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2021年3月3日 10時47分
3月3日 「上巳の節句」「桃の節句」「ひなまつり」 (用語解説)
 
今日も運を開いてまいりましょう!

三月三日はひなまつり

「女の子の健やかな成長を祝う雛祭りは平和の象徴である」との考えから、近頃は『平和の日』にも制定されているそうですね。

ところで
このお祭りは"女の子"のためだけにある・・・と、思っている方はいらっしゃいませんでしょうか?


江戸時代から女の子の節句とされましたが・・・
(江戸幕府が制定)

「この年の私には関係ない・・・」
「僕(俺)には関係ない・・・」と、スルーするのはもったいない!!!

この節句も活用して【開運】しちゃいましょ〜


三月三日は
 祓って清めて開運
 呑んで食べて開運
 飾って片付けて開運




開運できる理由と
どうしたら良いのかについておはなししていきます。

 ↓ ↓ ↓


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2021年1月6日 8時0分
1月7日 七草粥 (用語解説)
 
【七草のことなど】
正月七日。七日の朝と言えば七草粥ですね。

 皆さん、七草を言えますか?
——セリ・ナズナ、五行はこべら仏の座、スズナ・スズシロ。
 ……ですね。
 
江戸時代に書かれた『難波鑑』の中に、七草のことが書いてありました。


——七草の若菜を粥にして食べることは……人には、三魂七魄と呼ぶ魂あり。天《あめ》に七曜としてあらわれ、地《つち》に七草となる。これを採って服すれば、魂魄の気力を増し、命が伸びると伝わる。古代中国の宋《そう》の時代に、はじ­まったことである。


 この言葉の中の「三魂七魄」があります。

 三魂とは、天魂・地魂・人魂のことです。

 天魂とは、人が死んだ後、天に向かう魂のことです。

 地魂とは、人が死んだ後、地に向かう魂のことです。

 最後の人魂とは、人が死んだ後、墓場に残る魂のことです。


 七魄は、喜び・怒り・哀しみ・恐れ・愛・悪徳・欲望からなるもののことです。

 また、「七曜」とは運命を司る七つの星のことです。北斗七星のことも意味しています。



 さて、七草のことについて最近は、

——おせち料理を食べて疲れた胃を、休めるために、七草粥を食べる。


 と言われています。それは間違いです。


 七草のことは、室町時代に書かれた『七草草紙』の中に、

——正月六日に、七色の草を集めて、柳の木の盤にのせて、玉椿《たまつばき》の枝にて、正月六日の酉の時(午後六時頃)より始めて、この草を打つ。

 ……と書いてあります。


 正月の六日の夜から、すでに七草の儀式がはじまります。昔は「玉椿の枝」で叩いていたそうですが……江戸時代の記録では、


——普通のまな板に、菜切り包丁の背で叩いていた。

 と書いてありました。



 この『七草草紙』の続きには、

——酉の時(午後六時頃)にはセリを打つべし。

 戌の時(午後八時頃)には、ナズナを打ち。

 亥の時(午後十時頃)にはゴギョウ。

 子の時(午前零時頃)には、タビラコ(ハコベのこと)。

 丑の時(午前ニ時頃)は、ホトケノザ。

 寅の時(午前四時頃)には、スズナ。

卯の時(午前六時頃)にはスズシロを打ち……

辰の時(午前八時頃)には、七色の草を合わせて、

東の方より岩井の水を結びあげて若水と名づけ……

この水にて、白鵞鳥《しらがちょう》の渡らぬさきに服するならば、

一時《ひととき》に十年づつの齢を経《へ》返《かえ》り、七時には七十年の年を、たちまちに若くなる。




 ……と書いてありました。

 これは、ただのおとぎ話のようなものなので、七草を食べた人が若返る設定になっていました。
まぁ、七草を食べても若くはなりませんが、魂は活力を得るそうです。


 昔はニ時間ごとに起きて、七草を叩いていたのが、

やがて

六日の夜に、
「七草ナズナ、唐土の鳥の渡らぬ先に……」
 と唱えて、トントンと草を叩いていたそうです。

これは、おまじないの一種ですので……


六日の夜の八時頃に、七草を菜切り包丁の背で叩きながら、

——七草ナズナ、唐土《もろこし》の鳥が、日本《ひのもと》の国に渡らぬ先に……。

 と唱えてください。


その七草を、翌日の七日の朝に粥にして食べるのが正式な食べ方です。




七日の朝に叩いて食べても良いそうですが……。




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2014年3月13日 22時40分
陰陽師(用語解説)
 
※ここでは辞書にない口伝・秘伝を紹介したいところですが、狭義の「陰陽師」しか知らず、「現代に陰陽師が居るはずがない」と思われている方がいらっしゃいますので、辞書(=一般に知ることのできる知識)の引用と共に加筆いたしました。




