会社員の夫との離婚を検討、夫の年金の半分をもらえると聞いたのですが… | |
[ライフプラン・リタイヤメントプラン] | |
2015年9月18日 12時50分の記事 | |
会社員のご主人の定年退職時期が見えてくると、相談件数が増えてくる内容です。相談者は地域でフラワーショップを個人事業で営業しており、当面の生活費には心配のない収入のある奥様です。 ご主人と同い年の59歳の奥様は「家事、育児から何でもかんでも…すべて私任せ。主人の定年後も一緒にいるのがと思うと憂うつです。夫は定年退職後も65歳まで嘱託で働くようですが、私は好評のフラワーアレンジメントの講座事業を充実して、事業の拡大を図りたいと考えています。定年後も夫の食事の支度やら世話をするのかと思うともううんざりです」 奥様の相談を聞きながら「自分もそう言われないように気を付けない」と苦笑いをしながら聞いています。 さて、本題に戻りましょう。「離婚した後に、夫の年金分の半分について、私にももらえる権利があり、半分を分けてもらえると期待して、年金事務所に相談に行きました。見込み額が分かり、あまりの少なさにがく然としています。夫の年金の半分がもらえるのではなかったのですか?」 奥様にしてみれば、ご主人の年金の半分をもらえれば、自営のフラワーショップでの収入と含め、十分に老後を満喫できると老後のライフプランを描いていたようです。しかし、実際にはそんなにもらえないことが判明し、「事業の拡充を図るべきかどうか悩んでいます。子供たちは応援してくれているのですが…」と本音を漏らします。 離婚後、夫の年金の半分を何でもらえないのですか――意外に間違ってとらえている奥様方が多いことに気が付きます。広報の仕方のまずさなのか、受け手側の早合点なのか――どちらも当てはまるような気がします。
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