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新潟記念 |
2013年9月1日 11時0分の記事 |
夏競馬のローカル開催もラストウィーク。 土曜日は函館で、ゴールドシップやロゴタイプなどG?馬を数多く輩出しているG?札幌2歳ステークスが行われる。 日曜日には小倉で、G?馬アストンマーチャン、メイショウボーラーを輩出したG?小倉2歳ステークス。そして夏の新潟開催のフィナーレを飾るのは、サマー2000シリーズ最終戦、G?新潟記念。 今年の夏競馬を振り返ると、サマー2000シリーズの優勝馬トウケイヘイローを象徴するように、逃げ・先行馬の活躍が目立った。先週のG?キーランドカップも先手を奪ったフォーエバーマークがそのまま押し切り、優勝を決めている。 そんな流れを逆噴射した馬が、先週の新潟2歳ステークスに出現した。その名はハープスター。父ディープインパクトの遺伝子を100パーセント受け継ぎ、直線最後方の18番手からレース史上最速となる上がり32秒5の豪脚で、17頭をぶっちぎり、観客の度肝を抜く圧勝劇。 同厩舎の先輩ブエナビスタを彷彿させる走りで、来年のクラシックに名乗りを挙げた。そんな夏競馬が終わるこの時期は、3歳未勝利戦もいよいよ大詰め。キズナのようにダービーの栄冠に輝いた馬もいれば、いまだ勝ち星に恵まれず、1勝の重みを感じて戦っている馬も数多く、現役続行を懸ける戦いも残りわずか。負ければ引退を余儀なくされる運命。ガンバッテください。 さて、今週の予想は、メーン重賞第49回・G?新潟記念。 夏の終わりの大会として注目度は高く、人気もあるが、一筋縄ではいかないのが特徴。ここ10年を振り返っても1番人気の勝利はなく、直近5年の優勝馬の人気度を見ても、16番人気、5番人気、5番人気、5番人気、昨年は7番人気と主力組の1番人気から4番人気の馬が総崩れしている。 さらに今年は秋雨前線や台風の影響で馬場の悪化が懸念される難解なレース。馬場適性が勝敗を分ける大きな要素に。 人気馬ダコールにとっては、またも初重賞制覇はお預けになりそうな馬場。今年のメンバーなら重賞2勝馬のトレイルブレイザーが一歩リード。ただし調教からも絶好調とはいかず、軽ハンデの馬に足下をすくわれる可能性もあり、パワーとスタミナを秘めたニューダイナスティやカルドブレッサにもチャンスあり。 夏競馬の流れから、先行して道悪もこなすサンシャインが不気味。 あとは本文で。 有馬銀平 |
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