【陰陽師】

<読み方>
 主に「おんみょうじ」と「いんようし」の、ふたつの読み方があります。
 古くは、中国のオリジナルのものを「いんようし」と呼び、日本独自に進化したものを「おんみょうじ」と呼び分けていました。しかし、今となっては……その分類は、明確ではありません。
 すべてが日本独自に進化したものに、なりつつありますので……われわれは、「陰陽師《おんみょうじ》」と呼ぶことにしています。


<意味>
 狭義の"陰陽師"と、広義の"陰陽師"があります。

 前者は、陰陽寮に属して占いを行う官人。現代風に例えると省庁に努める公務員の職業名としての陰陽師。中に研修制度があります。安倍晴明公の晩年の活躍が目立っていますが、通常は地味な作業を担っていました。陰陽寮廃止に伴い、血筋や知識を継承する者はあっても、現在、役職名としては存在しません。

 後者は、古より陰陽様々な知恵を持ち、術を扱う者を広く指しました。進化や盛衰、変化をしながら、陰陽寮ができる以前から廃止後も続いています。
 この術(知恵)は、古くは物部の時代に遡り、飛鳥時代から存在したとされる資料があり、それ以前の物部の伝承もあります。かつては陰陽師と呼んでいませんでしたが(御苗字《おんみょうじ》と呼んでいた説あり)、後に、中国の陰陽道が入り、陰陽寮で扱うこの術全般を陰陽道と呼ぶようになり、陰陽師もそれらの方術を使う者すべての名称とりました。


 この陰陽師には、都陰陽師、播磨陰陽師、法師陰陽師など、いくつかの種類があります。それらは、おのおのの「用語解説」の項目でご覧ください。




【参考】辞書には以下のように記載されております。
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2010年4月26日 0時42分
用語解説 目次
 
はじめに

陰陽師 おんみょうじ
都陰陽師 みやこおんみょうじ
法師陰陽師 ほうしおんみょうじ
播磨陰陽師 はりまおんみょうじ
播磨陰陽道 はりまおんみょうどう

家伝霊術伊呂波訓 かでん・れいじゅつ・いろはくん

神道 しんとう
古神道 こしんとう

祝詞 のりと
祭文 さいもん
神呪 かじり
幽魂安鎮秘事 ゆうこんあんちんひじ
大祓祝詞 おおはらいのりと

拍手 かしわで
偲手 しのぶて
短手 みじかて
長手 ながて
八開手 やひらて

祓い はらい
清め きよめ

清めの塩 きよめのしお
盛り塩 もりしお

調伏 ちょうふく
厭魅 えんみ
使役 しえき

御式神内 こしきうち
播磨御式神内口伝 はりま・こしきうち・くでん
先の手 さきのて
奥の手 おくのて
残心 ざんしん
正手 まさて
掌 たなごころ
ひかがみ(よぼろ)

霊符 れいふ
切符 きりふ
折符 おりふ
人形 ひとかた

死霊 しりょう
怨霊 おんりょう
生霊 いきりょう
霊 れい
魂魄 こんぱく

物怪 もののけ

夢 ゆめ
正夢・逆夢 まさゆめ・さかゆめ
夢殿 ゆめどの
夢人 ゆめびと
夢虫 ゆめむし
夢解 ゆめとき
初夢 はつゆめ

有卦・無卦 うけ・むけ

黄昏時 たそがれどき

泰山府君 たいざんふくん
太乙神君 たいいつしんくん

白老人 はくろうじん

地獄 じごく
天国 てんごく
極楽 ごくらく
黄泉 よみ

閻魔大王 えんまだいおう
秦広王 しんこうおう
初江王 しょごうおう
宋帝王 そうたいおう
伍官王 ごかんおう
変成王 へんじょうおう
泰山王 たいせんおう
平等王 びょうどうおう
都市王 としおう
五道転輪王 ごどうてんりんおう

魔多羅神 またらしん

天満祭 てんまままつり

切羽 せっぱ
鎬 しのぎ
刀背 みね
血抜き ちぬき
鯉口 こいくち

1月7日 七草粥
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2010年3月3日 21時55分
ひかがみ(用語解説)
 
【ひかがみ】

 これは、別名「よぼろ」とも言います。
 ひかがみは、播磨御式神内で、多く使われる武術用語です。
 ひかがみは、膝の後ろの、くぼんだ部分の名前です、
 ここに技をかけて使う場合が多いので……その技を、この部分の呼び名で示します。それは、例えば「相手の、先のひかがみに、足首をかけて倒す」とか言った場合に使われます。雁多記す。

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尾畑 雁多
著者メッセージ
はじめまして、播磨陰陽師の尾畑雁多《おばた・かりんど》です。

 陰陽師には京都系統の「都《みやこ》陰陽師」と、播磨の国の「播磨陰陽師」の二種類の系統があります。  播磨陰陽師は、応仁の乱の時に京の都から播磨に戻った陰陽師達の子孫のことですが、播磨の国はもともとの陰陽師達のふるさとでした。

 播磨陰陽師には、夢に関してや、武術のことなど様々な伝承を持ちますが、今回はその中から「不幸のすべて」に関するお話と私が体験した不思議な体験「近世百物語」をお届けさせていただいております。



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尾畑 掲載本
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