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ダルシーの近くの渓谷に差しかかったとき、二人はともに全長1マイル(1600メートル)ほどの巨大なUAPを目撃した。(1)
[森羅万象]
2023年11月29日 7時48分の記事




(2023/11/28)


『UFOvs.調査報道ジャーナリスト:彼らは何を隠しているのか』
ロス・コーサート  作品社  2023/9/27



<彼らが友好的であることを祈ろう>
・世論調査によれば、アメリカ人の3分の2以上は、この現象について漏れ伝わってくる以上に多くのことを政府が把握していると思っている。合衆国の軍部と産業界のトップのあいだに巨大な陰謀があり、回収した地球外生命の乗り物はおろか、ことによると実在のエイリアンまで隠しているのだと信じている人も大勢いる。

<ロズウェル事件――怪しい否定>
・「ドイツは自国の上空に何か新しいものを投入した――夜空に浮かぶ奇怪な火の玉『フー・ファイター』が、ドイツへの侵入作戦を実行中のアメリカの戦闘機ボーファイターの翼の横を追走している」。1945年1月、ニューヨーク・タイムズはそう報じた。第2次世界大戦が始まってから1940年代後半まで、ヨーロッパ全土や太平洋戦域での作戦に参加した多くの飛行士が、俗に「フー・ファイター」と呼ばれる光り輝く円盤や球体を見たと報告した。

<プロジェクト・ブルーブックの開始>
・すると今度は1950年1月9日付のタイム誌で、ニューメキシコ州での墜落事故から「空飛ぶ円盤」と「人間に似た小さな宇宙人の遺体」が回収されたとの噂があると報じられた。続いて1950年3月には、FBI長官のJ・エドガー・フーヴァーに、とある空軍捜査官が秘密を明かしたことを伝える驚くべき報告が提出された。その秘密とは、「ニューメキシコ州でいわゆる空飛ぶ円盤が3機回収されている。機体は円形で、中心部が盛り上がっており、直径は約50フィート(15メートル)。各機にはそれぞれ三体の遺体が残されており、人間のような姿形をしているが身長は3フィートほど(1メートル弱)しかなく、非常に繊細な質感の金属製の衣服をまとっていた」というものだった。

<世界的現象>
・だが、ファーニー海軍少将は内密の目撃報告を海軍から直々に入手できていた。たとえば1953年に起こった事件も、それによって詳細を知ることができた。空母から発進した演習中の戦闘機1個中隊の上方に、巨大なロケット型の機体が急降下してきたのである。最初は飛行中隊の1000フィート(300メートル)上空を水平飛行していたが、戦闘機がそちらに向かって上昇すると、「巨大な宇宙船」は猛スピードで飛び去った。

<確かな証拠>
・アメリカはオーストラリアの上空に現れる物体も監視していたという話がある。1967年、アメリカ空軍のある軍曹が、CIAに1本のフィルムを見せられた。そこには飛行中の「UFO」をクローズアップした鮮明な映像が収められていたというのだが、どうやらこの映像が、1965年ごろにオーストラリア空軍の航空機が写真地図作成のためオーストラリア中央部を飛んでいたときに撮ったものであったらしい。アメリカのUAP研究家のボド・ホプキンズが、この空軍軍曹から聞いたという話を語っている。その主張によれば、CIAのフィルムが回ると両面いっぱいに「窓のついた巨大な機体が浮かんでいる」ところが映し出され、その後ろに「尻尾のよう」に三つの小さなUAPが付き従っていた。そして大きなほうの機体のドアが開くと、三つの小さな機体がそのなかに飛び込んでいった。すると大きな機体が「斜めに傾いて、あっというまに消え去った」。

<隠蔽をこじあける>
・オーストラリア空軍の目撃報告を見ると、リンともう一人、モイヤーだかマイヤーだかいう名前のアメリカ海軍少佐が、その夜の上空に回転しているような振動をしているような物体を見たと、それぞれ別個に報告している。海軍少佐という肩書からして、この人物は基地全体の副司令官と思われるが、彼はこのとき基地から車で南のエクスマウスに向かっていたので、おそらくリンよりもこの物体の近くにいただろう。彼はオーストラリア空軍に提出した「異常空中目撃」報告において、「晴れた空に大きな黒い物体」があるのに注意を引かれたと書いている。彼の推定によれば、、その物体の角直径は「空の高い位置にあるときの月とほぼ同じ」だった。およそ2000フィート(600メートル)上空にあったが、全くの無音だった。「最初はただ浮かんでいたが、やがて信じがたいスピードに加速し」、海軍少佐が見ている前で北のほうに消えた。自分が見たものについて何か常識的な説明がつけられそうかと問われ、彼はこう答えていた。「何も思いつかない」。さらに「このようなことはかつて経験したことがない」とも言っていた。

<誤認か、それとも隠蔽か>
・レンデルシャムで劇的な事件が起こっていたのと時を同じくして、アメリカのテキサス州デイトンでも、1980年12月29日の夜に、UAPとの遭遇が起こっていた。午後9時ごろ、ベティ・キャッシュとヴィッキー・ランドラムは、ヴィッキーの7歳の孫のコルビー・ランドラムを連れて、深い森のなかの静かな田舎町を車で走っていた。そのとき、光り輝く菱形の巨大な物体が空に浮かんでいるのが見えた。その物体は大量の熱を発していた。大人二人は車から出て、その物体をまじまじと見た。とてつもなく明るくて、鈍い金属的な銀色をしていて、直立させたダイヤモンドの上と下が平らに削られたようなかたちをしていた。

・キャッシュとランドラムの遭遇事件のとりわけ奇妙な一面は、ボーイング社が開発した巨大なヘリコプターCH-47チヌーク数機を含めた、少なくとも23機のヘリコプターが緊密な編隊を組んで、その物体に接近するのが見えたと主張されていることだった。

・当時は公表されなかったが、1986年11月17日には、日本航空1628便のパイロットがアラスカ州アンカレッジの近くを飛行中、2機の光る「宇宙船」と巨大な母船を見たと報告する事件も起きている。
 日本航空1628便の乗員に連邦航空局からの聞き取り調査がなされたところ、彼らは頑として、明らかに地球上の既知のテクノロジーではありえない巨大な機体を見たと主張し、飛行中ずっとそれに追跡されたと断言した。そして、いくら違う答えを言わされそうになっても、最後までその主張を曲げなかった。彼らが目撃した機体は、いかなる既知のテクノロジーの能力をはるかに超えた、とてつもない速度と操作性を示していた。寺内謙寿機長は、2機の小型船と、空中に浮かぶ「空母の大きさの2倍はある」巨大な母船がいたと説明した。それは日航機がアンカレッジ空港に向かって降下する直前に現れ、ある時点で空中で停止をして、それから32分間にわたって日航機の左側に陣取っていたという。

・日航機目撃事件での当局の隠蔽を裏づける圧倒的な証拠が露見したのは、事件後、連邦航空局のワシントン本部で開かれた会議の場で、CIAのエージェントがすべてのレーダー証拠を没収したときだった。事件当時、連邦航空局の事故調査部長だったジョン・キャラハンは、のちに、1986年の会議そのものまでもなかったことにするようにCIAから命令があったと語っている。CIAのエージェントはこう言ったそうだ――「UFO」の存在を明かしてしまったらアメリカ国民がパニックに陥る、「だから、これについては話してはならない」。

<黒の三角>
・1989年、ベルギー全域からドイツにかけての一帯で、底面から特徴的な光を放ちながら低空を飛行する巨大な三角形の機体が、警察官を含む多数の人びとによってたびたび目撃され、写真まで撮影された。そうした物体の一つが何度かレーダーで追跡され、迎撃のためF−16戦闘機が緊急発進するにいたって、騒ぎは頂点に達した。
 これがいわゆる「ベルギーのUFOウェーブ事件」である。

・レスリー・キーンの著書『UFO――将官、飛行士、政府役人の公式発言』には、ベルギー陸軍の軍事インフラ部長アンドレ・アーモント大佐が妻とともに、上空に浮かぶ巨大な三角形の機体をじかに目撃したときの話も収められている。

・静かに浮かぶ巨大な黒い「機体」は、1990年6月に、遠い西オーストラリア州ノースウェストケープのエクスマウス周辺でも目撃された。2014年に元オーストラリア軍兵士の一人が、アメリカ民間UAP研究団体MUFONにその目撃談を語っている。それは1990年、ラーモンス空軍基地の外での演習中に、夜間巡回をしていた午前2時8分のことだった。少なくともサッカー場二つ分はありそうな巨大な三角形の「機体」が浮かんでいるのが見えた。

・1990年の後半にも、ヨーロッパの各地で軍民双方のパイロットによる目撃があいついだ。ベルギー空軍のレーダーに、謎の黒い三角形のUAPが記録されたのもその一つだ。フランスでは1990年11月に、ティモシ―・グッドの著作『ニード・トゥ・ノウ(知る必要)』で紹介されているとおり、フランス空軍とエールフランスの元パイロットで、当時はジムのインストラクターをしていたジャン・ガブリエル・グレルが、パリの東25キロのグレ=ザルマンヴィリエールでジムの外に立っていたときに、6人の教え子とともに「全長1000フィート(300メートル)、奥行200フィートから250フィート(60〜75メートル)ほど」の機体を目撃した。それは台形で、三角形の下部構造がついていて、たくさんの光を発していた。「まったく信じられない光景だった。雲の切れ間に一つの都市が浮かんでいるかのようだった」とグレイルは語っている。

・元イギリス国防省調査官のニック・ポープが明かしたところでは、このフランスの目撃事件と同時期に、イギリス空軍のジェット機トーネードが3機、イギリスからドイツに向かって北海上空を飛んでいたときに巨大な物体に遭遇した。それはトーネードの翼端の上をしばらく並走したあと、「想像を絶するスピ―ド」で追い越していった。見たところは航空機のようだったが、「とてつもなく大きく、青と白の光で埋め尽くされていた」。イギリス国防省は、未知のステルス機だったのではないかとあやふやに推測した。ニック・ポープは国防省を退職したあと、1993年3月にイギリスの各地で立て続けに起こったUAP目撃に内部情報を詳細に明かした。そのいずれにも巨大な三角形の機体がかかわっていたという。国防省時代、ポープは1993年3月31日付の機密報告書を調査していた。それはウルバーハンプトンの近くのコスフォード空軍基地の航空巡視隊から提出されたもので、全長200メートルほどの巨大な菱形の物体が巡視隊のわずか数百メートル上を飛んでいたという報告だった。

・グドールは、空飛ぶ円盤の内部告発者と自称して物議をかもしているボブ・ラザーのことを信じていると言った。ラザーはネバダ州の実業家だが、1980年代末にとんでもない主張をして大論争を巻き起こした。自分はエリア51に物理学者として雇われて、回収されたエイリアンの宇宙船の推進装置をリバースエンジニアリングするのにかかわっていたというのである。

・エリア51に保管されているエイリアンの宇宙船のリバースエンジニアリングを試みたというラザーの信じがたい主張に果たして真実があるのか、あるとすればどんな真実なのか――それを解明するのは不可能だ。

<ディスクロージャー・プロジェクト>
・ペンタゴンの会合のほんの数週間前に、アリゾナ州フェニックスの街の上空で、史上最も大々的に報じられたUAP目撃の一つが起こっている。1997年3月13日の夜、何千人もの目撃者が、市街ブロック数個分、すなわち「横幅1マイル」(1.6キロ)ほどの巨大なV字型の光の編隊が、街の上空30メートルほどのところを低空飛行していると報告した。
多くの人は、この物体を一個の黒い三角形、もしくは逆V字型の機体と認識し、それが角の部分で光を発しながら音もなく夜空に浮かんでいると見て取った。のちに空軍州兵は、市民が見たのは訓練中に投下された高輝度照明弾にすぎないというありえない説明をした。アリゾナ州知事ファイフ・サイミントンは後年、「パイロットとして、また元空軍士官として言わせてもらうが、この機体は間違いなく、私がそれまで見てきたどんな人工物にも似ていなかった。それに、確実に高高度照明弾でもなかった。照明弾は編隊飛行なぞしない」と反論した。

・私の見るところ、たしかにアメリカ政府がUAP事件を何度も封じ込めようと――そして場合によっては隠蔽しようと――してきたことは、歴史的証拠が裏づけていると思う。目撃者が軍や民間のパイロットであった場合には、とくにその傾向が強そうだ。

<スキンウォーカー牧場>
・ユタ州の片田舎の町バラードの南東に、小さな農場がある。かつてはシャーマン牧場と呼ばれていたが、UAP伝説上、いまではスキンウォーカー牧場という呼び名のほうがよく知られている。ここは1990年代半ばにモルモン教徒の農場主、テリーとグウェンのシャーマン夫妻が超常現象との遭遇を初めて地元紙のディザレット・ニューズに語って以来、同様の奇妙な報告が何度となくなされてきたところなのである。

・シャーマン夫妻は農場にいた15ヵ月間に何度もUAPを見たと主張した。それは「白い光を放つ小さな箱状の機体だったり、全長40フィート(約12メートル)の物体だったり、フットボール場を何個かあわせたぐらいの巨大な宇宙船だったり」したという。
夫妻は自らの体験におびえながら、ある機体は波打つ赤い光線を発しながら飛んでいたと話し、オレンジ色の丸い出入り口が空中に見えたとも主張した。

・さらに不穏な主張もあった。シャーマン夫妻によれば、これらのUAP目撃は、農場の7頭の牛の死や失踪に関連しているというのだ。そのうち3頭は死んでいるのが見つかったが、なんとその死骸には正確な外科的切除がほどこされていて、舌や直腸や生殖器がまるごと抜き取られていながら、血痕はいっさい残っていなかった。捕食者に襲われた形跡もなく、人為的ないたずらの証拠となるタイヤ痕や足跡もなかった。そしてだいたいにおいて、現場には独特の化学薬品臭が漂っていた。

・このセンセーショナルな話を、ジャーナリストが地元の先住民ナバホ族の伝説に出てくる邪悪な呪術師「スキンウォーカー」と結びつけるのに長い時間はかからなかった。テリー・シャーマンも、頭上のどこかから聞きなれない言葉をしゃべる男の声がして、飼い犬が怖がったという話をしていた。やがて地元の元高校教師ジョゼフ・ヒックスが、スキンウォーカー牧場の位置するユインタ盆地の一帯でUAPを見たという人に話を聞いたところ、浮かんでいるUAPの小窓に人らしきものの姿が見えたと話す目撃者が何人もいたと主張するにいたって、このスキンウォーカーの噂はいっきに広まった。

・懐疑派は、身体の一部をもぎとられた牛はいずれも捕食動物にやられたのだろうと推測したが、シャーマン一家の主張の少なくとも一つには、信じるに足るだけの補強証拠があった。ユタ州全域と、隣接するニューメキシコ州の一部の牧場主からも、驚くほど類似した謎の「キャトルミューティレーション」――つまり前述のような、家畜が身体の一部をきれいに切除されて殺されている異常現象が、なんと1万件以上も報告されていたのである。

