多次元世界にヒエラルキーは存在するか? | |
2014年4月13日 21時47分の記事 | |
>質問なのですが(もし失礼と思われましたら御消去ください)、 宇宙連合を口にするスピリチュアリストの方は、「ヒエラルキー」意識が強い、と言えますか。 宇宙連合(?)チャネラーの方はよく「次元が高い」「次元が低い」とおっしゃいます。「宇宙連合の次元は霊的世界とは次元が違う」などです。 現実世界にもヒエラルキー意識が強い人とヒエラルキー意識が無い人がいますが、スピリチュアルにもそのような価値観の違いがあると考えられませんでしょうか? それとも「次元の高い」宇宙連合(?それが何かは知りませんが)的な価値観が唯一絶対である、というのがスピリチュアルの世界なのでしょうか。 ヒエラルキー意識が苦手(教師とか、教祖という考え方も苦手)な為、勉強したいものの、スピリチュアルに近寄り憎さを感じるのです。
私は、スピ世界においてよく言われる、次元の高い、低いというのは、自分(観察者)の立ち位置の違いによって変わりうると考えています。 つまり「自分から見て」次元が高い、低いという見方になりますが、そういった見方は我々地球人に近い認識を持っている証拠であり、そういった見方は可能ではあります。 しかしながら、そもそも次元とは何かという定義付け自体があいまいにもかかわらず、安易に高次元=優れているという認識がなされている点に問題がある気がします。 私の知る限り、宇宙連合なるものは存在していますが、それは我々の世界でいえば、世界中には様々な国々があるのと一緒で、いかなる団体であろうと上とか下とかはないように思います。 もしあると主張する存在がいれば、それは単にその存在がそう認識しているに過ぎないということです。 高次とか低次とかではなくて、視野の広い、狭いととらえたほうが的を得ている気がします。 これは人間世界でもありますよね?視野の狭い見方、広い見方は感覚的にも感じたりしますし、その人と話しをしているだけでなんとなくそういった雰囲気を感じたりするものです。 おっしゃるようなヒエラルキー的なものをチャネリングメッセージに感じる別の要因として、そういったメッセージを降ろしているチャネラー自身がヒエラルキー的指向性を持っている可能性があります。 我々のすむ三次元世界において、いかなるヒエラルキーにも自分は属していないと考える人は少ないはずです。 少なくとも、どこかの国家には属しているはずですから。 まあこの辺はヒエラルキーとはなんぞや?という話にもなってくるとは思うのですが。 少なくとも、私の知る限り、多次元世界にヒエラルキーなるものは存在しません。 感覚的に申し上げるとすれば、すべてが独立した国家です。 この場合、国家=「自分」です。 ここでいう「自分」とは、トータルセルフとか、ハイアーセルフレベルの、我々のような個を超えた集合形態を指すものです。 それら「国家」は皆、対等の関係です。 それぞれの認識に視野の広い、狭いがあって、住める世界には違いはあっても、同じ世界を共有しているもの同士には、いかなるレベルの違いも存在しません。 自分の到達した認識可能な次元においてはです(ここでは次元を仮に「固有の信念体系に基づいて構成される共通の意識領域」とでも定義しておきます。)。 独立した国家同士が共通のテーマ、目的にしたがって協力し合うことはあっても、一方が他方を支配したり、従属関係になることは、私の知る限りありません。 仮にあったとしても、それはそういった信念に同意した者たちとの間で作られた一種の信念体系領域のようなものだと思います。 多次元世界においては、同一次元では基本的にはすべて独立王国であり、対等の関係に立っているとお考えいただければと思います。 Some rights reserved by Mark Interrante | |
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