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文中の「?」は 疑問符を表す場合と ローマ数字が反映されていないケースによる表れがあります

携帯からの送付分がそのような変換となり いくつかは確認 訂正いたしましたが

おいきれないものや 手もとに書物が無い(大抵ございません) といった理由で書き直しはしておりません


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「月事」のはなし
 
2019年5月30日 9時12分の記事

この26にも読んでいたあたりを少しだけ引きます
以前どこかで記入したのかもしれませんが あらためまして

おうたい/2019年5月26日 13時30分の記事

  女子は一四歳にて月事げつじ下り
  『黄帝内経』(黄帝素問)

  月候  月水  月信
  月経  経期

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『月経のはなし』武谷雄二 著


定義より

子宮内膜からの周期的出血

内容物は血液 粘液 子宮の内腔を覆う細胞(子宮内膜細胞)
それがはがれたことにより生じたきずからの分泌液 細菌などで
半分から四分の三は血液

月経血はすべて体外に排出されるのではなく
その一部は卵巣から子宮へ 卵らんが運ばれる経路に逆行していき
おなかの中(腹腔内)にも達する

「卵子」は受精する前の状態のみをさすのに対し「卵」は受精後のものまでを含む 4


語源と俗称より
平安時代には月水と記述していた記録があり
安土桃山時代になると月経という言葉が見られる

英語では menstruation または menses
ラテン語で暦の月を表す mensis という単語より派生
mensis は ギリシャ語で地球の衛星である月を表す mene と関係し
ドイツ語 フランス語 デンマーク語 スウェーデン語の表記も
すべて英語と同じで スペイン語 イタリア語などのラテン系
ハンガリー語 ルーマニア語などのスラブ系も類似の表記 5

(さまざまな俗称が用いられていて)
1990年代にアメリカで発行された性教育の教材の中でも
一般の人々の間ではなじみのない「初経 menarche」と婉曲表現

日本では1960年代から「アンネ(の日)」と呼ばれたこともあった


月経血は固まらない
 月経血は子宮内で凝固しない。これは明治以前から知られている。もし凝固したら子宮内に停滞し排出されないため、子宮は過度な収縮によって外に出そうとし、そのため激痛と子宮内の感染を惹き起こすことになるだろう。通常は、体のいかなる部位からの出血も、短時間に大量の出血が起こらない限り、血液がやがて凝固して固まることになる。
 月経血が固まらないのは、血液が固まるのを防ぐプラスミンという酵素が月経血中に存在するためである。おそらく子宮内の血管より流出した血液はいったんは凝固し、それにより止血がなされる。しかし凝固した血液はすぐにプラスミンによって溶解(液体化)する。プラスミンの活性と月経血の量は相関するというデータもある。従って、子宮内のプラスミンの活性が亢進していると子宮内での止血機転が十分に作動せず、子宮からの出血が止まりにくくなると推定される。 

長年にわたってヒポクラテス(紀元前460ころ〜前375ころ)の唱えた説が通説となっていた
彼は「月経とは体内に蓄積した有害物質を排除することであり、出血することに意味がある」と解釈していた。現在では、妊娠にいたらなかった子宮内膜を完全に除去することが月経の意義であるとされている。従って子宮内膜が完全に剥脱しなければ月経の意義を果たせない。 9


20世紀前半の迷信より
17世紀においても「月経は女性の病気であり月経血を出すことで体が浄化されるのである」というヒポクラテスが述べた月経に関する解釈が根強く続いていた

17世紀のスペインにおいて、ユダヤ人は当時流行していたペストのスケープゴートとして迫害されていた。そのようなことを背景にして、ユダヤ人は男でも月経があるという診断を下すことがあった。実際は痔や皮膚疾患による出血などだろう。月経がいかに忌み嫌われていたかがうかがえる。

信じがたいことであるが、1875年には、月経は女性が文明的な生活をすることにより発来するようになり、原始生活を送っている時代には月経はなかったという医師の論文が発表されている。さらに驚くべきことに世界的に有名な医学雑誌(British Journal of Medisine) において、1878年の時点で「月経時にある女性(月経血ではない)はベーコンを腐敗させることがある」という見解が掲載されている。 61

20世紀に入って
ウィーン大学の教授は月経時の女性の汗、唾液、血液中に「月経毒」が存在し、花を枯らす作用があるという結論を1920年、医学雑誌に掲載している。同様に、ある小児科医は母乳中にも月経毒が混入しており、これを飲んだ子供は病気になるという説を唱えていた。 61

ちなみに月経の実体が科学的に明らかにされた現在でも、アメリカでは月経のことを俗語で「the curse=のろい」ともいう。 63


ヒトの特殊さ 207〜
 脱落組織は栄養膜細胞とともに胎盤の構成成分となる。脱落膜組織が形成されることで胎児由来の絨毛は母体側の細胞と調和を保ちつつ増殖し、かつ母体にとって異物である胎児が母体により免疫学的な拒絶反応を受けることが免れることができる。また、脱落膜が存在することで、脱落膜細胞を含む胎盤は胎児が娩出されたあと速やかに子宮壁から容易にはがれて排出されることになる。月経が見られる種は胎盤が子宮壁に深く進入することを可能にするために、母体のサイズに比して大きい子宮を有するという特徴もある。
 ヒトでは月経周期の後半、すなわち黄体ホルモンが存在している時期に妊娠成立の有無にかかわらず脱落膜組織が形成されている。この組織は肥厚しており、多数の血管がそこに進入している。着床する際に脱落膜組織がある程度発達していないと着床、卵の発生、ヒト型の胎盤の形成などが順調に進行しないものと考えられる。もし、妊娠にいたらないと黄体ホルモンは排卵後約2週間で分泌が停止し、厚くなった脱落膜組織ははがれ、それとともに脱落膜組織内に存在している発達した血管が破綻し、相当数の出血をする。これが月経である。 208

ヒトでは子供が胎内で発育を遂げるための胎盤を発達させるため
妊娠の成立の有無にかかわらず排卵ごとに子宮内膜を脱落膜組織に転換させるという
ある意味 無駄な作業をする必要があり
妊娠しないと月経という形でリセットされる 208

『月経のはなし』2012 武谷雄二

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11:10ころ 別室(http://ka-on.hateblo.jp/entry/2019/05/30/091708)とともに更新

(この2(3)頁において)深く拡大された欲と辛苦とが重なり合います



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