・1996年7月、デイヴィスはボブ・ビゲローの全米ディスカバリーサイエンス研究所で働きはじめた。数週間のうちに、彼はスキンウォーカー牧場で最初の超常現象を体験した。
「9月、そこへの二度目の出張のときに、キッチンの窓越しに機体を見ました」とデイヴィスは言う。
「やがてそれが降下してきましたが、遠くの山脈を背景にして、まだ明るく照らされていました。おそらく西に30マイル(48キロ)ほどだったでしょうか」。デイヴィスが見つめていると、その機体らしきものの大きな琥珀色の光が木の高さより下まで降りてきて、やがて地上まで降りたのが木々のあいだから漏れる光で垣間見えた。機体はそこにそのまま30分ほど着陸していた。その年の11月には、デイヴィスが同僚の科学者コルム・ケレハーとともに牧場の家屋の裏口のポーチに座っていたときに、前と同じような光る機体が近くの断崖の上空から矢のように飛んできて、彼らの真上で90度の高速旋回をした。

・スキンウォーカー牧場でのまた別の晩には、牛の群がどうも落ち着かず、牧場の管理人は大きな山猫が近くに潜んでいるのではないかと疑った。草地の片隅にいたエリック・デイヴィスは、ある1本の木のてっぺんに猫の巨大な目が光っているのを見た。「本当に大きな目が2つ、黄色く光っていて、大型のネコ科の肉食獣の、目のように見えました」とデイヴィスは言う。「ただ一つ問題なのは、大きすぎたことです。両目があまりにも離れていたんですよ。しかも、木のてっぺん近くの高さです。つまり、枝が密集したところはあるんですが、てっぺん近くなんです。………そこでただ点滅してるんです。これはなんだと思いましたよ。あんなに大きな猫は見たことがないし、あんなに大きく離れた目も見たことがない。そして思いました、これは猫じゃないなと」

・デイヴィスがいっしょにいたコルム・ケレハーと牧場管理人のテリーにも知らせ、三人全員でそちらを見ていると、いきなり巨大な生き物が目の前に飛び降りてきた。それは山猫よりもはるかに大きく、熊や牛ぐらいの大きさがあった。テリーがとっさに至近距離からライフルで何発も撃ち込んだが、デイヴィスはこう振り返る。「ひるみもしません。ゆうゆうと歩き去って低木の茂みに入り、姿を消しました」。雪面には足跡もなく、血痕もなかった。その生き物がなんだったのであれ、それはただ消えてしまった。こうした異様な超常現象ををたくさん経験した結果、デイヴィスはきわめて物議をかもしそうな結論にいたらざるを得なかった――ここで目撃されているのは人間ではない、知覚を持ったなんらかの知的生命体で、これはどういうわけかスキンウォーカーの科学者がカメラやビデオを向けても、つねに検出を逃れられるのだ。

・ネバダ州ラスベガスを拠点とするジャーナリストのジョージ・ナップは、多数の賞を獲得している調査報道記者で、ラスベガスのテレビ局KLAS−TVで40年にわたって番組を持ち、UAPに関する驚異的なスクープを数多く報じてきた。また、国家の陰謀と超常現象を主要なテーマとする配信ラジオ番組「コースト・トゥ・コーストAM」の司会もたびたび務めている。

・出されていた説明は、どういうわけかこれらの異常現象は不思議とカメラに映らないことができる、というものだった。おそらく本のなかで主張されている最も驚くべき現象は、NIDSの調査員が目撃したという「顔のない黒い生き物」の出現だろう。それは黄色く光のトンネルから現れたというが、そのトンネル自体、まるで異次元から出てきたかのように、どこからともなく一瞬でそこに出現したのだという。シャーマン家が主張していた別の事件では、赤い目を鋭く光らせた、知性を持っているとおぼしき巨大な狼ににた動物が現れて、至近距離から大口径の拳銃で撃っても猟銃で撃っても、無傷でその場を離れていったそうだ。「銃弾が肩の近くの肉と骨に当たった音がしたのは間違いない。狼は一瞬のけぞったが、すぐになんでもなかったかのように立っていた」と本には書かれている。「呆然とする家族にゆっくりと最後の一瞥をくれると、狼はゆうゆうと向きを変え、小走りで草むらの向こうへ消えていった」。最終的にシャーマン一家が牧場を去るきっかけとなったのは、飼い犬が明るく輝く光球を追いかけて木立に入っていったまま、それっきり戻ってこなかったことだった。

・これらはじつにセンセーショナルな主張であり、それを信じるには別の独立した裏づけが必要だった。NIDSの調査について公に明かされた情報について公に明かされた情報から、NIDSは膨大なデータを集めていたことがわかっているが、それらのデータ――たとえばビデオ映像、電磁波の測定値、土壌や切断された家畜の死骸のサンプルの分析
、専門家の報告書、血液検査など――でも、これらの異様な主張の裏づけにはなりえなかった。もし赤い目をした巨大な狼や、伝説の猿人「ビッグフット」のようなものが本当にこの牧場に出没していたのなら、彼らはよほど恥ずかしがり屋で、ボブ・ビゲローの調査団がカメラを向けても出てこなかったということなのだろう。

・アレグザンダーは、牧場に出現した3次元の入り口から人間のような姿をした生き物が出てきたという信じがたい目撃談についても詳述している。それは1997年8月のある夜中、午前2時半のことだった。崖からあたりを見回していたNIDSの二人の科学者が、眼下の道路の近くにかすかな光が灯っているのに気がついた。その光は少しずつ大きくなり、強くなって、やがて直系1メートル余りの大きさに広がった。地面から1メートルほど浮いていて、気がつくといつのまにか三番目の次元ができており、トンネルのような格好になっていた。アレグザンダーの記述によれば、「研究者たちの目には、そこで展開されているできごとがはっきりと見えた。トンネル内に動く黒いものがあり、やがて姿を現した。それはかなりの大きさの、人型をした生き物だった。身長は180センチぐらい、体重も180キロぐらいありそうだった。両腕を使って光のトンネルから抜け出ると、道路に降り立った。そして直後、その生き物は暗闇に歩み去った………」。

・文書に記載されているダルシーでのUFO目撃報告のなかには、地元の先住民ヒカリヤ・アパッチ族からの証言もあり、当時のダルシー公安部の事務局長で、町の警察、消防、救急の責任者だったホイト・ヴェラーディも証言者の一人だった。ヴェラーディはNIDSの調査チームに、1987年に遭遇したできごとのことを話していた。そのときヴェラーディはもう一人の局員と夜間パトロールに出ていた。ダルシーの近くの渓谷に差しかかったとき、二人はともに全長1マイル(1600メートル)ほどの巨大なUAPを目撃した。二人が最初に気づいたとき、二人は頭上1000フィート(300メートル)ほどのところに浮かぶ、無音の小さなオレンジ色の光だった。「やがてその光が近づいてくると、それはゆっくりと静かに移動している巨大な黒い構造物で、その端に光が灯っていたのだと彼は気づいた。その物体のせいで星も見えなくなり、ホイトと同僚が見つめていると、その物体は渓谷にいた彼らの頭上に移動してきた。………その物体が菱形、もしくは平行四辺形をしていて、両側の斜辺が上に向かって長く延びているのがはっきりわかったという。どこまで延びているのかは推測しようもなかったというが、彼は繰り返し、とにかくそれが巨大だったと主張した。………その物体は端から端まで1マイルほどあったとホイトは言った。真っ黒で、先端に光が一つ灯っているほかは何も特徴がなかったという」
  
<宇宙から来たチクタク>
・降下中、フレーヴァー中佐は見えてきたものに衝撃を受けた。それは、のっぺりした巨大な白い「チクタク」(tic tacの名称で世界各国で販売されているイタリア発のミント菓子)としか表現しようのない物体だった。その腹の下に付属肢のようなものを二つつけたチクタクが、泡立つ海面のすぐ上に浮かんでいた。全長はFA−18機とほぼ同じで、窓もなく、エンジンも見当たらず、翼もなく、排ガスも煙も出ておらず、はっきとした模様もない。

<「ビッグ・シークレット」狩り>
・したがって、アメリカが砂漠のどこかの洞穴にETや宇宙船をしまいこんでいたのかどうかを確実に知っている人間がいるとすれば、現在80歳の元上院議員ハリー・リードこそ、「ビッグ・シークレット」を教えられていた一人である可能性が高い。リードは前々からUAPに強い関心を持っていることを認めていた。彼が任期中に訪れた秘密施設の一つが、地元ネバダ州にある空軍基地のエリア51だ。

・また、1948年3月25日にニューメキシコ州のアズテックで、やはり知的に制御された地球外起源の宇宙船が墜落し、回収されたという説もある。これについての本を書いたスコットとスザンヌのラムジー夫妻とフランク・セイヤー博士は、膨大な数の目撃証言を集めて、巨大な「直径100フィート(30メートル)の空飛ぶ円盤」がアズテックの町の東側にあるハートキャニオンの高台に鎮座していたという主張の裏づけをとった。この宇宙船もまた、アメリカ軍に秘密裡に回収されたという話だった。

・「何十年も前から、回収された残骸の一部をロッキード社が持っているという話は聞いていました」とリードは言った。「それでたしか、それを見せてもらえるようペンタゴンから機密上の承認を得ようとしたんです。しかし、その承認は得られなかった。詳しい数字とか、それがどの程度の機密扱いだったかとか、私は何も知りませんよ。教えてもらえませんでしたからね」。リードがニューヨーカー誌に語ったところでは、ペンタゴンは承認拒否の理由をいっさいリードに説明しえなかった。

<大統領なら知っているか>
・2011年の末、オバマ政権下のホワイトハウスは大統領に代わってある声明を発表した。

・その決定的な声明で、ホワイトハウスの科学技術政策局はきっぱりと宣言した。「アメリカ政府は、この惑星以外に生命体が存在する証拠も、地球外生命体が人類の一員に接触や関与をした証拠もいっさい持っていない。また、なんらかの証拠が国民の目から隠されていることを示唆するような信頼性のある情報も存在していない」。このホワイトハウスの否定が事実なら、エリック・デイヴィス博士は嘘つきで、彼の同僚の何人かも同様だということになる。

<われわれは真実を受けとめられる>
・トム・デロングの描写する壮大な陰謀とは、1940年代以降、アメリカ政府がとあるUAP研究プログラムを、独自の機体開発を含めて民間企業の内部にずっと隠してきたというものだ。

・将軍たちによって蚊帳の外に置かれてきたということだ。彼らは人類が何千年と崇めてきた神々に少数の邪悪なライバルがいるかもしれないことを、われわれに知られたくないのである。だから彼らはエイリアンとの戦争を準備しているのだ。
 ともあれ、これがロックスターのトム・デロングに開陳された、巨大なUFO/UAP陰謀論である。

<罪深い秘密を漏らす>
・ワシントンDCでデスクに座るジョン・ポデスタは、今回は2016年の大統領選に臨むヒラリー・クリントン候補の選挙対策責任者を務めていた。このときポデスタは、ロシア連邦軍参謀本部情報総局(GRU)の26165班を率いるヴィクトール・ボリソヴィッチ・ネティクショのことなど聞いたこともなかった。だが、ネティクショのほうは間違いなくポデスタを知り尽くしていた。

・GRUは、冗談抜きのドクター・イーブル(カリスマ悪役)だ。そのGRUがソールズベリーで二重スパイの元ロシア軍人セルゲイ・スクリパリの自宅のドアノブに猛毒神経剤のノビチョクを塗りつけたのは、GRUのヒットマンだった。また、2019年8月にベルリンの公園でジョージア国籍の男性を射殺したのもGRUのエージェントだった。2014年7月にウクライナ東部の上空でマレーシア航空17便の罪のない乗員乗客298名が命を奪われた事件から、血まみれの軌跡をたどっていくと、GRUの特殊任務部隊スぺツナズに行き着くこともわかっている。ニューヨーク・タイムズの報道によれば、GRUには29155班という番号だけで呼ばれる部隊がある。その目的は「ヨーロッパ(とアメリカ)に不安定をもたらすための協調的かつ継続的な軍事行動」を仕掛けることであり、実行するのは「破壊工作、妨害活動、暗殺に長けた」秘密諜報員であるという。おそらく、この血まみれの29155暗殺班の部屋があるフロアの数室先に、ネティクショの26165サイバーハッキング班があるのだろう。その部隊の任務のなかに、世界最古の民主国家の一つをサイバー転覆することが含まれていた。
 ポデスタは、それがじつはスピアーフィッシングというハッキングの手口だったことにも気づかすに、偽のGメールのリンクをクリックした。

・少なくともまた70年、「ビッグ・シークレット」が守られることを疑う者はいない。今度のトランプ大統領も、楽勝の相手だ。ロズウェルの事件があった1947年、さらにはもっと前にさかのぼるまで、歴代の大統領のほとんどは、われわれから何も知ることができなかったのだ。

<「トゥ・ザ・スターズ・アカデミー・オブ・アーツ・アンド・サイエンス(TTSA)」>
・宣言されたTTSAのミッションは、「深慮だが、いまだ解明されていない、人類に有益な影響をもたらしうる宇宙の謎について新たな気づきと理解を喚起することにより、変革の媒介となる」ことだった。もちろん、これがTTSAの真の目的をうまく言いつくろった表向きの記号であることは誰もが知っていた。TTSAが解明したいのはUAPの謎なのである。

・そこでローガンが口を挟む。「1種類じゃないの?」
 デロングが答える。「そうそう、何種類いるのかわからない。いくつかの系統は、すごく人間に似ている。あんたや俺とそっくり」。続けてデロングは、伝説上のアトランティス文明が実在したと主張し、古代ギリシャ語とロズウェルの機体に書かれていたとされる文字とのあいだに関連性があると主張した。「世界第6位の防衛企業はSAICだけど、あのビルの正面には、王座に座ったアトランティス人の像があるんだよ。2メートル半の」とデロングはなぜか勝ち誇ったようにローガンに言った。まるでそれが何かを証明するかのような口ぶりだ。「それはエイリアンの体をピクルスにしたのかな?」とローガンが聞いた。「そうだろうね」とデロングは言った。「ほかにもオフラインでならしゃべれるんだけどなあ」

<検証される未確認物体>
・だが、ブリーフィング用のスライドをそっくりそのまま開示できないとは、何がそんなに秘密なのか。やはりアメリカ政府は確実に、これらのUAPに関して、一般には知られたくない何かを保持しているのだ。
 この謎に関してもう一つ不可解なのは、元国防総省の内部関係者で、アメリカがこのような並外れた芸当のできる反重力機を持っているのかどうかを知れる立場にあったクリストファー・メロンが、これらの物体はアメリカのものではないと断言していることだ。「元情報部の人間として、私はいささか不満を覚えています。戦略的奇襲を受けないようにするのに年間150億ドルを費やしていながら、実際に尋常でない能力を持つ乗り物がそこにいて、われわれの空母戦闘群の一つを監視しているというのに、それがどこから来たのか、そこで何をやっているのか突きとめようとする行動を誰も起こしていないのです」。

・仮に、地球外起源の宇宙船がアメリカによって回収され、再設計されていたのだとしよう。このテクノロジーが世の中から隠され、議会からも隠されたまま、70年以上が経過した。

