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第86話「地の信」(不幸のすべて) |
2009年8月14日 2時0分の記事 |
播磨陰陽師的「不幸のすべて」 〜いざ進め、吾等に幸あらんことを願うなり〜 第86話「地の信」 前回は、地の忠についてでした。今回は、地の信についてです。残りの話数も少なくなりましたが……今回も、よろしくお願い致します。 さて、「地の信」とは……自分が住む土地を、信じることです。 播磨陰陽道には、 「地を信づれば、地は、おのづと味方をし……また、地を信じざれば、地は、俄《にわか》に敵と成る……。」と言う伝承があります。 地を信づるには……その土地について、知識を持たなければなりません。 それで、古い時代の伝説を調べたり、古い地名を知る必要がありますが……これらについては、前回に説明しています。 また、土地の上の風の流れ方を見たり……木々や植物の生え方……そして、土地の上での人の動きを見ることによって、土地の基本情報を得ることが出来ます。 たとえば、人は基本的に「暗黙の規則に従う傾向」がありますので……自然の状態で、人の流れを見ていると、その土地の動線を理解することが出来ます。 動線上、または、動線の付近に店を構えると、その店は、繁盛します。 しかし、動線から外れた場所に店を構えると、何か別の策略を使わない限り……その店に行くお客は、時間が経過すると共に、次第に少なくなります。 これは、店を構える人にとっては、不幸や厄の一種となります。 そして、これが、「地を信じない」と言う言葉の意味です。 つづきをご購入いただけます(500円) 購入方法はこちら |
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[カテゴリ:不幸のすべて] |
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