| PSYCHO-PASS サイコパス 第22話（最終話） 「完璧な世界」 感想 | |
| [PSYCHO-PASS サイコパス] | |
| 2013年3月24日 9時57分の記事 | |
サイコパス最終話観ました…。 以下ネタバレ注意！
虚淵脚本なので、一番心配だった狡噛さんの生死。 狡噛さんも朱ちゃんも宜野座さんも弥生さんも志恩さんも死ななかったよー！生き残ったよー！良かった…！本当に良かった…！ 犠牲になったメインキャラは縢くんと征陸さんの二人でしたね…。 縢くんは第16話で退場、征陸さんは第21話で退場。 征陸さんはもっと早い段階で殉職するのではと思っていたので、第21話の途中まで生きてて、もしかしてこのまま死なないんじゃ…とか油断してたらこれだよ！ 直前にめっちゃ死亡フラグ立ててたけども…！ 希望が絶望に変わる瞬間は本当辛いです…。 でも征陸さんは、息子である宜野座さんを守るために行動して殉職して、ちゃんと宜野座さん生き残ってくれたので、報われて良かったです…。 これで宜野座さん死んじゃったら征陸さん報われないですからね…。ちゃんと生き残って良かったよ宜野座さん。 そしてそして、狡噛VS槙島の殺し合いと、狡噛さんに人殺しをさせたくない朱ちゃんの三つ巴の結果。 一時は朱ちゃんの指示に従い、ドミネーターのパラライザーモードで槙島さんを生かして確保しようとしてた狡噛さん。 二人で背中合わせにドミネーターと実弾銃を構えるシーンとか、ちゃんと男女のバディものな感じになっててすごく好きです。カッコイイ！！ お互いに信頼し合っていないと、背中を預けるなんてできないしね。 二人で一緒に協力して槙島さんを追ってて安心しました。これなら大丈夫かもしれない。 そんな希望を感じ始めていたけれどどこか完全には安心できず……とか思っていたら…ね…。 その後トラックで逃走しようとしてる槙島さんを必死で追いかけ、トラックにしがみ付く朱ちゃん。 ここで狡噛さんが「朱ッ！！」と叫ぶ！「あかねッ！！」と叫ぶ！ 大事なことなので(ry ここにきていきなり名前呼びとかさ！狡いよね本当に！！ 最大級に萌えました。ありがとうございます。 ちなみに、狡噛さんの中の人も朱呼びにキュンときたそうです(笑) そして、なんとかトラックのタイヤを銃で撃って、トラックを止めた朱ちゃん。 でも朱ちゃんはトラックにしがみ付いてたので、トラックに放り出された感じになり、たいした怪我はしてないみたいだけど地面に倒れる。 そこに槙島さんが来て、朱ちゃんの頭を踏みつけ、朱ちゃんが持ってた銃で朱ちゃんを殺そうとするももう弾切れ。 朱ちゃんを殺さず放置して逃走する槙島さん。 その後狡噛さんが朱ちゃんの所に来て、気を失って倒れてる朱ちゃんをお姫様抱っこして安全な所（？）に運ぶ。 そして、ドミネーターではなく、弾を入れ直した実弾銃をもって槙島さんを追う狡噛さん。 気が付いた朱ちゃんが「駄目…狡噛さん……！！」と叫ぶもその想いは届かず…。 結局、狡噛さんが槙島さんを殺してしまいました…。 なんとなく、朱ちゃんは狡噛さんを止めることができないんだろうなあとは思っていたけれど、本当にそうなるとやっぱり辛いですね……。 まあでも、槙島さんが死んで安心しちゃったりもしてるんですけどね。この人生かしといてもプラスよりマイナス面の方が大きいでしょ絶対！(笑) たとえ脳だけになっても、素直に従うとは思えないし。 槙島さんはなんだか満足そうな感じでしたね。狡噛さんに殺されて本望というか。 狡噛さんは何を感じたんだろう。ずっと追ってきた部下の仇を討つことができて本望だったのかな。 でも結構複雑な心境だったんじゃないかなあ。 朱ちゃんは、狡噛さんに人殺しさせないこと・槙島を生かしたまま確保することもできなかったので、朱ちゃんがあの銃声を聞いた時のことを思うとね…。辛かっただろうなあ…。 