・この陰謀論にもう少々面白味を添えるなら、2016年3月に、デロングが奇妙な約束をしていたのを思い出してほしい。彼は8年以内、つまり2024年までには実用機をお届けできると言っていた。もし本当にゼロからスタートしていたのなら、どうしてそんな約束ができようか? しかし陰謀論で言えば簡単だ。もちろん、TTSAはよそから手伝ってもらっていたに決まってるだろう?そこで今度は、CRADA(共同研究開発契約)というものに行き着く。

<アートのパーツ>
・そして22年後の1996年。元陸軍兵の老人はとうに亡くなっていたが、その孫の一人はアメリカ陸軍の現役軍曹になっていた。彼は、亡き祖父から託された驚天動地の証拠をどうしたものかと葛藤していた。その証拠とは――ロズウェルのエイリアンの宇宙船から回収された一連のサンプルと、世界の歴史に残る特別な瞬間に自分が果たした異例の役割を詳細に綴った祖父の日記が収められた箱だった。

・TTSAが証券取引委員会に提出している開示通知書を見ると、トム・デロングが2019年に「アートのパーツ」そのものである6個のサンプルを3万5000ドルで自分の会社に売却し、それをハル・パシフがTTSAの依頼で分析する予定になっていたことがわかる。

・リンダ・モールトン・ハウは何年ものあいだ、「アートのパーツ」の一つであるビスマスとマグネシウムが層状になったサンプルについて、いろいろと信じられないような主張をしてきたが、その証明されていない主張の一つに、この物質が適切な磁場にぶつかると反重力効果が生じて空中浮揚をする、というものがある。いやはや、ずいぶんどでかくぶちあげたものだ。しかし思い出さないだろうか――以前トム・デロングがジョー・ローガンのラジオ番組で、同じようなことを劇的に断言していたのを。

<メタマテリアルという新たな科学>
・トム・デロング率いるTTSAは、「アートのパーツ」のサンプルが知的に製造されたものであるとほのめかす。そして彼らの匂わせる仮説の一つが、これらの材料は構造そのものが導波管としての機能を果たすため、適切な電磁信号がその構造を貫通すると、反重力的な空中浮揚など、さまざまな超自然的な特性を見せることになるというものだ。

・もちろん、それなら素直に認めなければならない。もし陸軍が万が一、実際にTTSAのサンプルに反重力効果を確認しても、それでただちにTTSAに国家安全保障上の緘口令が敷かれ、発見したことが公言できなくなるわけではないのだろうと。もしこれがすべて真実だとしても、最高に懐疑的な見方をするなら、どうして本気で信じられよう――未曽有の科学的発見であり、潜在的には史上最強の兵器となりうるものを、アメリカ軍が本当に私利私欲なく世界に広めたりするなどと? 米国科学者連盟の「政府の秘密保持に関するプロジェクト」が説明するように、1951年の発明秘密保持法により、アメリカ政府は長年にわたり、機密情報にかかわる特許出願には秘密保持命令を課すことができている。そのため発明者は特許を登録することもできなければ、自分の発明を公表することもできないのだ。2019年には、そのような秘密保持命令が5878件も施行されており、その発明のほとんどはアメリカ軍が資金援助したもので、多くは民間の発明者に課されている。

<宇宙飛行士と「スペースマン」>
・ミッチェルは生涯を通じて、知的生命体が異次元から、もしくは宇宙のどこかから地球を来訪していることを示す強力な証拠があるという物議をかもす見解を示してきた。

・「なぜいつもUFOを見たことを否定するのかと聞いても、かれはたった一言、反逆罪、と言うだけでした」とスペースマンは言った。「私はそれを、宇宙飛行士はUAP目撃についてしゃべってはならない決まりがあるのだと解釈しました。実際、エドは私にそれ以上、何も言いたがりませんでした」。

・この文書では、デイヴィスがかの悪名高い、本書でも触れた1980年のキャッシュ・ランドラムUFO遭遇事件について言及していた。テキサス州デイトン近郊の道路を車で走っていた二人の女性とその孫が、前方の上空に巨大な菱形のUFOが浮かんでいるのを見たと報告した事件である。

・ミッチェルの署名入りのファックスは、当時、出版間近だったフィリップ・コーソー大佐の著書『ロズウェルの翌日』でなされた物議をかもす主張を支持する目的で送られたものだった。コーソーは、1947年にロズウェルで宇宙船の墜落事故があったのは事実であり、その機体はアメリカ政府によって回収されたのだと主張していた。

<人間の手によるものではない>
・文書によると、トム・ウィルソン中将本人は、異世界の宇宙船をアメリカ政府が回収して隠蔽していることに関する衝撃的な秘密を発見したという、驚くべき告白をしたらしい。ウィルソンはデイヴィスに、回収された地球外起源の乗り物をリバースエンジニアリングしようとする極秘プログラムをアメリカ政府が長いあいだ隠していたことを突きとめたと話したのだという。このとてつもない秘密は、1947年のロズウェル墜落事故以来、回収されたエイリアンの機体とともに、ずっと隠し通されてきた。1997年に会計監査によって作戦全体が露見する寸前までいったので、それ以来、この「プログラム」――と文書で呼ばれているもの――は国防総省の調達・技術担当国防次官室の内部に隠されたそうである。

<ゴードン・ノヴェル――これは真実かフィクションか>
・私がコービッツに手紙を出した背景には、ゴードン・ノヴェルという一風変わった私立探偵で、CIA絡みのスパイのようなこともしていた人物がいる。私はこのゴードン・ノヴェルが語った話を追いかけていたのである。ノヴェル氏は2012年に亡くなっているが、その2年前に書いた一冊の本のなかで、いわゆるARV(複製エイリアン機体)フラックスライナーについて詳述していた。フラックスライナーの話は、現代のUFOの陰謀論の魅惑的な神話の一つである。ノヴェルがこの本で書いているように、マーク・マッキャンドリッシュというプロの航空宇宙イラストレーターが2001年5月にナショナル・プレス・クラブで行われたディスクロージャー・プロジェクトの公聴会で、アメリカ政府が1947年のロズウェル事件の墜落現場から回収した宇宙船をリバースエンジニアリングして、エイリアン機体の複製(ARV)を3機建造することに成功していると証言したという話もある。

<サルヴァトア・パイス博士の不可解な特許>
・バイスがこれらの特許を出願したことには、とんでもない意味がある。これはすなわち、アメリカ海軍が反重力機を開発していたことを公式に宣言したも同然であり、あの空母ニミッツとそのパイロットが西海岸沖でチクタク型のUAPを追跡し、ビデオ撮影したときから12年後の2016年4月に、堂々とその特許を出願したのである。

・この水陸両用の「ハイブリッド機」の特許は2018年に認められ、パイスは翌年1月に、今度は「ハイブリッド航空潜水機に使用される室温超電導システム」という大胆な主張を展開する論文を発表した。

・物理学者たちも、このような数々の信じがたい技術的躍進を果たしたというパイス博士の主張に対しては、深い疑念を表明してきた。素直に言って、もしこれらの特許が実際に使用可能なことが証明されさえすれば、その功績でパイス博士にノーベル賞がたっぷり進呈されるのは疑いない。一説によれば、海軍がこれらの特許を出願した理由は単純に、将来的に起こりうるこれらの画期的な技術革新に対して中国やロシアが権利を主張するのを阻止するためで、アメリカがそれらの技術に特許権使用料を払わなくても済むようにしたがったのだとも言われている。その点、たしかにアメリカの特許法は、特許が認められるものに対して非常にリベラルな基準を掲げている。

・さらに海軍は、パイス博士のあと二つの特許も後押しした。驚くべきことに、室温超伝導体と高エネルギー電磁場発生装置のどちらもがすでに使用可能な状態にあると公言したのである。

・ともあれパイス博士と海軍の弁護士は、まげることなく、高エネルギー電磁場発生装置なるものについても同じく「使用可能」の主張をした。

・これよりおかしなことはもうあるまいと思うその矢先、パイス博士は
またもや別の、同じくSF的な装置の特許を出願した。今度の発明品は、キロワットからメガワット級の入力で、ギガワットからテラワット級の出力を実現できるという「小型核融合炉」だった。

・クックはこう言った。「いまやアメリカ海軍はUFOについて語り、この現象を説明できないことを公式に認めている。これで私もこの問題をあれこれ語っていいことになったわけだ。実際、ずいぶん開放的になっていると思う」

・レスリー・キーンはこう言っていた。「これはおそらく、最も紙面に載せにくい問題です………理由はいくらでも思いつきます。物議をかもすことにもなるでしょうし、これに関する情報が機密扱いになっているということもあります。公にできることが限られているので、そういう問題を報じるのはとくに難しく、その内容がセンセーショナルですから」。

・情報開示のターニングポイントは2020年末にやってきた。

・自分でもとんでもないことを書いているとは思うのだが、自ら取材して集めた情報から判断して、私はいまや強く疑っている。人間の手によって作られたのではないテクノロジーが回収されている――それもアメリカだけでなく、ロシアや中国によっても回収されているのではないかと。思いきって言うが、アメリカはこの衝撃的な事実をどうやって公にするかをずいぶん前から考えてきたのだろう。

<史上最大の秘話……>
・もうみなさんもご存じのように、(いまのところまだ立証されていない)UFO―UAP陰謀論の聖杯は、アメリカ政府の内部、もしくは――もっともらしく否定できるという点でいっそうありがちな――民間航空宇宙産業を隠れ蓑にしたWUSAP(放棄済み非承認特別アクセスプログラム)の内部に闇の勢力が存在していて、これが回収されたエイリアンのテクノロジーを隠匿しており、もう何十年にもわたってひそかにこの驚異的な発見のバックエンジニリングを試みてきたと断言することだ。
 そしてこれもまたご存じのとおり、こうした陰謀論に信憑性を与えるようなことをする人は、もう何十年ものあいだ、妙な考えに惑わされてアルミ箔の帽子をかぶっているような間抜けだと思われて、まともに相手にされずにきた。しかし本書を読めばおわかりのように、実際そうしたテクノロジーが回収されていると明言したり、強くほのめかしたりしている内部関係者は多数いる。

・さらに言えば、「彼ら」が(もし存在するとして)どこかよそからやってくると推断する理由はあるのだろうか。別の惑星や別の次元から来た人間ならざる知的生命は、目撃されているものの一部を説明するかもしれないが、私が聞いているところでは、それはこの現象の説明としてはますます可能性の低いものになっている。むしろ思い浮かぶのは、「クリプト・テレストリアル」(隠れた地球人)のような言葉だ。「彼ら」の正体がなんであれ、それはすでにここにいて、ここを離れることもないのかもしれない。

・2023年3月、ほかでもないペンタゴンのUAP調査チームの元責任者、ジェイ・ストラットンが、あるUFO会議において、ユタ州のスキンウォーカー牧場で自らが経験したことをありのままに語った。ストラッ トンは、コルム・A・ケレハー博士とジョージ・ナップの2021年の著書
『ペンタゴンのスキンウォーカーたち――政府の極秘UFO計画の内部関係者が語る』に「アクセルロッド」という仮名で登場する人物だ。ストラットンは自分の目で見た不穏な超常現象をいささかのためらいもなく公言した。会議の場で、映画『プレデター』のキャラクターを連想させる半透明の生き物がスキンウォーカー牧場に停めたトレーラーのすぐそばにいたのを見たと報告したのである。長方形の胸をしたこの生き物のことは、ストラットンとは別に、同僚のトラヴィス・テイラー博士も目撃していたという。さらにストラットンは、牧場に来た初日に、自分の真上を三角形のUAPが浮遊しているのも見たと語っている。

・ケレハーとナップの『ペンタゴンのスキンウォーカーたち』には、バージニア州にあるストラットンの自宅で起こった、さらに不穏なできごとについての言及もある。ユタ州の牧場での現象がなんだったのであれ、それはストラットンを自宅まで追いかけてきたようだ。いわば「ヒッチハイカー効果」の出現である。痛ましいことに、ストラットンの息子が目覚めると、腹部と胸部に複数の赤い打撲傷ができていた。「まるで誰かが少年の体を繰り返し、力ずくで殴ったかのようだった」。息子の証言によれば、寝室で青と赤の球体に襲われたのだそうで、さらに「人間のかたちをした黒い影のようなもの」が叫んでいる声が、頭のなかでテレパシーのように聞こえていたともいう。2009年7月にストラットンが牧場を訪ねて以来、こんなことが12年以上も続いた。ストラットンの妻と十代の子供たちも、みな球体を目撃し、犬人間のような奇妙なものが家の裏庭にひそんでいるのを目撃した。また、家の会談を昇り降りする説明のつかない足音も耳にしていた。

・このように、もはやUAP問題は、人間のものではないかもしれない高度なテクノロジーの問題と見るだけでは済まなくなっているのだと理解しておくことが重要だ。これは私たちを恐ろしい、居心地の悪い、民間伝承や古代史の背景をなす、人間の神話や神話的経験の周縁へといざなう現象についての問題なのだ。

<訳者あとがき>
・ここ数年のこうした動きが起きるまで、アメリカの当局は長いあいだ一貫してUFOに否定的な態度をとってきた。UFOがオカルト扱いされるようになったのも、一つはそれが原因だった。ところがいまや、そのUFOという呼び名を捨てて新たにUAP――未確認空中現象――という呼称を用い、これが国家安全保障上の脅威にあたるかを真剣に検討すると公言している。



『UFO特務機関「MIB」の謎』
飛鳥昭雄・三神たける   学研   2010/6
エイリアン事件隠蔽工作の全貌とフェニックスライト事件の真相



<特殊部隊>
・UFO情報を隠蔽する任務を帯びた特殊部隊、特務機関といえばいいだろうか。早い話がスパイである。といっても、007に登場するイギリスのMI―6やアメリカのCIAのレベルではない。もっと恐ろしい諜報機関である。

<アルバート・ベンダー事件>
・と、なんとも意味深長な言葉の裏には、いったい何があったのか。その真相は10年近くたって発表された著書によって明らかにされた。なんでも、火球事件を調査していたところ、突然、声がベンダーの頭の中に直接、響いてきたというのだ。
「われわれは以前から、あなたのことを監視している。調査をやめて、空飛ぶ円盤の問題から即刻、手を引くように」
 いわゆるテレパシー現象だった。言葉の主は、どうやら火球、すなわちUFOのことをよく知っているらしく、同様の現象が続く。あるときベンダーがベッドに横になっていると、部屋に突如、3人の人影が現れた。彼らは蜃気楼のように、ゆらゆらとゆらめき、ついには現実の人間となった。全身、黒づくめの男たちは、ベンダーに向かって、こう警告した。
「あなたが行っている研究は、われわれが行おうとしている目的にとって、非常に障害となっている。地球における任務が終るまで、われわれの邪魔をすてほしくない。すぐさま研究団体を解散させるのだ」
 黒づくめの男たちは、それはいうまでもなくMIBだった。しかも、彼の言葉を信じるならば、どうもMIBの正体は超能力を持った異星人らしい。この後も、MIBはたびたびベンダーの前に現れ、IFSB(国際空飛ぶ円盤協会)の解散を迫った。

