利上げ期待で1米ドル=124円台後半の揉み合いか――今週(11月30日〜12月4日)の為替市場予測 | |
[金融資産運用] | |
2015年11月30日 8時0分の記事 | |
12月の米利上げとユーロ圏の緩和策が既定路線としての足固めになるかどうかの週となりそうです。ユーロ以外の主要通貨に対する米ドルの動きはまちまちで、米連邦公開市場委員会(FOMC)開催の12月15、16の両日までは、ユーロの動きに過敏に反応するかもしれません。 今週は米ISM製造業景況指数を皮切りに、週の後半に11月雇用統計の発表があります。感謝祭後の消費差し控えに、米小売業界に大きな影響を与えそうな結果も伝わってきます。 半面、12月利上げ期待が高まる中で、金利先物市場での利上げ織り込み度は80%を割り込むほど停滞しており、本当に利上げが確実なのかは疑問が残るところですが、いかがでしょうか。 ユーロ市場は、12月3日に開催する欧州中央銀行(ECB)理事会での追加緩和策の内容や物価・成長見通し、ドラギ総裁の記者会見の内容によって大きく変わる可能性があります。 資産買い入れの実施期間が現行の16年9月から半年程度延長されるのではないかとの見方も出ていますが、足元では地方債が買い入れ対象に入っているような状況です。一定の緩和実施を現段階で織り込んでいるようにも見えます。
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