1米ドル=124円前後で揉みあう展開か――今週(11月24日〜11月27日)の為替市場予測 | |
[金融資産運用] | |
2015年11月24日 8時0分の記事 | |
今週は、日米ともに大きく動くほどの金融政策の発表がないことから、ドル円は底堅い動きになりそうです。先週と同様に124円前後で揉み合いそうな展開になるとの予想です。 日銀の黒田東彦総裁の記者会見は、新たな味付けもないままで定例化しそうな状況です。ドル円で心配なアクシデントは、仏パリでのテロ事件に伴う市場の混乱の影響でしょう。短期間で収束したとはいえ、まだまだ尾を引きそうな状況で、注視が必要でしょう。 米国では、11月26日が感謝祭で祝日となり、市場の流動性はいったん緩めになるのが一般的です。国内総生産(GDP)の改定値や耐久財受注、個人消費などの経済指標で短期的には上下しているように見えても、長期的に見れば年末に向けて流れが緩くなっているようです。 ユーロ市場は、12月3日に開催する欧州中央銀行(ECB)理事会まで追加緩和策を見込んだ上値の重い動きとなりそうです。仏パリでのテロ事件やエールフランス機の爆破予告事件などで、金融市場は大混乱に陥ってはいないものの、神経質になっているのは間違いなく、それに歩調を合わせた値動きになる余地は残っているでしょう。
下のブログランキングをクリックして頂かないと「本文を読む」は動作しません。 | |
このブログへのチップ 0pts. [チップとは] [このブログのチップを見る] [チップをあげる] |
このブログの評価 評価はまだありません。 [このブログの評価を見る] [この記事を評価する] |
◆この記事へのコメント | |
コメントはありません。 | |
◆この記事へのトラックバック | |
トラックバックはありません。 トラックバックURL https://kuruten.jp/blog/tb/fp-office-t/341663 |