・異星人たちは圧倒的に進んだ科学力で、地球人の体を自由に操ることができるといい、多くの同胞を国防総省ペンタゴンに送り込んでいる。地上のいたるところに基地を建設し、地球人に変身することもできる。それを証明するために、異星人たちはベンダーを南極の秘密基地にまで連れていったというのだ。
 きわめて幻想的な要素の強い体験であるが、ベンダー事件のMIBは、実在する人間というよりも、どこか幽霊のような存在であることを強く感じさせる。幽霊異星人、もしくは霊的エイリアンとでもいえばいいのだろうか。

<MIB/UFO=超地球人説>
・ただし、キールの場合、一般のUFO目撃者や研究家とは少々認識が異なっていた。彼はUFO搭乗者を単純に地球外から来た知的生命体、すなわち異星人だとは考えていなかった。
 UFO事件にまつわる不可解な現象や科学的な検証を拒むかのような見えない力、そして証拠の隠滅の裏には、もっと深い超自然的パワーが働いている。それは人類が古来、天使や悪魔、妖精と呼んできた存在と同じものであり、その正体は見えない異次元から地球人に干渉する知的生命体、いうなれば「超地球人」ともいうべき存在であり、MIBは、その監視を行うために異様な姿をとって出現するというのだ。

・したがってキールにしてみれば、MIBとはその正体を知られたくない超地球人たちにほかならず、さまざまな手段を使って証拠を闇に葬っているというのである。彼にとっては、MIBは古にあっては悪魔の使いであり、ときに悪魔そのものとして語られてきた存在なのだ。
 実際、彼の仮説に従えば、ベンダーの前に現れた幽霊異星人としてのMIBの存在も容易に説明がつくことは確かである。

<MIBの正体はNSAのエージェントだ!!>
・重要なテーゼを忘れてはならない。最初に述べたように、UFO問題は軍事問題である。UFO情報を隠蔽しようとする当局もまた、アメリカ軍である。アメリカ軍のスパイにして、諜報活動を行う秘密機関とくれば、ひとつしかない。国家安全保障局/NSAである。はっきり断言しよう。MIBとはNSAのエージェントなのである。

・つい最近までアメリカが公式にその存在すら認めなかったNSAは、もともとUFO情報をコントロールする目的で設立された組織である。エシュロンなどの通信傍受を主な任務とすると一般には思われているが、実態は、さにあらず、UFO情報を収集及び分析し、かつ大衆には偽情報を流して混乱させ、最終的に、すべてをもみ消す諜報機関なのだ。MIBは、まさにNSAの中の実行部隊なのだ。
 その力はCIAの比ではない。任務を遂行するためには、殺人もいとわない。彼らには殺人許可証がある。シークレットガバメントの意向に背く者は、たとえアメリカ大統領であっても消される。
 ジョン・フィッツジェラルド・ケネディ、通称JFKもまた、そうして暗殺された大統領のひとりである。彼はアポロ計画によって、月面でエイリアンとの遭遇を演出しようと画策したために殺された。暗殺を実行したのはNSAである。

・軍やCIA、FBI、警察を一糸乱れぬ動きで統括し、法廷で証言する者全員を事故に見せかけて葬り去る。事件を調査するウォーレン委員会を抱きこみ、すべてを封殺した。こうした芸当ができるのはNSAをおいてほかにはない。

<もうひとつのフェニックスライト>
・フェニックスに超巨大UFOが出現した午後8時よりも少し前、午後7時30分ごろ、北西に160キロほど行った街プレスコットでも、同様の事件が起こっていた。
 当時、現職の警察官であったデニス・モンローが自宅を出て北に向かって車を運転していたところ、夜空に7個のオレンジ色のライトが光っていることに気づく。見ると、それはV字形に並んでおり、巨大な飛行物体であることがわかった。目測で片翼200メートルほど、大きさはフットボール場2個分に感じたという。

・お気づきのように、先に多くの人に目撃されたフェニックス上空の巨大UFOと、それより以前に目撃されていた巨大UFOとは形が違う。前者は半円形に光が並んでいるのに対して、後者はV字形の配列だ。光の数も9個に対して、5〜7個である。大きさも2キロと200メートルと違う。そして何よりも、後者は人々によって機体をはっきり目撃されている。

<ラボックライト事件の真相とラムダUFO>
<ラムダUFOともうひとつのエイリアン>
・掲げた写真を見ていただくとわかるが、ラボックライトは巨大な逆V字形をしており、底部に複数のライトが光っている。これはフェニックスライトの巨大UFOと基本的にまったく同じ構造である。本書では、逆V字形をギリシャ語の「Λ(ラムダ)」に見立て、このタイプの巨大UFOを三角形を基本とするデルタUFOに対して「ラムダUFO」と呼ぶことにする。
 しかも、ラボックライトの場合、その角度はちょうど90度、直角になっており、いわばL字形になっているので「ラムダUFO―L」。一方のフェニックスライトは、それよりも鋭角で、V字形になっているので「ラムダUFO―V」と名づけておく。
 ラムダUFOに角度の違うふたつのタイプがあることには意味がある。象徴として、ラムダーUFO―Lは直角定規、そしてラムダUFO=Vはコンパスを表している。ふたつを合わせると「定規とコンパス」、すなわち史上最大の秘密結社「フリーメーソン」のシンボルとなる。

・これは偶然ではない。ラムダUFOを製造し、それを操縦するエイリアンはフリーメーソンなのである。ただし、誤解のないようにいっておくが、世界中にロッジをもつ近代フリーメーソンではない。もっと、はるか古代に設立された秘密結社フリーメーソンであり、その歴史はノアの大洪水以前に遡る。もっといえば、彼らはノアの大洪水以前に、この地上から消えた人々の組織なのである。
 
・ラムダUFOのエイリアンは確かに地球人とまったく同じ姿をしているが、この地球内部の亜空間に存在する天体アルザルからやってきているわけではない。彼らは失われたイスラエル10支族ではない。失われたイスラエル10支族よりも古く、そしてまったく違う天体から地球にやってきている。
 いずれ近い将来、シャンバラとして知られる地底世界から戻ってくるエイリアン、いうならば「アルザリアン」たちと手を組み、この地上に戻ってくるときが来る。そのとき、全地球人は上空に前代未聞の超巨大ピラミッドを目にすることになるだろう。
 そして気づくのだ。
 物語に記された天空の城「ラピュタ」は実在し、ラムダUFOに乗っている人々の正体が絶対神によって取りあげられた預言者エノクの民「エノキアン」であることを!!

・MIB=異星人説と同様、UFO問題の偽情報のひとつに、エイリアン・テクノロジー伝説がある。有名な墜落UFO事件、すなわちロズウェル事件において、回収したエイリアン・クラフトからさまざまな技術を軍事的に転用することに成功し、その一部が今日の科学技術の基礎になっているというのである。
 それを暴露した人物として、アメリカ国防総省の元情報高官フィリップ・コーソー中佐が、この世界では有名だ。フィリップ中佐によると、墜落UFOから回収したコンピューター集積回路や光ファイバー、暗視カメラなどのメカニズムを分析することに成功した軍部は、それらを後にトルード将軍を通じて民間に払い下げた結果、IBMやベル研究所などのアメリカ企業が潤ったと述べている。ちなみに、極秘情報を暴露したのが理由かどうかは不明だが、フィリップ中佐は不審死をとげている。
 
・また、同様に、ノースカロライナの緊急医師スティーブン・M・グリア博士が主催した「ディスクロージャー・プロジェクト」では、社会的に高い地位や名声のある人々が異星人の存在を認め、政府が情報を隠蔽していると批判。人類社会の発展の裏には、墜落UFOのテクノロジーが存在したと主張している。
 これは今後、随時、情報を公開していくつもりだが、エイリアン・テクノロジーの一部をアメリカ軍が入手していることは事実である。それをもとに、地球製UFOを製造していることは本書でも述べた通りである。

<UFO隠蔽工作と『M−ファイル』>
・かって米国のNSA(国家安全保障局)は、UFOの機密文書として「MJ−12文書」をはじめ、「リア文書」や「クーパー文書」「ダルシー文書」など、数々のフェイク情報をリークしたことがある。アメリカ政府が異星人グレイと密約を結び、UFOテクノロジーを提供してもらう代わりに家畜虐殺キャトルミューテーションや人間誘拐アブダクションを黙認するという内容が注目を集めたが、この中にエイリアンの種族に関するデータが含まれている。

・曰く、異星人にはヒエラルキー(階層化)があり、一番下が「リトル・グレイ」という小人型ヒューマノイドで、クローンによって増殖するバイオクリーチャー。その上が大きな鼻が特徴的な「ラージ・ノーズ・グレイ」で、いわばリトル・グレイを管理する。その上になると容貌はグレイではなく、地球人とほぼ同じ、真っ赤な髪が特徴的な「オレンジ」な種族がおり、最高位は北欧の人々によく似て白い肌を持つ「ノルディック」が存在するというのだ。



『世界怪異伝説事典』
朝里樹 、えいとえふ 笠間書院  2021/12/22



<精霊が作ったシャスタ山>
・アメリカの西海岸沿い、カリフォルニア州のカスケード山脈南部にあるシャスタ山は、標高4000メートルを超える聖なる山。

・シャスタ族の神話によれば、天に住む「偉大な精霊」によって世界で初めて作られた山で、精霊が天に穴を開けて雪や氷を地上に落として山を作り出した。そして山を踏み台にして地上に降りてきて、樹木を生み、太陽に命じて雪を溶かし、川を作った。さらに木に息をかけると、小さな枝が小鳥に、大きな枝は動物に、折った小枝は魚に変わった。

・この山を聖なる山と考える人々は多く、ウィントゥ族はシャスタ山の精霊に舞を捧げ、山から湧き出す泉が途切れないように祈りを捧げるという。また、山頂ではレンズ雲や変わった雲がよく現れることから、山から地球のエネルギーが放出されている、山頂には理想郷がある、山の下に地底王国レムリアがある、UFOがよく出没する、別世界への入り口がどこかにあるなどの噂もあり、多くの人々がこの聖なる山に惹きつけられている。

<日航機UFO遭遇事件>
・1986年11月17日、日本航空の特別貨物船ボーイング747ジャンボ機が、アメリカのアラスカ州上空で巨大な「宇宙母艦」と遭遇。約50分にわたり、機長や搭乗員全員が目撃したというUFO事件が勃発した。

・機長の寺内謙寿によれば、始めは二つの物体が前方を飛び回り、急速度でボーイングに接近し、真昼のように明るい光を発したあと、並走するように飛行を始めた。この時、管制塔にレーダーの反応はなかった。その後、二つの物体はふたたび機体前方へ移動して飛び去ったが、ボーイングがアラスカ上空に差しかかった頃、二つの航空母船を重ね合わせたような超巨大な謎の物体が現れた。管制塔のレーダーもキャッチし、ボーイングは管制塔からの指示で旋回を試みたが、謎の物体はボーイングの後方にピタリとついて離れず、空港が見えたところで姿を消したそうだ。

<モーリー島のメン・イン・ブラック>
・1947年6月、ワシントン州のモーリー島で、ハロルド・ダールという男性が、息子、二人の乗組員、愛犬とともにモーリー島沖で流木を探していた。突如、金属製の飛行物体が空中から6体現れ、頭上を音もなく飛んでいったという。その飛行物体はドーナツ型の円盤で、側面には窓がびっしり並んでいた。6体のうち一体は故障したようにふらつきながら飛行し、別の一体に接触して船の真上で爆発した。破片の大半は湾内に落ちたが、一部は海岸に落下したため、ダールは白くて軽い金属片を持ち帰ったそうだ。
 その翌日の朝、自宅に謎の黒ずくめの男たちが現れ、近くの食堂に誘われたという。そして昨日見たことは他言してはならないと忠告された。男たちの様子から身の危険を感じたダールは、目撃証言を一度は撤回したものの、のちに真実を公開したという。
 この男たちはメン・イン・ブラック(MIB)と呼ばれる男たちである可能性が高い。UFO目撃者に近づき、これ以上深入りすることを警告する黒ずくめの男たちである。MIBの噂は1940年代末から広がり始め、その正体は政府の要員とも、地球人の格好をした宇宙人とも噂されている。

<UFO事件簿>
・UFOが世界中で目撃され始めたのは、第2次世界大戦後以降と言われている。特にアメリカ西部は、有名なロズウェルやエリア21などUFOにまつわる場所が多く、「UFO発祥の地」とも呼ばれている。

◎ケネス・アーノルド事件
 UFO=空飛ぶ円盤というイメージを定着させた事件。1947年6月、アメリカ人の実業家ケネス・アーノルドが、ワシントン州レーニア山付近の上空で、三日月型の九つの飛行物体を目撃した。

◎ジョージ・アダムスキー
 UFOや宇宙人と遭遇した人のことをコンタクティと呼ぶが、もっとも有名なコンタクティがジョージ・アダムスキーだろう。

・UFOは自分を探しに来たに違いないと思った彼は、単独で金星人オーソンと対面する。アダムスキーはオーソンと交流を深めることに成功したという。

・彼は生涯にわたって25回、宇宙人とのコンタクトに成功したと言われている。ローマ教皇ヨハネ23世らに支援されるなど、世界で活躍するコンタクティだった。

◎ヒル夫妻誘拐事件
1961年9月、ニューハンプシャー州で起こった、人類史上初の宇宙人による誘拐事件。バーニーとベティという夫妻がドライブ中、巨大なUFOに遭遇。そこから記憶を失ってしまうが、二人はUFOに拉致されて人体実験をされていたことが、のちの逆行催眠によりわかった。このようにUFOや宇宙人に誘拐される現象を「アブダクション」と呼ぶ。

◎イーグルリヴァー接近遭遇事件
 1961年4月、ウィスコンシン州のイーグルリヴァーで起きた奇妙な事件。ジョー・シモントンという男性の自宅の裏庭にUFOが降り立ち、中から出てきた宇宙人が水差しを出して水を求めるジェスチャーをした。ジョーが水を入れてやると、宇宙人はパンケーキを三枚くれて飛び去ったという。

◎フェニックス・ライト事件
 1997年3月、アリゾナ州で起こったUFO目撃事件。フェニックスおよび周辺地域の上空に、全長1キロ以上とされる巨大なV字シェイプの物体が出現。目撃者によれば、音もなくゆっくりと飛行して消えていったという。住人の1万人以上や地元警察も目撃したことで、騒動になった。

<UFOは実在する? 「未確認航空現象」>
・2021年6月、アメリカの情報機関が、未確認飛行物体(UFO)に関する報告書を公表した。2004年から2021年までの18年間、アメリカ海軍などから報告された144件の調査報告書である。宇宙人やUFOといった言葉は使われていないが、「未確認航空現象(UAP)」という単語で不思議な飛行物体を表現している。このうち、物体の正体を特定できたものはわずか1件(しぼんだ巨大気球だった)だけで、残りはすべて未解明とされた。
 これまでアメリカ政府は、軍の空域内で謎めいた飛行物体の目撃情報があっても、ほぼ黙殺してきたが、近年、UFOの実在を認めるような動きを見せている。



