2012年8月24日 2時35分 |
『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日 共栄書房刊) ― 第6章 政権政党への条件と課題 ? |
第6章 政権政党への条件と課題 ? ●ロシアから尊敬されている鳩山由紀夫は、日口平和友好条約締結交渉に期待 〔6〕外交交渉術に優れていること。 日本の外交官は、「外交のプロ」と言われながら、実は「交渉下手」で有名である。ましてや「根回し」や「ガス抜き」も得意ではない。どちらかと言えば不得意である。どうしてこんな体たらくな外交官ばかりなのか。それは「外交」を「交渉」ではなく、「儀式」と錯覚してきたからである。外務省流に言えば、「儀典外交」である。日頃は「パーティ」に熱中して、高級ワインに酔い痴れているのである。このことを鈴木宗男(元沖縄開発庁長官)に暴露され続けている。 |
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2012年8月23日 0時28分 |
『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日 共栄書房刊) ― 第6章 政権政党への条件と課題 ? |
第6章 政権政党への条件と課題 ? ●「マニフェスト」を発表してきたが、民主党自体は政権担当の経験がない 〔2〕の「高い政策立案能力により、優れた政策を構想し、立案すること」について、民主党の政治家たちは・野党ながら能力を高めてきている。自民党の政治家の多くがシンクタンク機能を持つ中央省庁の官僚たちが作成した新政策を頼りにしてきたのとは、大きな違いが生まれてきている。政策立案能力を高める決定的なエネルギーになったのは、「マニフエスト」づくりであった。 |
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2012年8月20日 17時30分 |
『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日 共栄書房刊) ― 第5章 小沢一郎という存在 ? |
第5章 小沢一郎という存在 ? ●小沢一郎が、「陽動作戦」を仕掛ける 政局が衆議院の解散・総選挙含みで推移していると言われていながら、その実、与野党ともに「総選挙は避けたい」のが本音だ。自民党は「衆議院三〇六議席も確保しているのに、いま解散すれば惨敗してしまう」、民主党は「三〇〇小選挙区のうち、約一〇〇の候補者が決まっていない」と、いずれもガチンコ勝負ができる態勢にはない。 |
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2012年8月19日 23時59分 |
『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日 共栄書房刊) ― 第5章 小沢一郎という存在 ? |
第5章 小沢一郎という存在 ? ●小沢一郎は、「才能を釣り上げる名人」である 「来る者は拒まず、去る者は追わず」 小沢一郎は、懐の深い政治家である。青雲の志を抱いて門を叩く若者たちを快く受け入れ、私設秘書、むかしふうに言えば「書生」として手元に置いて薫陶し、育てている。なかには、日本大学法学部などで勉学させてもらい、卒業後は、小沢一郎の選挙区である岩手県水沢市で秘書として働き、県会議員に当選を果たした者もいる。 |
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2012年8月18日 22時10分 |
『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日 共栄書房刊) ― 第5章 小沢一郎という存在 ? |
第5章 小沢一郎という存在 ? ●弱点となっている「体質」を克服しておくべきである 冷静な目で見て、民主党は、様々な欠点を持っている。その最大なものは、「体質」である。 それは、大きく分けて、次のような「五つの体質」である。 (1)「寄せ集め雑居」体質 (2)「ホームルーム」体質 (3)「ポピュリズム」体質 (4) 「万年野党安住」体質 (5) 「労組依存・幽霊」体質 (6) 官僚出身政治家の「忠誠心の薄い」体質 |
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