに遭って二度と這い上がれない危険すらあるのです。 |
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2015年7月14日 0時0分 |
◆『高杉晋作が経営者だったら』(2008年3月25日刊)第五章 晋作が「忠臣蔵」を経営に応用したら ? |
本店・支店間の緊密な情報ネットワークを構築する 赤穂と江戸の浅野邸は、現在で言えば本店と支店の関係にありました。行政なら県庁と東京事務所の関係と言ってもよいでしょう。高度情報時代の現代と違って、江戸時代には電話やファクス、インターネットがありませんから、情報は飛脚便か旱打駕龍で伝えられます。したがって、江戸で起きた変事を知らせるのに何日もかかったのです。 |
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2015年7月13日 7時12分 |
◆『高杉晋作が経営者だったら』(2008年3月25日刊)第五章 晋作が「忠臣蔵」を経営に応用したら ? |
情報収集とプロパガンダに努め、情報戦に勝つ 主導権は、情勢を的確に把握・判断し、適切な処置をとってはじめて手中に入れられます。そのためには正しい情報の入手が必要です。敵情偵察の重要性を説いた孫子の「用間篇第十三」には、情報収集・謀略活動に関する五つの方法について原理原則を示しています。 |
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2015年7月13日 0時0分 |
◆『高杉晋作が経営者だったら』(2008年3月25日刊)第五章 晋作が「忠臣蔵」を経営に応用したら ? |
不測の事態が起こったときの運転資金と生活資金 大石内蔵助は赤穂城明け渡しのとき、公金配分の残金数千両を主家再興の運動資金に使ったほか、京都・山科に所有していた自らの畑や家財、諸品類を売り払って五万三千両の資金をつくったと言われています。 |
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2015年7月12日 0時0分 |
◆『高杉晋作が経営者だったら』(2008年3月25日刊)第五章 晋作が「忠臣蔵」を経営に応用したら ? |
適材適所に努め組織の士気・モラルを維持する 拙著『総理大臣小沢一郎』(サンガ刊)の中でも説明していますが、大石内蔵助は主家再興が受け入れられなかった場合を想定して、密かに仇討ちを決意していました。大石内蔵助か最も気を遣ったのは情報漏洩でした。主君・浅野内匠頭に対する忠義を全うするため、宿敵・吉良上野介やその実子・上杉弾正大弼綱憲が藩主を務める上杉藩や幕府方に、心の底に秘めた堅い決意が知られては命取りになるからです。 |
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