『終末へのカウントダウン』 スペースプログラムが予言する
韮澤潤一郎   たま出版     2015/11/17



<地球に突きつけられた宇宙人からの最後通告>
・この時代に大国間でどうにも止まらなかったのが、原爆と水爆の核実験競争であった。

・この方針は、2010年に公開された数千ページものイギリスのUFO機密文書で明らかになる。
 それは「第2次大戦中にイギリス空軍のパイロットがUFOに遭遇した情報を当時のチャーチル首相が50年間封印するよう指示していた」というものだ。
 その文書によると「空軍偵察機が任務を終えてイギリスに帰還する際、UFOに遭遇した情報を当時のチャーチル首相が50年間封印するよう指示していた」というものだ。

・また、95年の機密文書には、「民間機の機長が報告した情報によれば、マンチェスター空港に接近していた際に、UFOとニアミスし、地上からの目撃者によると、その物体はサッカー場の約20倍もの大きさがあった」などと書かれた部分もある。
 アイゼンハワーが連合国最高司令官であったのは1945年末までだから、チャーチルが「UFO機密扱い」を依頼したのは第2次大戦中で、すでに戦時中から世界的にUFOは隠蔽するという傾向にあったのだ。

<警告としての前兆>
・いっぽう、地球温暖化が原因とされる気候変動が激しくなり、2005年8月に、ジョージ・W・ブッシュ大統領の出身地テキサスに隣接するルイジアナ州のニューイーリンズに、最強のカテゴリー5のハリケーン「カトリーナ」が上陸した。市の8割が水没し、48万人の市民に避難命令が出されたが、州兵の多くがイラクに派兵されていたため、救助活動や治安維持が手薄になったうえ、大統領令の対応が遅れ、結果的に2500人以上の死者・行方不明者を出してしまった。このためブッシュ大統領の支持率が急落した。
 
・この状況を憂慮した宇宙からのレスキュー部隊が、ブッシュ大統領に対し、不気味なプレッシャーをかけるという事件が発生したのである。安易に戦争を起こしたりせずに、やがて来る大変動にもっとまじめに対応せよという警告として、驚愕すべき巨大UFOが、当時「西のホワイトハウス」といわれたブッシュ大統領のテキサス州の私邸に現れたのである。良きにせよ悪しきにせよ、アメリカ合衆国は地球という星の中心的な国家であり、この世界の未来に責任があるからであろう。
 2008年1月8日夕方、テキサス州ダラス南西部で、巨大な正体不明光体群が飛び回り、軍のジェット機が騒がしく追跡しているのが目撃された。
 午後7時15分、ダブリンという町の上空1000メートルほどに「2つの巨大な琥珀灯をつけたスクールバス状の物体」が現れ、ゆっくり東南に移動していくのが見られた。あるときは停止したかと思うと、急に少し進んだりして、のろのろと移動していく。

・ちょうどその直線上16キロ先には、「西のホワイトハウス」と呼ばれたブッシュ大統領の私邸があるクロフォード農場があったのである。この巨大なUFOはブッシュ大統領の私邸に着陸したのだろうか。

<最大のUFOは長方形だった>
・現地目撃者の証言は一致しており、1月8日の日没のころ、夕暮れの空に巨大な一つの構造物があり、それを取り囲むように、黄色や赤、青、白のまぶしい光を見たと言っている。
 その構造物がそれほどの大きさなのかを明確にしたのは、地元で運送会社を営むスティ−ブ・アレン氏(50歳)であった。彼は自家用飛行機を持ち、30年以上にわたるパイロットの経歴があったので、航空機の距離や大きさ、そして速度などについて非常に的確な判断ができた。
 アレン氏は、午後6時12分、グレン・ローズにあるオフィスから、仕事を終えて自宅でキャンプ・ファイアーをするため旧友2人を車に乗せ、個人で所有する飛行場と自宅があるセルデンの丘陵地に向かっていた。
 
・夕日が地平線に落ちようとしていたそのとき、右手の方から4つの白い光体がすごい速度で近づいてくるのを見た。
「おい!右手のあれが見えるか?」と、隣席の友人たちに声をかけた。
「見えるぞ!何だろう?」と、一緒にいた他の2人もそれに気付いた。
 この時の状況について、アレン氏はABCネットワーク・ニュースに次のように答えている。
「4つの光体は、長方形の巨大な構造物の四隅に位置していることがわかりました。その長方形の長い一辺は1600メートルほどあり、短い一辺はその半分(800メートル)くらいです。そこは私の飛行場エリア内で、離着陸する航空機の距離や大きさ、そして速度などを私は正確に認識できるのです……。長方形をなすその物体は、私たちとの距離が30キロメートルほどになったあたりから徐々に速度を落としているように見えました。はじめは時速4800キロメートル(マッハ4=ジェット旅客機の5倍)くらいでしたが、やがて私たちの近くに来たころには、一般の旅客機ほどの速度である時速480キロメートルくらいになっていました。それはセルデンの丘の頂上北部の地表から900メートルくらいの高さを通り過ぎていました……」

<方形UFOの存在は隠された>
・テキサス事件の顛末をもう少し説明すると、ダブリンの自宅から、回転する板状物体を見たロイ・リーという郡警察の巡査が、「最も明瞭に物体を確認できる映像は、2008年1月8日午後7時30分にスティーブンビル(郡庁所在地)市内を巡回中に、3人の仲間の警官がパトカーの車載カメラで撮った大写しの画像(ダッシュボード・カム・ビデオ)だった」とテレビのインタビューで証言している。しかし、「そのビデオ画像は、軍の“お偉いさん”が見たいといって持っていってしまった」という。結局、決定的なビデオ画像は軍に没収されて、二度と出てこないことになってしまった。

・テキサスの現地では、目撃者に対し、ひどい個人攻撃のいやがらせが軍当局から行われ、事実を忠実に報道した新聞記者は首にされ、目撃者の多くは、口外することに対して恐怖を感じるほどの軍当局からの抑圧があって、匿名者が大半だったといわれる。そのため、状況の総合的な把握は困難をきわめ、それ以降の報道は途絶えてしまった。この辺の詳細は、ジム・マースの『マスメディア・政府機関が死にもの狂いで隠蔽する秘密の話』が参考になる。
 


『未確認飛行物体UFO大全』
 並木伸一郎 Gakken 2010/2/2



<トルーマン・ベスラム>
<クラリオン星人に会った男>
<1952年7月27日、アメリカ、ネバダ州ラスベガス>
・ベスラムがトラックを降りると、すぐそばにUFOが着陸していた。それは直径100メートルにも及ぶ巨大な円盤だった。UFOの中に案内された彼は、美しい女性の機長に紹介されたのである。

・その美しい女性はアラウ・レインズと名乗り、太陽を挟んで地球の反対側の軌道にあるために、地球からは見えない惑星クラリオンから来たと述べた。

・その後のコンタクトで、ベスラムはUFOに搭乗し飢えや病気のない理想郷のような惑星クラリオンの生活をレインズから聞かされたのだった。ベスラムはまた彼らがエネルギー源として磁力やプルトニウム、中性子などを利用していることも知った。

・彼はある年、UFOから降りて帰宅する途中、何ものかに追跡され、それ以降、行方がわからなくなった。彼の痕跡は現在にいたるも発見されていない。

<600ページにわたる本書も含めて、筆者のライフワークであるUFO現象の探求は2016年で46年を迎えることになった。>

<テキサス事件>
<40名が目撃した超巨大UFO>
<直径1600メートルの超弩級巨大UFO>
・2008年1月8日夜、アメリカ、テキサス、フォートワース南西にある町スティーブンビルやデルデン、ダブリンの住民たち多数が、巨大なUFOを目撃した。それは日没後の低空を黄色や青、そして白色のライトを点滅させながら、かなりのスピードで飛行していた。町は当然、大騒ぎになった。

・このUFOを目撃した人は40名。その証言を総合すると、「ウォルマート(アメリカ最大のスーパーマーケット)の店舗よりも巨大」というUFOの直径は約1600メートル。形は扁平、色はグレーで、表面は滑らかだった。
UFOは高度約90メートルの上空をときおり空中で停止しつつ、機体に取り付けられた複数のライトを点滅させながら、まったく無音で飛行していた。その背後を、アメリカ空軍の戦闘機が追尾していたという。

・UFOの後を追うかのように、軍用と見られる小型のブラックヘリ3機と大型のブラックヘリ1機が、上空を飛行していたのである。UFOはその後、機体を45度に傾けたかと思うと、瞬時に音も絶えず飛び去ったという。

<地球製UFOは実在するのか?>
<集中目撃されたブラック・トライアングル>
・ブラック・トライアングル(BT)は、1990年から2004年にかけて、アメリカで集中目撃された。そして、多くのカメラやビデオでその不気味な存在が捉えられている。

<ヨーロッパにも出現したBT>
・しかも、それらの証言の多くに共通しているのは、「フットボール球場くらいの大きさの三角形UFOが、ゆっくりと飛行していった」というBTの巨大さを語る言葉である。

・「機体の大きさはフットボール球場ほどあり、下部にある赤、緑、青のライトから光を放ちつつ、飛んでいる、BTに共通しているのは無音である」
「また、静止状態から数キロ先まで猛スピードで移動する」 

<ペトロザヴォドスク事件  そのとき町に光の雨が降った>
<ソ連  1970年9月20日 港上空に出現した不気味な光体>
・1970年9月20日午前4時20分ごろ、ソ連(現ロシア)北部、フィンランドとの国境に近いオネガ湖西岸にあるペトロザヴォドスクで、光体が目撃された。

・光体の真下に全長140メートルの汽船が停泊していたので、港にいた人々は両者を比較して、UFOの直径が100メートルだったと証言している。

<光線を浴びて窓ガラスに孔があいた>
・このクラゲ形UFOがレーニン通り上空に停止していた時間は、15分間であったという。この間に多数の市民が起き出して、UFOとそれが降らす光の雨を目撃し、いいしれぬ不安を味わったのである。しかも、朝になって、UFOが市の随所に奇妙な爪あとを残したことが判明すると、住民の不安はさらに高まった。

 ひとつは、レーニン通りとその付近にある建物の窓ガラスに開いた、ニワトリの卵大の奇妙な孔である。
・UFOの残したもうひとつの痕跡は、本体から飛び出した小型のUFOが道路上を低空飛行、もしくは着陸した際にできたと思われる、舗装道路に開いた深い穴である。この穴は深さが約30メートルあり、途中まで円筒形で、その先、つまり穴の底に当たる部分は球形に大きく膨らんでいた。

<巨大UFOは異星の航空母艦か?>
・ところで、問題のUFOがペトロザヴォドスク上空に現れたころ、プルコフ天文台の望遠鏡は、同市の北東方向に異様な光体の活動を観察していた。光体は地平線から約30度の高さにとどまり、刻々と変化を見せながら20〜40分間滞空し、ときどき地上に向けて何かを放射していたという。

 見えた方向といい、その振舞いといい、この光体はペトロザヴォドスクに現れたUFOと一致する点が多い。だが、これらを同一のものと断定するには、少々無理がある。というのは、もし同天文台が見たUFOが市の上空にあったとしたら、それは直径10キロ近い巨大なもので、高度はなんと地上約100キロという計算になるからだ。
・ところが、クラゲ形UFO最大の標的となったペトロザヴォドスクでは、事件はこれだけでは終わらなかった。最初の事件からちょうど1か月後の10月20日、再びUFOが市の上空に出現し、約6分間静止滞空したのだ。

・そして、それが登場したのである。――その夜、雪をかぶった森の上に現れたクラゲ形UFOは、直径がゆうに1キロはあろうという巨大なもので、あらゆる点で桁はずれだった。物体の表面には棒状、円盤状、S字形などさまざまな形と大きさの突起物が数多くついており、赤と黄色の光線を発していた。物体は回転しながら約2時間滞空し、その間に多数の小型物体がそこから飛び出したり、なかに吸い込まれていったりした。

・この巨大UFOはわれわれに、映画『未知との遭遇』に出てくる異星人の母船を想起させる。事実、それは異星の航空母艦で、小型物体は偵察機だったようにも思われる。



『眠れないほど面白いUFO 9割方、これは本当だ!』
並木伸一郎     三笠書房     2015/11/28



<“異次元空間”から地球外エイリアンのUFO出現!>
・そして2015年6月29日、「プラズマF装置」は、さらなるポータルがこのテキサス州エルパソ上空で開いたのを検知した。
 そして、このポータルが開いた直後、大気圏に突入してきた地球外エイリアンの“宇宙船=箱型UFO”が、前述したウォルター・ランスはじめ、多くの地元住民によって目撃され、その姿が撮影されたのである。

・「いわゆる“ノルディック=北欧型”と呼ばれるタイプのエイリアンのUFOだったと、報告書に記されている」と指摘している。

<軍事演習「ジェイド・ヘルム15」は“ノルディック狩り”だった!?>
・さらに報告書は、ノルディックが現れる各州が「ジェイド・ヘルム15」と呼ばれる軍事演習が行われる中心地と深くリンクすると、指摘している。
 ノルディックの中には、地球人と何ら変わらない外見をしたハイブリッド種が存在し、すでにアメリカ国内にも相当数が紛れこんでいるといわれるが、それを正確に見わけることができるのは、この軍事演習に向けて適切な訓練を受けた兵士だけなのだという。

・なぜ、ノルディックがアメリカに侵入してきたのか?その理由は、アメリカ主導の核戦争勃発の危険性を察知し、“監視・警告”のために姿を現しているのだという。

<元宇宙飛行士、極秘研究に関与した科学者たちの“暴露”>
・そして今、これまで沈黙を守っていたアメリカやロシアの元宇宙飛行士や軍人、さらにはパイロット、極秘研究に関与していた科学者などが、機会あるごとに、自身の体験をもとに、地球外から訪れたUFOと宇宙人の存在を“ディスクローズ=暴露”している。
 加えてイギリス、オーストラリア、ブラジル、ドイツの空軍が、これまで極秘にしていたUFO目撃報告事件のファイルを開示しており、UFOの存在は、「もはや疑いようのない事実」だったことが判明しているのだ。
 そう、「UFOの存在は9割方、事実だった!」と言っていいのである。

<UFOの“スピード”と“加速力”>
・一例をあげよう。1967年9月23日午後1時すぎ、アメリカ、アリゾナ州セドナ付近を走行中の車からダウェイト・ゴームリーによって撮られたUFOの軌跡がある。

・これをもとに計算すると、UFOの上昇スピ―ドは秒速約4万1400メートル以上、実に音速の120倍という数字がはじき出されたのである。

<「ウンモ星人」が地球の政治経済の中枢に“先兵”を送っている!?>
・1965年、スペインのマドリードを中心に、およそ6700通の手紙が弁護士や公務員、作家のもとに届けられた。
「ウンモ星人」を名乗る送り主からの手紙は、きれいにタイピングされ、宇宙の生物について、ウンモ星人やこの星の宇宙船、哲学、心理学について高レベルな知識に裏づけられた文章で綴られていた。
 驚くことに、彼らウンモ星人は14.5光年離れた母星からやって来て、すでに地球の政治経済の中枢部に“先兵”を送りこんでいるとも書かれていた。

