2012年8月18日 0時59分 |
『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日 共栄書房刊) ― 第4章 民主党は政権政党となり得るか ― 選挙で勝てるか ? |
第4章 民主党は政権政党となり得るか ― 選挙で勝てるか ? ●国民新党推薦の民主党候補を「全国郵便局長会」が支援に合意する 民主党が選挙で勝つためには、他の野党との選挙協力をどうするかも、大きな課題である。 民主党の小沢一郎代表と国民新党の綿貫民輔代表との党首会談(平成二〇年七月二八日)で、民主党が衆院選公約に郵政民営化の見直しを明記し、国民新党推薦の民主党候補を郵政局長の政治団体「全国郵便局長会」(約二万人)が支援することで合意している。 |
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2012年8月16日 23時7分 |
『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日 共栄書房刊) ― 第4章 民主党は政権政党となり得るか ― 選挙で勝てるか ? |
第4章 民主党は政権政党となり得るか ― 選挙で勝てるか ? ●選挙は、辻説法にはじまって辻説法に終わる 「十ケ条」の第九条「得票は一票一票、足でかせぐこと。一票一票が積って山をなし、当選となる。(千里の道も一歩から)」について。 小沢一郎は、選挙の名人である。平成一九(二〇〇七)年七月二九日の参議院議員選挙でこのことを見事に実証してみせた。今度は、次期総選挙でその選挙のプロとしての腕前を国民の目に再現しなくてはならない。 |
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2012年8月16日 0時43分 |
『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日 共栄書房刊) ― 第4章 民主党は政権政党となり得るか ― 選挙で勝てるか ? |
第4章 民主党は政権政党となり得るか ― 選挙で勝てるか ? ●政治家にとって、「支持者名簿」や「後援会名簿」は、かけがえのない宝である 「十ケ条」の第四条「拠点づくりを急ぎ、点を線で結ぼう。点はまず身近な者、親類縁者、同級生、学校の同窓関係から、それを線に継ぎ、拡大を図ることが肝要。支持者カード、政治地図を作成しよう」について。 政治家にとって、「支持者名簿」や「後援会名簿」は、かけがえのない宝である。この宝を多く増やしていくことが、当選につながる。それには、選挙運動は、地道な努力の積み重ねが大事である。小沢一郎は昭和四四(一九六九一年四月、総選挙に立候補する決意をして当時、自民党幹事長だった田中角栄に面会を求めて、一人で挨拶に行った。田中は、笑顔を浮かべながら迎えてくれた。 |
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2012年8月15日 1時34分 |
『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日 共栄書房刊) ― 第4章 民主党は政権政党となり得るか ― 選挙で勝てるか ? |
第4章 民主党は政権政党となり得るか ― 選挙で勝てるか ? ●時の政権が倒れる「二〇の原因」 時の政権が倒れる引き金となり得るのは、次の「二〇の原因」が「元凶」となる場合である。いずれもが政権にとって命取りとなる。 第一の原因 強力なリーダーシップの低下、あるいは欠如 第二の原因 時の首相の健康不安、あるいは急病、急死 |
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2012年8月14日 2時39分 |
『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日 共栄書房刊) ― 第4章 民主党は政権政党となり得るか ― 選挙で勝てるか ? |
第4章 民主党は政権政党となり得るか ― 選挙で勝てるか ? ●政権取りとは、国民・有権者の大多数を取り込むことである 「政権政党となる」とは、「衆議院で過半数を得ること」である。国民・有権者から政党と所属議員が、他の党と所属議員とを比較され、期待されて、選ばれ、票を投じてかもらえるかどうかという一点によって決まる。政権取りとは、言うまでもなく、国民・有権者の大多数を取り込むことである。地縁や血縁、情実はもとより、さまざまな利権、利害関係で結びついているライバルの陣営を切り崩し、わが方の味方にしてしまうことである。 ただし、国民・有権者が政党と所属議員を選ぶ基準は、一定してはいない。様々な要素が複合的に絡み合って、国民・有権者が選定するからである。 |
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