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第九十七話「天に昇る闇の柱」 |
2009年8月30日 14時0分の記事 |
◎近世百物語・完全版 第九十七話「天に昇る闇の柱」 この世には、地上から天に昇る、闇の柱のようなものがあります。 それは、地面から空に向かって……黒い、闇のような柱が……立つ現象です。 その多くは……目に、ハッキリと見えません。 ただ、暗いとか、その部分だけ寒いか、湿気があるとか……人によっては、とても陰気な感じがするだけかも、知れません。 そして、これには……サイズと言うものがありません。 ……ですので、太くも見え……同じものが、細くも見えます。 そして、細いように感じるものも含めてすべて……地表から天へ向かって……永遠に思えるほど、長く長く、伸びています。 この……柱と柱を結ぶのが、いわゆる「霊道」と呼ばれるものです。 地図上に、闇の柱の位置を記入して……それを直線ではなく……地形にそって結ぶと、「霊道」の位置が判明します。 しかし、単純に結んだだけではなく……風の吹き方とか、水脈の位置とか、磁場の変化も考慮しなければなりません。 磁場の変化は……大きな岩の位置とか、生えている木の形によって、理解することが出来ます。 この「霊道」のことについては……以前、「近世百物語・完全版」の第八十七話に書きました。それらについては、そちらもご参考に……。 さて、闇の柱は、霊的な自然現象のひとつです。 つづきをご購入いただけます(200円) 購入方法はこちら |
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[カテゴリ:近世百物語・完全版] |
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