<エイリアンに“異物”を耳に埋めこまれた弁護士>
・UFO内に誘拐された人間が、エイリアンから、耳や鼻の奥から脳内に異物を“埋めこまれる=挿入される”行為を「インプラント」と呼んでいる。
 アメリカ西海岸に住む弁護士のジョン・スミス(仮名・当時57歳)も、そのインプラントされたひとりだ。
 2006年7月、彼はその驚くべきインプラント体験を明らかにした。なんと光のビームによって、まるでテレポートでもしたかのように瞬時に自宅からUFO内に連行されたというのだ。
 このときスミスは、UFO内の壁を見て恐怖を感じたという。なぜならそこには、さまざまな「人間」が吊られ、陳列されていたからだ。
 生きているのか死んでいるのか不明だったが、表情がなく、まるで魂のない抜け殻のような状態だったという。

<テレパシーで“意のままに”操られる>
・それからというもの、スミスはエイリアンから送られてくるテレパシーで、彼らの意のままに操られるようになってしまったのである。
 なお、エイリアンからは、近未来に地球に起こるさまざまな異変に関する警告も与えられ、中でも太陽磁場変動の影響で地球に大変動が発生し、人類存亡の危機に見舞われるというメッセージは、忘れられないものだというが、その後、スミスからの続報は聞かれていない。

<天才科学者の告発――“地球製UFOが完成していた!”>
・2014年8月7日、ある天才科学者がこの世を去った。彼の名は、ボイド・ブッシュマン。

・その死の直前、彼は「エリア51」で科学者としてUFO開発チームにいた経験、自身とエイリアン・テクノロジーの関係について、さらには反重力推進システムについて、まるで遺言を残すように語っている。 
 さらに、UFOの設計図や、地球でつくられたUFOの写真まで公開。それは、「エリア51」で開発された地球製UFOだと明かしているのだ。

・彼の説明によれば、2009年以降、「エリア51」ではさまざまなバリエーションの機体の開発が推進されており、直径は9メートルのものから最大で45メートルを超えるものもある。その機体にはアルミニウムやポリジウムなど3種類の金属が使われており、それ自体が反重力性を有している。

・当然のことながら、これらのテクノロジーはすべて、宇宙人からもたらされたものだ。その彼らは、地球から68光年離れた惑星クイントニアに住む宇宙人で、母星から「エリア51」まで45分で移動できる。直径12メートルのUFOに乗っていたという。
その身長は、135〜150センチで、少なくとも18体が「エリア51」の施設内で活動していたという。ブッシュマンは、この宇宙人たちと接触し、テレパシーで意思の疎通をしていたといっている。

<地球内部起源説……「地底人」が極地方から地表に現われている!?>
・スーザによれば、UFOを開発するほど高度な文明を持つ惑星が存在するとしても、それは太陽系内ではなくて、銀河系のどこかだろう。だとすれば、UFOが地球へと飛来するには、時間的な問題も含め、多くの困難が予想されるはずである。にもかかわらず、UFOの目撃は毎年、数多く報告されている。

 その理由は、地球内部に巨大な空洞があり、そこには高度な文明を持つ「地底人」が暮らしていて、彼らは極地方に開いた秘密の出入り口からこっそりとUFOに乗って地表に現われている、と説いたのである。

・地球内部に空洞があるという伝説は、実は古くから語られてきた。ちなみに、中央アジアに伝わる地底王国アガルタとその首都シャンバラは、その代表的なものだろう。
 こうした地底世界は、科学的にも精神的にも地上の人類よりはるかに進んでおり、“重力を自在に操る乗り物=UFO”が日常的に使用されているというのだ。

<元CIA職員スノーデンによる驚愕の「リーク情報」>
・元CIA職員エドワード・スノーデンが、仰天すべき情報をリークした。「インターネット・クロニクル」というサイトで「地底人」に関する機密文書の存在と、そこに記されていた「人類よりも“知能が高い種族=地底人”が、地球のマントルの中に存在している」という事実を明かしたのである。
 スノーデンは、自身が目にしたUFOに関する文書には「政府の最高首脳陣たちは、UFOとは具体的に何であるかは知らないが、人類より知能が高い種族によって操られている」かのように書かれているという。
 そして最も信憑性が高く、かつ不可解な目撃例としてあげられているのが、熱水噴出孔から海底へと飛び出して、直接太陽の軌道に入っていくUFOの存在なのだ、という。

<アポロ宇宙飛行士による“暴露”は、なぜ2007年に始まった?>
<「平和を愛するエイリアンが人類を“自滅”から救う>
・2015年8月、6番目に月面を踏んだ男、元宇宙飛行士のエドガー・ミッチェルは、メディアからの取材に応じた際、そうコメントした。さらに、ミッチェルは、宇宙人が操縦するUFOは実在し、アメリカ政府が何十年という長いスパンにわたって情報を秘匿し続けていると語ったのである。

・2008年に行われたラジオのインタヴューで、ミッチェルは核時代の幕開けとともに、何十年という長期にわたる、宇宙人による地球人類のモニタリングが始まったという。
 そして、この宇宙には、数多くの知的生命体と文明が存在し、その多くの種族が地球の存在を知っていて、地球人類を見張っていると指摘する。
 中でも数種の宇宙人は、過去の時代に地球を訪れ、人類とのコンタクトをはたしている。とりわけ、“グレイ・タイプ”の宇宙人とNASAは秘密裏にコンタクトを取り続けていると主張したのだ。

・「知的生命体は地球人類だけではない。私はたまたま、彼らが太古の地球を訪れていたこと、そしてUFO現象が現実であることを知り得る立場にあった。すべての情報が、過去60年にわたり、政府によって隠蔽されてきたのだ。
 私は軍部とも情報機関とも深くかかわってきた。地球を訪れた知的生命体の存在は、まぎれもない事実だ。彼らのテクノロジーは地球のそれをはるかに凌ぎ、その気になればいつでも地球を乗っ取ることができるが、侵略や制服の意図は今のところない」とも、説いている。



『世界の伝説と不思議の図鑑』
サラ・バートレット  エクスナレッジ    2015/2/25



<UFOホットスポット>
・UFOの目撃情報がいちばん多いのはアメリカ南西部だが、そこから遠く離れたオーストラリアのバラゴラン谷やチリのサン・クレメンテといった場所でもUFOは空を飛んでいる。

<レンデンシャムの森 (サフォーク州・イギリス・イングランド>
・未解明のUFO事件のなかで史上最も有名なものの1つだ。

<ウォーミンスター (ウィルトシャー・イギリス・イングランド)>
・この閑静な町を襲った不気味な揺れは、相次ぐUFO目撃談の予兆だった。

<バーウィン山脈 (スノードニア・イギリス・ウェールズ)>
・1970年代、ウェ−ルズの僻村の住民たちは、自分たちが見たものはUFOだったと確信した。

<デッヒモントの森 (リヴィングストン・イギリス・スコットランド)>
・森林管理人が巨大な球体と接近遭遇したという。この話には一抹の真実が含まれている、と考える人は多い。

<ニュルンベルグ (バイエルン州・ドイツ)>
・1561年のある朝、このドイツ北部の町では、上空で星々が戦争を始めたかのようだった。

・何千もの十字型や円筒型、球型の物体が空を飛び回っていたという。

<ワロン地域 (ベルギー)>
・1990年、2機の超音速ジェット戦闘機F16が、ベルギー上空を飛ぶ宇宙船らしき物体を追尾した。

<イスタンブール (トルコ)>
・マルマラ海の上空に現れた円盤状の物体は、音もなくじっと浮かんでいたかと思うと、高速で空を横切っていった。

<ヘスダーレン (セールトレネラー県・ノルウェー)>
・このノルウェーの渓谷地帯に頻繁に現れる奇妙な光球は、強硬なUFO懐疑論者をも悩ませる。

<シャグハーバー (ノバスコシア州・カナダ)>
・海の上空に奇妙な光が見えたあと、正体不明の光る飛行物体が出現した。

<モーリー島 ワシントン州・アメリカ>
・1947年6月、UFO事件の目撃者が「黒ずくめの男」に口止めされたと語った。

<フラットウッズ  (ウェストヴァージニア州・ブラクストン郡・アメリカ)>
・彼らは、赤い顔とオレンジ色の目をした身長5mの巨大な怪物に出くわした。

<セドナ (アリゾナ州・アメリカ)>
・アリゾナの砂漠にあるパワースポットは、さまざまなニューエイジ信奉者のみならず、UFOをも引き寄せる。

・異常に強力な磁場やボルテックスと呼ばれるエネルギー波動が渦巻くスポット、さまざまな「パワー」で知られるこの地は、神秘主義やスピリチュアルなものに興味のある観光客に評判だが、UFOを見たいという住民や観光客も多い。

・2012年1月、鮮緑色の大きな物体が南から飛んできて、ナヴァホ・ホピ居留地の方角へ高速で去っていくのがカメラでとらえられた。同月、まったく同じ形状の飛行物体が、シークレットキャニオン付近でも目撃された。このような目撃例は2〜5万年前からあったのだろう。

・UFOが最も頻繁に現れるのは、ベルロック上空だというのがもっぱらの噂である。ベルロックはセドナの南にある奇妙な形をした岩山で、特に宇宙人が集中して現れるとか、「高次元の」エネルギーを有しているとか言われている。日中にはレンズ雲(空飛ぶ円盤の形に似たレンズ型の積雲)が頻繁に見られるが、地元では、宇宙船が大気圏内に突入するとこの種の雲ができると言われている。多くのUFOファンが、セドナは宇宙船の発着所だと信じている。

<ガルフブリーズ (フロリダ州・アメリカ)>
・12月2日、ウォルターズに再び宇宙人が接触してきたという。今度は自宅の裏庭に、大きな黒い目を持つ小さな生物がいた。

・小さな町ガルフブリーズが、宇宙人との遭遇体験で世間の注目を浴びた。

<クリーヴランド (オハイオ州・アメリカ)>
・クリーヴランドで謎の球体が目撃されたが、この街にとってUFOの出現はこれが初めてではなかった。

<アメリカ南西部の5大UFOホットスポット>
テキサス州マーファ:「マーファライト」という怪光現象で有名だ。
テキサス州レブェルランド:まばゆい光を放つ葉巻型の物体が向かってきた。
テキサス州バイニーウッズ:ダイヤモンド型のUFOに遭遇。
アリゾナ州ターキースプリングス:宇宙人に誘拐された。
テキサス州スティーヴンヴィル:UFOの大きさはフットボール場ほどだったという情報もあれば、全長1.6kmはあったという情報もあった。軍用機がUFOの編隊を追跡していたと多くの人が証言している。

<ロズウェル ニューメキシコ州・アメリカ>
・アメリカ史上最大の物議を醸したUFO事件は、ニューメキシコを襲った嵐から始まった。ロズウェルは、UFO事件で世界的に有名になった。

・空飛ぶ円盤のニュースは世界中の注目を集めた。今でも、ロズウェル事件は米政府による最大の隠蔽事件だと考える人たちが数多くいる。

<ソコロ (ニューメキシコ州・アメリカ)>
・目撃者たちは、卵型の宇宙船を見たと話した。

<ダルシー基地>
・ヒカリラ・アパッチ・インディアン保留地の地下に政府の秘密基地があり、宇宙人の遺伝子研究が行われているという噂がある。クローン作製などの実験のために、捕獲した宇宙人が収容されている、というのだ。行われていることの機密性を考えると、そこで働いているのは、国防省の諜報機関である国家偵察局の記章を付けている人たちではないだろうか。

<エリア51 ネバダ州・アメリカ>
・この空軍の秘密基地の科学者たちは、捕獲したUFOや宇宙人を使って実験を繰り返しているのか?
・この場所の詳細は今も高度なレベルの国家機密扱いとされ、周辺空域は、民間機はもちろん通常の軍用機も恒久的に進入禁止となっている。

・なかには、宇宙人がこの基地を使って人類と宇宙人のハイブリッド種をつくっているという説もある。

・たとえば1989年、科学者のボブ・ラザールは、エリア51の関連施設で、捕獲した空飛ぶ円盤の分解に携わったという。また、1950年代にエリア51で働いていたという機械エンジニアは、J=ロッドと呼ばれる宇宙人とともに、基地内で空飛ぶ円盤のシミュレーター装置開発を手伝った、とあるドキュメンタリー映画の中で語っている。やはりかつてここで働いていたというダン・クラインも、J=ロッドと会ったことがあり、基地ではまったく未知のウィルスのクローンをつくったと証言した。

<サン・クレメンテ  (マウレ州・チリ)>
・アンデス山麓のかつては平穏だった町、サン・クレメンテ。だが今は、毎日のようにUFO目撃情報がマスコミに取り上げられている。チリでは、宇宙人をテーマにした会議が毎年開かれるので、世界中のUFOハンターがやってくる。サン・クレメンテは、その中でも特に「UFOの聖地」と呼ばれる場所だ。

・訪れるなら、アンデス山中のUFO目撃報告が毎年ピークを迎えるのは12月と言われている。夏の真っ盛りだ。

<マラカイボ スルア州・ベネズエラ>
・マラカイボの住宅の上に強烈な光が出現し、その家の住民全員が重い病気になった。それは重度の放射線障害の症状だった。

<プマプンク  ティワナク・ボリビア>
・この謎の巨大建築物の起源には地球外生命体が関与している、という興味深い説がある。

<ウェストール (メルボルン・オーストラリア)>
・200人以上の生徒と教師は、運動場の真上でホバリングしているUFOに釘付けになった。

<バラゴラン谷 (ブルー。マウンテンズ・オーストラリア)>
・この50年程のあいだに、この一帯では、UFOの目撃情報が600件以上にのぼり、ほかにも宇宙人にさらわれたという訴えを含む奇妙な事件が数多く報告されてきた。

<シャスタ山  (カリフォルニア州・アメリカ)>
・天と地が出会う場所。シャスタ山にはアメリカ先住民の伝説に登場する「偉大なる精霊」が住まっている。

・また、さまざまな新興宗教団体もこの山に惹きつけられてきた。平和と調和を求めて山に登る人々や、UFOを探しにやってくる人もいる。シャスタ山は別世界への入口だと考える神秘主義者や、ここから魔法の力が湧いてくると考える人々もいる。



『世界のUFO現象FILE』
衝撃UFO写真とエイリアンの極秘ファイルのすべて
「宇宙からの来訪者たち」の真相に迫る!
並木伸一郎   Gakken   2011/3



<NO153 サラマンカの宇宙飛行士>
<中世に飛来した異星人の姿か?聖堂の外壁に見える謎のレリーフ>
・実はこの浮き彫りは、11世紀ごろの作品とされ、スぺインの西部、ポルトガルとの国境沿いにあるローマ時代からの都市サラマンカの大聖堂にある。
 サラマンカ大聖堂は、11世紀から18世紀にかけて増築され、新旧のカテドラルが入り組んでいる。その入り口付近には、牛や馬などの動物がモチーフとして表現されているのだが、そのひとつにこの宇宙飛行士が刻まれているのだ。
 すでに当地では有名なようだが、本来は何を表現したものなのかまったくわかっていない。もちろんNASAの宇宙飛行士が登場するはるか以前に制作されたことだけは間違いない。中世ヨーロッパに宇宙飛行士が現れた!そう思えるのだ。

