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神戸新聞杯
2013年9月22日 11時0分の記事
 
先週の日曜日はフランス・ロンシャン競馬場でG?凱旋門賞の前哨戦G?フォア賞とG?ニエル賞が行われ、どちらも日本を代表するオルフェーヴルとキズナが見事優勝。2つの重賞レースを日本生産馬に勝たれたことは、フランス競馬界において許せぬ事態。思い起こせば2006年、ディープインパクトが凱旋門賞に参戦することを発表したときから、ディープインパクトの脅威にさらされ、フランス競馬界が優勝阻止へ一致団結したはず。長い歴史からも凱旋門賞の栄冠がヨーロッパ以外に持ち出されたことはなく、まして歴史の浅いアジアに栄冠を渡すなどプライドが許すはずもなく、結局ディープインパクトは3位入線も禁止薬物使用で失格処分と、後味の悪い結果に。
あれから7年、環境も大きく変わり、今ではフランスに日本人調教師の厩舎もあり、安心して日本から競走馬を送り出すことができる。
実績からもドバイワールドカップでヴィクワールピサとトランセンドがワン・ツーを決め、凱旋門賞では2010年にはナカヤマフェスタが2着と好走。昨年はオルフェーヴルが観客の度肝を抜く豪快な走りを見せ、2着と敗れはしたが大健闘。
いまやヨーロッパで日本生産馬に対しての評価はうなぎ登りで注目度は大きい。今回、オルフェーヴルとキズナが世界の強豪に勝ったことは、日本の競走馬を生産している牧場の人たちや関係者にとっても大きな自信と励みになったはず。それにしてもオルフェーヴルとキズナの祖父サンデーサイレンスの偉大さを感じたね。
また、そのサンデーサイレンス(米国2冠馬)を日本に種牡馬として連れてきた社台グループの創立者、今は亡き吉田善哉オーナーの功績は大きいね。競馬を愛するファンとして心から感謝です。ありがとう。
日本の近代競馬の歴史はテスコボーイがスピードを注入し、ノーザンテーストが社台グループを創り上げ、サンデーサイレンスが世界へ打って出る総仕上げをしてくれたと思っているよ。
日本競馬界の悲願は、世界一のG?レースと言われる凱旋門賞制覇。今年はサンデーサイレンスの遺伝子を受け継いだオルフェーヴルとキズナが出走。楽しみに期待して応援しよう。
さて、今週はG?菊花賞の大本命エピファネイアが登場する前哨戦のG?神戸新聞杯。前述のとおりライバルのキズナが海を渡り、世界の強豪相手に重賞レースを勝ったことは、エピファネイア陣営に海外で戦える自信と、このレースで負けることが許されない緊張が走ったのでは。アクシデントがないかぎり、ほかの出走馬とは力の差が歴然で、このレースの10年間を振り返ってもダービー1着馬または2着馬が出走していれば、必ず連対している心強いデータもあり、エピファネイアの頭はテッパン!!
2着と3着の予想は本文にて。
有馬銀平
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●JRA重賞レースG?、G?、G?専門予想
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JRA重賞レースのデータを基にレースの特徴をつかみ、出目、サイン馬券、連動馬券、調教内容などからレース展開を読み、
あらゆる角度から分析して、穴馬を軸とする3連単。
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