狡噛さんが槙島さんを殺すのは予想してたけど、狡噛さんはその後朱ちゃんに裁いてもらいたいみたいな感じだったから、逃亡せずに朱ちゃんが来るまでその場にいるものだと思ってたんだけど、船で海外逃亡したっぽいですね。 何か他に生きる目的があるから逃亡したのか、単に死ぬのが怖かったのか、朱ちゃんのことを思って、朱ちゃんが自分を裁かずに(ドミネーターで殺さずに)済むようにするためだったのか。 多分、朱ちゃんのことを思って、なのかなあ。単に死ぬのが怖くて、ではないと思う。 そして、エピローグはこの一件から2ヶ月後。2年後とかじゃないのね！(笑) 朱ちゃんがスカートからズボンになってたのは心境の変化とかかな。個人的にはスカートの方が好きだけども。 執行官になった宜野座さんが征陸さんのお墓参り。宜野座さんの犯罪係数は140になってしまったとのことで、そりゃあ自分を庇って父親が目の前で死んじゃったらねえ……。 でも宜野座さん死ななくて良かったです本当に。 ちなみに、お墓にはあのセーフハウスの鍵が置いてあり、先に誰かが征陸さんのお墓参りに来ていたよう。狡噛さんですね。 律儀にお墓参り、そしてセーフハウスの鍵を返しに来るところが狡噛さんらしい。 そして、新任監視官が、第一話の朱ちゃんと同じような感じで登場。霜月美佳ちゃん。 第6〜8話の、女子高での事件の時に友人を王陵璃華子に殺された子です。 小説版によると、美佳ちゃんも朱ちゃんと同じくメンタル美人らしいので、監視官向きなのでしょう。 朱ちゃんが美佳ちゃんに執行官の説明をしてるところも、第1話での宜野座さんの説明と重なるようでいて、微妙に説明の仕方変えてるのが印象的でした。 ・第1話の宜野座さんの説明→「これから会う連中を、同じ人間と思うな。奴らは犯罪係数が規定値を超えた人格破綻者だ。」 ・第22話の朱ちゃんの説明→「これから会う連中は、同じ人間ではあるけれど、君とは全く違う判断基準で犯罪に対処する。彼らの行動は、時として君の理解を超えるかもしれない。」 そして、美佳ちゃんがドミネーターを持ってドミネーターの指向性音声が流れ、美佳ちゃんが朱ちゃんたちの方を見たところでエンディング。 狡噛さんは！？と思ってたら、エンディング後、船？に乗ってる狡噛さんがちらっと映って終わり。 やっぱり、海外逃亡かなあ。 ちなみに、23日にあったサイコパスイベントの朗読劇が、最終話後のお話だったそうで、あの後、狡噛さんから朱ちゃんに電話があったそうです。 私はイベントに行けなかったので、行った方のレポを読んだのですが、狡噛さん的には最後の別れの挨拶のつもりだったそうですが、それに対し朱ちゃんは、「私、狡噛さんとはまたすぐどこかで逢える気がします。今度は監視官や執行官でなく、ただの人間同士として。」と言ったそうです。 そして狡噛さんは、ははっと笑って「参ったな。あんたは本当にどこまでも前向きなんだな。」 そしてお互いに「またいつか」と言葉を交わし合って通信終了。 朱ちゃんらしい、前向きで希望のある返しだなあと思いました。朱ちゃんがそう言うなら、本当にこの二人はまたいつかきっと逢えるんじゃないかなあと私も前向きになれました。 というかそれ、イベントの朗読劇じゃなく最終話に入れるべきだったのでは？とも思ったけれども(笑) BD最終巻に追加映像として入れてくれないかなあ。 まあとにかく、このまま終わっても良いような、続編も作れそうな良い終わり方だったのではないかなあと思います。 狡噛VS槙島には決着つきましたが、朱ちゃんの戦いはこれからだし！ あと、やっぱり狡噛さんには刑事を続けてほしかったなあとも思うし。特例や緊急事態で復帰したり、社会システムが改革されて復帰したりしないかなあ。 | |
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