<NO154 ロンドンの空飛ぶ人間>
<明け方に謎の発光体を追いかけていた!>
・1710年5月11日の午前2時ごろのことだ。イギリスのロンドンでふたりの夜警が夜空に彗星らしからぬ奇妙な物体を目撃しました。
 よく見ると、巨大な黒雲に引きつけられるようにして「手に剣を持った人間らしきもの」がその後を追っていったという。その人間らしき生き物は、「炎の塊」とともに動き、黒雲を追うようにして、フランス方面へ消えていったという。
 写真の絵は当時の様子を表した木版画(出典『不思議の時代』)で、事態を理解できないふたりの夜警は15分ほど固唾を飲みながら見守った。どれほどの規模の大きさなのか、残念ながら記載されていない。

<NO149 ニュルンベルクの空飛ぶ槍>
<16世紀の空を飛んだステルス戦闘機か?>
・1561年4月14日、ドイツのニュルンベルクで、明け方の空に垂直に滞空する「2つの円筒形の物体」が現れた。しばらくすると、なんとそこから赤、青、黒といったさまざまな色の槍や円盤が飛び出してきたというのだ。
 驚くべきことに、それらはまるで空中戦をしているかのようにぶつかり合い、空を激しく飛び交ったという。
 当時の様子を伝える上の挿画を見ると、右下の丘の上から噴煙があがっている。したがって、槍や円盤はここに墜落したことを示しているのかもしれない。
 記録によれば、この戦いはおよそ1時間ほど続いたという。やがて、お互いに消耗してくると、まるで燃え尽きたかのように煙を出しながら落下しはじめたとされている。といっても、残念ながらその具体的な場所が記録されているわけではないようだ。

<NO150 バーゼルで起きた空中戦>
<激しくぶつかり合った黒い球体たち>
・1566年8月7日、スイスのバーゼル上空で、空を覆うほどの数の「黒い球体」が発光したり、分裂したりしながら“どうも戦い合ってるらしい”という不思議な事件が起こった。
 明け方、空に巨大な黒い球体が見えたかと思うと、高速で太陽に向かって飛んでいったり、今度は向きを変えて球体同士がまるで戦い合っているかのように衝突しはじめたというのだ。
 多くの球体は、発光したり燃え盛るように赤く変色していたが、同士討ち(?)の破壊が進むとすべてが跡形もなく消え去ったという。

・やはり、当時の言葉では認識できない宇宙船のような未知の存在が空を飛びながら、空中戦をしていたのだろうか?
 ちなみに、バーセルでは翌年4月7日にも黒い球体が出現し、今度は太陽を覆うほどの数が現れて、一日中、空に滞空していたとされている。

<NO156 徳川家康と「肉人」>
<駿府城へ面会に来た宇宙人か?>
・日本にも古くから宇宙人上陸の記録が存在する。それも江戸時代、なんとあの徳川幕府を開いた徳川家康に宇宙人が会見を求めてきたとおぼしき事件を記した古文献だ。
 文献は、江戸時代後期の随筆集『一宵話』と呼ばれる「異人」の項で、筆者は尾張の秦鼎。慶長14年(1609年)4月4日、駿府の城にどこからともなく珍無類の「変化のモノ」が現れたというのだ。
 その形は「小児のごとくにして、肉人ともいうべく、手はありながら、指はなく、指なき手をもて、上をさして立」っていた。警戒厳重なこの城内にどうやって入り込んだのだろうか、武士たちが「くせもの!」といって追い回すと、どこへやら姿をくらましてしまったという。

<肉人が会見を求めてきた徳川家康>
・肉人というからには、全身毛のないつるりとした容姿をしている。ここから「宇宙服をまとっていたので裸に見えたのではないか」ともいわれる。身長はおそらく1メートルほどであるからグレイ・エイリアンのような存在だったのかもしれない。
 この奇妙奇天烈な肉人が姿を消したあと、天守閣の方角から大きな火の玉が上がったというから、この宇宙人を乗せたUFOが飛び去っていったのかもしれない。

<NO157 虚舟>
<江戸時代の海岸に漂着したのは宇宙人か?>
・江戸時代のUFO飛来事件とおぼしき出来事を伝える記録がある。
時は享和3年(1803年)2月24日午後。旗本の小笠原越中守の知行所、常陸国の領内であるはらやどり浜の沖合に奇妙な船が漂着した。土地の漁民たちは小舟を漕ぎだしてその船を浜辺まで引いてきた。

<虚舟事件を伝える瓦版>
・船は直径5.4メートル。上部はガラス張りで鉄板を張り合わせた頑強な造り。船内には異様な風体の女がいた。髪は赤く、言葉は通じない。女は60センチ四方の箱を大事そうに抱えていた――。
これは1825年に滝沢馬琴がまとめた『兎園小説』で「虚船の蛮女」として紹介された話だ。事件の現場は茨城県鹿島灘沿岸のどこかと思われるが「はらやどり浜」という地名が存在せず、郷土史研究家たちの間では、事件そのものは架空のものではないかといわれつづけてきた。だが、事件について報じる記録は他にもあり、『梅の塵』、『鶯宿雑記』、瓦版が見つかっている。その瓦版では、虚船の窓がスピーカーのように描かれているのが特徴だが、いずれもその女性と異船がどうなったかは明らかにされていない。
興味深いのは船内に書かれていたという謎の蛮字だ。UFOコンタクティらが証言する宇宙文字に酷似しているのだ。

<NO159 黒又山と環状列石>
・日本最大のストーンサークルは秋田県鹿角市十和田大湯にある環状列石群だ。直径40メートルの野中堂遺跡と直径46メートルの万座遺跡からなる。
 このすぐ近くには黒又山(通称クロマンタ)がある。以前からピラミッドだと目されてきた山だ。日本のピラミッドとしては唯一、本格的な学術調査が入った場所でもある。1992年の調査では、山頂で縄文後期から続縄文期にわたる祭祀用土器が多数発掘され、山岳祭祀の遺跡であることが判明した。

<鳥谷幡山が描いた黒又山の発光体>
・ここでは、以前から謎の発光現象が発生しており、かつて地磁気を利用した未知のエネルギー装置として機能していたのではないかという説もあるほどだ。
 さらにストーンサークルとクロマンタを結ぶ線上で、頻繁にUFOが目撃されているのも興味深い。実際、1993年の総合調査では、調査団によって山頂部に青白い炎のようなものが目撃されているのだ。
 未知の山クロマンタとストーンサークルは、古代よりUFO現象と関係があったのかもしれない。



『UFOs』
世界の軍・政府関係者たちの証言録
レスリー・キーン  二見書房   2022/8/12   



・「UFO」の代わりに{UAP(Unidentified Aerial Phenomenon/Phenomena:未確認空中現象)}を使用することを選択したのだ。

・UFO現象に関心を寄せる一人として、私は常に、事実とフィクションの違いを明確に区別してきたつもりです。

<UFO現象に関心を寄せる一人>
・この取り組みをとおして、私は本書の著者であるジャーナリストのレスリー・キーンと彼女の組織が、情報公開法に基づいてUFO関連文書を入手するために2001年に発足させた「情報の自由のための連合(CFI)」(訳注:現在休止中)の活動を支援してきました。キーンは、綿密な調査に基づいて、情報公開法の下で、一つの重要な案件について連邦裁判所に差し止め請求をすることに成功しました。

・キーンは、政府内における嘲笑と冷たい視線に直面しながらも、不屈の調査ジャーナリストとして、この厄介な問題に10年間、熱心に取り組んできました。

<私とUFO問題との出会い>
・その驚くべき結論のなかで、COMETA(詳細調査委員会)の委員たちは「信頼できる目撃者によって観察された多数の現象は、地球外起源の物体による可能性がある」と述べている。実際、彼らは、これらの目撃の最も合理的な説明は「地球外仮説」であるとしている。

<UFO問題というタブー>
・UFO問題はひどい汚名を背負っていたので、公職に就いている人々にとっては職業上のリスクとなるのだ。

<UFO記事発表後の大きな変化>
・結局のところ、フランスからのその一方的な報告は、当時私が想像もしなかった方法で、私のジャーナリストとしてのキャリアを根本的に変えた。

・記事は、フランスの退役将校が述べたとおりに「何らかの知性によって操縦されている、並外れた性能を備えた、まったく未知の飛行物体」として、その日の別の記事と同じように、はっきりと印刷された。

<本書執筆におけるジャーナリストとしての姿勢>
・ほかのジャーナリストと同様、私は公式の情報源や情報公開法を通じて開示された文書、裏づけられた事例報告、物理的証拠、そして世界中の軍や航空関係者による目撃や、政府の調査官へのインタビューに頼っている。

<UFO問題とアメリカ政府>
・アメリカ国民の多くは、証拠が時間とともに増大するにつれて、UFOに関する政府の否定的態度にますます不満を募らせている。

<定義不可能な物の定義:UFOとは何か?>
・本書では、UFOとUAPという用語は本質的に同じ意味で使用されているが、一部の寄稿者はどちらか一方の使用に固執する傾向がある。

<UFO問題への不可知論的アプローチ>
・ところで、よく尋ねられる質問に、「あなたはUFOを信じますか?」というものがある。よく訊かれるが、実際には曖昧な問いで、際限のない議論を引き起こす。

<強力なスポットライトを備えた巨大な飛行物体>
・ベルギーのド・ブロウワーは、「何百もの人々により、約36メートルの翼長と強力なビーム・スポットライトを備えた巨大な三角形の物体が、音を立てることなく極めてゆっくりと飛行し、場合によっては、非常に高速に加速するのが目撃されました」と数年前のUFOウェーブの最初の夜に公式に述べていた。

<ベルギーにおけるUAPウェーブ>
<ウィルフリード・ド・ブロウワー退役少将の証言>
・1989年11月29日、私がベルギー空軍航空幕僚の作戦責任者を務めていたとき、ベルギーのリエージュの東30キロ、ドイツ国境の西11キロのウーペン周辺の地域で、合計143件のUAP目撃例が報告されました。報告されたUAPの一部は複数の人によって目撃されていました。少なくとも250人が異常なUAP活動を目撃し、ほとんどの報告が日没後の目撃によるものでした。

・プティ・ルシェンの写真に示されているように、目撃者の大部分が、物体底部に3個のスポットライトと一個の点滅する灯火を備えた三角形の飛行物体について説明していましたが、多くの目撃者は非常に特殊な形状と特性を証言していました。1990年4月22日に、三角形に飛行物体に関する7件の報告とブリュッセル南西部のバエークルの二人の労働者による、さらに珍しい報告が提出されました。この二人は、真夜中の少し前に工場の中庭にいたところ、突然2個の巨大な明るいスポットライトが、中庭を照らしたと述べました。巨大な台形の飛行物体がとてもゆっくりと静かに煙突の少し上を移動し、ある時点で中庭(99×60メートル)全体を覆い尽くしました。二人は物体が6個の灯火をもち、灰色を帯びていたと語りました。彼らは、飛行物体の下部に「空母が逆さまになっている」ように見える構造物を目撃したといいます。
 1991年3月15日、ブリュッセル近郊のオーデルゲムで、バエークルの工場の一件と非常によく似た別の目撃が報告されました。ある電子技術者が夜中に目を覚ますと、かろうじて聞こえる高周波の口笛のような音を聞きました。彼は窓の外に、非常に低い高度で飛行する、底部に不規則な構造物のある大きな長方形の飛行物体を目撃しました。

・現在、ベルギーの「UFOウェーブ」として知られている目撃事例が、集団ヒステリーによって引き起こされたものではないと断言できます。

・ベルギーのUFOウェーブで報告された約2000件の事例のうち、650件が調査され、そのうち500件以上が原因不明のままです。

・ほとんどの目撃者は、飛行物体が三角形をしていたと報告しましたが、菱形や葉巻型、卵型などの他の形状に言及した報告も多く、いくつかの注目すべき事例では、空母が逆さまになったような形とするものもありました。

<2007年の英仏海峡上空の巨大UFO>
・オヘア空港事件から5か月後の2007年4月23日、パイロットと航空スタッフが関与する別の目撃事例が発生した。フランスのノルマンディー沖にある英仏海峡でのことだった。民間航空パイロットのレイ・ボウヤーは、飛行の安全性に直接的な影響はなかったものの、彼と乗客たちが目撃した2個の巨大なUFOを躊躇なく報告した。

<レイ・ボウヤー機長の証言>
・この時点で、その巨大なサイズが明らかになり、最大1.6キロの長さであると推定しました。

 ・あの日、僕たちが目撃したもの、そして世界中の多くのパイロットが日常的に目撃しているものは、この地球上に存在しないものとして関係当局に知られており、それはかなり以前から知られていたのだと思います。
 しかし、もし世界の人々がこのことを知らされたらどうなるでしょう。政府、宗教、権威への逆恨み、大規模な内乱、地球にとって有益かどうかわからない新世界秩序、その他の複雑で予測不可能なシナリオが無数に発生する可能性があります。だから当局は、パンドラの箱に蓋をすることを検討したほうがいいのかもしれません。

<空軍の標的になったUFO>
・民間旅客機は、軍用機とはまったく独立して運用されており、リチャード・ヘインズが説明したように、UFOへの対応については当然のことながら選択肢が限られている。少なくともアメリカでは、そのような出来事を報告することで、事件がメディアに漏れて報道された場合、民間パイロットの間で嘲笑され、不利益を被る危険性が大きいのである。事件の目撃者は多数いたにもかかわらず、また多くの目撃者によって表明された航空安全に関する懸念にもかかわらず、記録上、2006年のオヘア空港事件の目撃者は一人もいなかったのだ。しかし、完全装備の軍用機のパイロットがUFOに遭遇した場合は、どうなるのだろうか。あるいは、飛行機のコクピットで起きたように、UFOからの電磁放射が軍事基地の極めて機密性の高い機器を無効にした場合、それは国家安全保障上の問題になるのではなかろうか。

<テヘラン上空における空中戦>
<バルヴィーズ・ジャファリ退役将軍(イラン空軍)の証言>
・1976年9月18日午後11時頃、イランの首都テヘランの市民は、上空の低高度で未知の物体が旋回しているのを見て恐怖を感じていました。それは星に似ていましたが、それよりも大きくて、輝いていました。

・その瞬間、発射するチャンスだと思いました。しかし、物体に近づいたとき、どういうわけか私の兵器は不調をきたし、無線通信も途絶えてしまいました。私たちは12時の方角へ40キロのところまで近づきました。突然、その物体は一瞬で43キロほど遠ざかりました。それが何であるか不思議でした。私はまだ、色のついた脈動する灯火を備えた、巨大で鮮やかなダイアモンド形の物体を見ていました。
 すると、驚いたことにそのダイアモンド形の物体が飛び出し、それがまるでミサイルのように高速で直進しはじめました。明るく照らされた月が地平線から出てくるような眺めでした。 

<アメリカにおけるUFO懐疑論の起源>
・私たちの誰もが、長い間、UFO現象を嘲笑し、自動的に否定する雰囲気にさらされてきたので、これまでに示された情報は、一部の読者にとって極めて驚くべきものであり、衝撃的でさえあったのではないかと思われる。UFOの実在の証拠を理解するのは誰にとっても容易ではないが、そのような証拠を手に負えないからと言ってみだりに否定することはできない。ド・ブロウワー将軍の綿密な調査、オヘア空港への上空に浮かぶ円盤、また、テヘランの夜空を点滅しながら飛翔する巨大物体について知ると、二つの根本的に矛盾するパラダイムを調整することを余儀なくされる。

・それ以来、科学者はコンドン報告書の結論を引用することによって、UFOを無視することを正当化できるようになった。政府は、UFO事例への無関心を正当化するために、調査を終了したという空軍の決定を利用することができたのだ。メディアはUFOを揶揄したり、SF小説に任せたりしながら、弄んでいた。いまやロバートソン・パネルの使命を果たすために、直接行動を起こす必要はない。なぜなら、種はすべて蒔かれ、その勢いは今後何十年にもわたって自生していくからだ。公式調査、議会公聴会、記者会見、独立した科学的研究、強力な市民グループ、ベストセラーの書籍、雑誌の表紙を飾るUFO物語の「黄金時代」は終わりを告げた。
 その後の数十年間に、多くの熱心な研究者は、片想いしている人のように、事件を克明に記録し、現象に関する知識を増やすことに人生を捧げていた。彼らの有能で広範な仕事は、私たちを前進させる上で非常に有益であった。しかし、かつては国家的舞台で懸念に値する問題であったUFOは、今や余白へ押しやられた。UFOに対するタブーは、40年後の現在、UFOを真摯に受け止めることへの禁令として、効率的に転移した癌のように、私たちの社会に完全に組み込まれてしまったのだ。

<現象を真摯に受け止める>
・アメリカ政府の行動を評価し、それを正しく把握するためには、他国の政府の活動や軍事および航空分野のUFO遭遇への対処を検証することから多くを学ぶことができる。
 アメリカは、プロジェクト・ブルーブックの終了以降、公式のUFO調査に関しては国際的に孤立した存在になっている。

・イギリスのUFO研究は、1950年に国防省(MoD)内で始まり、世界で最も続いている公式プログラムの一つになった。

・南米では、チリとペルーがそれぞれ1997年と2001年にUFO事件の調査を任務とする新しい政府機関を設立した。ブラジル軍は1940年代後半からUFO調査を実施している。
 ロシアの宇宙飛行士、科学者、および軍の高官は、同国におけるUFO事件について公に語っている。そして、メキシコ国防省は、2004年に初めて、空軍の未解決のUFO目撃事例に関するデータを民間の研究者に提供した。これは、その国の政府の公開性を高める重要な第一歩である。フランス政府は、世界で最も生産的、科学的、体系的なUFO調査を30年以上中断することなく継続している。

<COMETAの誕生>
・デニス・レティ少将は、COMETA(詳細調査委員会)を組織するに至った経緯とCOMETA報告書の内容について個人的な見解を私たちに示し、フランスにおけるUFO問題への寛容な対応について詳しく説明してくれた。先に述べたように、私がUFO問題を初めて知ったのは、フランスの退役将軍などのグループにより作成されたこの報告書がきっかけだった。

<デニス・レティ退役少佐(フランス空軍)の証言>
・私は1965年にメッツの戦略空軍(FATAC)の第3幕僚本部の大尉として、第1空域の国家警察から提出されたすべての報告を受け取ったとき、UFOの存在に初めて気づきました。その中には不穏なものもありました。脅威は感じなかったので、単にそれらをファイルに収めていました。最初は少し驚きましたが、その後、知り合いの有能なパイロットたちが、これらの現象に直面したことを徐々に認めはじめました。

<フランスにおけるUFO問題>
・ジャン=ジャック・ヴェラスコはフランス政府のUFO機関で20年間以上にわたって勤務していた。彼は、アメリカでのプロジェクト・ブルーブック終了後にフランスで調査を開始したが、J・アレン・ハイネックがアメリカ空軍で働いていたのとほぼ同じ期間、一貫してフランス政府のために働いていた。

<ジャン=ジャック・ヴェラスコの証言>
・1983年から2004年までの21年間、私は未確認空中現象(UAP)を調査するフランスのプログラムの責任者でした。

・UFOは「知性により制御された物体」のようであり、その物理的特性は、検出システム、特にレーダーによって検知できます。

・UFOに関する私の唯一の推測は、それらが製造された探査機である場合、地球上のものではありえず、つまり、それらは地球外から来ているということになります。地球外文明が存在し、人類が核分裂に基づく技術を獲得したため、私たちの行動によって引き起こされる憂慮すべき事態を防ぐために彼らは地球を監視しているのかもしれません。

<UFOと国家安全保障問題>
・1967年3月24日の朝、ミサイル発射士官である空軍第一中尉ロバート・サラスは、モンタナ州のマルストローム空軍基地のオスカー飛行発射制御センターの真上に浮かんでいる、赤く光る楕円形の物体を怯えながら報告する警備兵からの電話を受けた。「最高機密」以上のクリアランス(機密取扱い資格)をもつサラスは、このミサイル施設を担当し、戦争の際に核弾頭ミサイルを配備する責任あるチームの一員として、そこに駐留していた。サラスは直ちに、休憩時間に仮眠していた司令官フレッド・メイワルド中尉を起した。その後、電話から1分以内に、ミサイルが1基ずつ次々にシャットダウンしはじめた。
「UFOが頭上にある間、それらは、機能不全になりました」とサラスは語った。そして、「ミサイルの発射が無効にされており、起動できないことを意味します」と付け加えた。

<何もしないという強い願望>
・ほとんどのアメリカ人は、それほど昔のことではないが、アメリカ政府が海外の事件について密かに報告を収集している間に、劇的なUFOウェーブがアメリカ本土に広がっていたことに気づいていなかった。この「彼」はベルギーのそれと同じくらい劇的であり、低空飛行する大きな物体はいくつかの点でベルギーのものと似ていた。ペルーでの1980年の事件に関する情報がアメリカ政府機関に届いてからわずか3年後、「ハドソン・バレーの波」はニューヨーク州北部とコネチカット州の一部で始まった。それは数年間続き、すべてが終わったあと、アメリカ政府は1990年のベルギーの波について別の機密文書を入手した。しかし、これら二つの海外で報告された出来事の間にアメリカで起った「ハドソン・バレーの波」については、何千ものアメリカ市民によってUFOが目撃されているのに、調査した当局者がいなかった。少なくとも私たちが知る限り、ハドソン・バレーの事例に関する公式文書は作成されていない。

・たくさんの人が、UFOをもっとよく見るために高速道路に沿って、あるいは曲がりくねった田舎道を運転した。また、犬の散歩中に、貯水池や湖に沿ってジョギングしていたときに、その物体を目撃した。目撃者は、これらの構造物がサッカー場と同じくらい巨大で、静止した位置から信じられないほどの速度で発進したと語った。それは、典型的なUFOのように沈黙するか、あるいは低いハミング音を発していた。

・ハドソン・バレーの住民は主に三角形またはV字型の物体を報告し、ベルギーでは三角形の物体が多くみられたが、両方の出来事の多くの目撃者の報告書を読むと、物体の行動の特徴は同じであった。

・多くの要因が、この説明を納得できないものにした。最も明白なのは、その物体が、飛行機よりもゆっくり飛行し、空中で停止してホバリングすることがあり、多くの場合、非常に低い高度で、通常は無音であったことである。ホバリングするヘリコプターや編隊飛行する飛行機集団は、騒々しい音を立てる。また、近くの空港で確認されたように、飛行機や飛行船が上空にないときにUFOが何度も見られていた。目撃者は、しばしば灯火の周りにある巨大で頑丈な構造物が背後の空を遮っていて、従来の航空機と簡単に区別できるものを見ていた。たとえば、1984年に、インディアン・ポイント原子力発電所の6人の警備員が、発電所の制限空域の上空90メートルに浮かんでいるUFOを目撃した際には、2人の警備員が、それはサッカー場よりも大きな固体であると調査員に語っていた。

・毎年繰り返されるハドソン・バレーの目撃のような重大な案件が、どうしてアメリカ政府によって無視され、隠蔽されているのであろうか。

・アメリカ政府は、フランス、ベルギー、またはイギリスと比較して、広大な領土と領空を管轄しているが、UFO問題には目をつぶるという極端な行動に出ているように思える。

<本当のX-ファイル>
・イギリスでは、アメガがプロジェクト・ブルーブックを開始したのとほぼ同時期の、1950年代にUFOは、情報に関する国防情報部門を設け、調査を開始した。ニック・ポープは、1991年から1994年までの、3年半の間、その情報部門とは別の空軍によるUFO調査に関与していた。この現象に対する彼の見方は、UFOに関する調査と政府の「内部告発者」情報にアクセスしていた間に根本的に変化した。本書の他の寄稿者のように、彼はアメリカの政府役人と情報機関による協力を望んでいる。

<ニック・ポープの証言>
・私は1985年から21年間MoD(英国国防省)に在職していました。当時は、組織の再編または昇進のいずれかで2、3年ごとに人事異動があり、政策や運用、人事、財務などのさまざまな仕事について幅広い経験を積むことが方針とされていました。

・MoDは、1950年代初頭からUFOの現象を調べており、これまでに1万2000件を超える目撃報告を受けています。

◎コスフォード事件
・1993年3月30日と31日、イギリスでは100人以上の目撃者が関与する一連のUFO事例があり、目撃者の多くは警察官と軍人でした。UFOは2か所の空軍基地の上空を飛行していました。以下は、コスフォード事件と呼ばれる驚くべきものです。

・最も興味深い報告の一つは、スタッフォードシャー州ルージリーの民間人からのものでした。彼は、直径200メートルと推定したUFOを報告しました。

◎レンデルシャムの森事件:迷宮事件の再調査
・イギリスにおける最も壮大なUFO事例は、1980年のクリスマスの夜遅く、ボクシング・デーの早い時間に発生し、イプスウィッチ近くのレンデルシャムの森で奇妙な光が目撃されたというものでした。多くの目撃者は主に、サフォークにあるアメリカ空軍とNATOの合同基地であるRAFベントウォーターズ基地とRAFウッドブリッジ基地に拠点を置くアメリカ空軍(USAF)スタッフでした。この出来事はイギリスで発生しましたが、これらの基地は当時のアメリカ空軍の施設でした。レンデルシャムの森は二つの基地の間にあり、連戦中だったので、アメリカで最機密軍事施設におけるUFO目撃は、とても興味をそそられました。UFO調査チームは、この事件に関するMoDの大規模なファイルにアクセスできましたが、当時は一般に公開されていませんでした。この事件に関する最も基本的な情報でさえ並外れたものだったので、私は迷宮事件調査とでも呼ぶものを立ち上げることにしました。これは本質的に、この事件に関するMoDのファイルの分析であり、私たちが知っていることを評価し、さらに重要なことは、調査員が見逃したものを確認することでした。

◎プロジェクト・クンダイン
・2006年5月15日、アメリカの情報公開法(FOIA)とほぼ同様のイギリスの情報公開法に基づいて、国防省は、従来機密扱いしてきたUFOに関する文書を開示しました。UFOに関する多くの情報は、国立公文書館と国防省のウェブサイトの両方ですでに公開されていましたが、この新たに公開された文書はそれらとは異なり、まったく前例のないものでした。そのUFO調査報告書は「機密:関係者限定」として機密分類され、コピーは11部しか作成されていません。それは460ページを超え、プロジェクト・クンダインというコード名が付けられていました。調査は1996年に開始され、最終報告書は2000年12月まで公開されませんでした。

◎情報公開/非公開
・私が1985年にイギリス国防省(MoD)に就職した当時、MoDは一般大衆およびメディアとの限られたインターフェイスしかもたない、閉ざされた組織でした。21年間の公務員生活を経て2006年に退職した私には、20年以上前には考えられなかったことですが、2005年にイギリスでは情報公開法(FOIA)が完全に施行されたのです。私が働いていた部門は、FOIAの要求を処理するのに忙しくなり、以前の業務よりも優先されるようになりました。調査に意味があったUFO目撃情報はほとんどなく、大半は定型的な文字の羅列にすぎなくなりました。目撃者が民間パイロットや軍の将校であった場合、少なくとも調査はされましたが、以前ほどではありません。

<ブラジルに出現したUFO>
・北米のほとんどの人は、ブラジルが世界で5番目に大きい国であり、南米大陸の東部の大部分を占めていることを知らない。ブラジルは、何十年にもわたって多くの熱心なUFO研究者と在野の調査員を生み出し、奇妙なUFO事例の「温床」であるという怪しげな評判のある国だ。また、空軍によるUFO報告とUFOへの公式な関与といった豊富な歴史をもっている。ブラジル軍は、政府文書に示されているように、長年にわたってUFOを調査してきた。

◎ホセ・カルロス・ペレイラ退役少将(ブラジル空軍)の証言
・1986年5月19日の夜、ブラジル南東部で一連のUFOが目撃され、防衛システム全体が警戒体制に入りました。空軍は、最も経験豊富なパイロットをF−5タイガー鏡鐺機およびF-103ミラージュ契鐺機によりスクランブルして、これらの物体を迎撃しました。ブラジルの石油会社の現社長であるオジレス・シルバ大佐と彼のパイロットであったアルシル・ペイレラ・デ・シルバ司令官は、ポソス・デ・カルダスの近くでシングー・ジェット機を飛ばし、サン・ホセ・ド・カンポスに向いました。サンパウロからリオデジャネイロに至る空域のさまざまな場所のレーダーが21個のUFOの存在を示していました。シルバ大佐と彼のパイロットはそのうち1個を目撃し、30分間それを追跡しました。それは、点から点へとジャンプしているように見える、動きの速い、明るい赤橙色の発光体でした。彼らは追いつくことができず、結局追跡を断念しなければなりませんでした。

<アメリカに求められる新しいUFO調査機関>
・ほとんどのアメリカ人には知られていないが、カーター大統領でさえ、公的資金で運営されているNASAにUFOの証拠を調べさせ、調査機関を設置することが正当化されるかどうかを判断させることができなかった。
 カーターは、ジョージア州知事になる前の1969年に自らUFOを目撃していた。1973年、知事であったとき、民間のUFO研究団体からの要請に応えて、2ページの報告書を作成した。それによると、10月初旬の夕方にジョージア州リアリーで開かれた会議で、ちょうど演説をするところだった。彼とジョージア州リアリーのライオンズクラブの会員10人が、月と同じくらいの大きさの、明るく発光する物体を目撃した。それは、10分以上の間、色を変えながら、「近づいては離れ、離れては近づき」、そしてそれ以外のときにはじっとしていたが、やがて「姿を消した」という。

・2006年に、FAAはパイロットや他の目撃者に対し、オヘア空港の上空をホバリングしている円盤について、実際には気象現象であると伝えていたことを覚えておく必要がある。

<FAAが調査する「起こらなかった」UFO事件>
<ジョン・J・キャラハンの証言>
・あなたがこれから読むのは、まったく起こらなかった出来事です。
 私は、1981年から1988年までワシントンDCにある連邦航空局(FAA)の事故調査部門の課長でした。この間に、私は異常な出来事の調査に関与しましたが、それについては口外しないように言われました。
1987年1月初旬、FAAのアラスカ地域支局の航空交通管制課から電話があり、殺到している報道陣にどのように対応すべきかについての方針を尋ねられました。報道陣は、1986年11月7日にアラスカ上空を横切って約30分間、日本のボーイング747ジャンボ機に付きまとったUFOに関する情報を求めていました。どういうわけか、その話が漏れていたのです。

・パイロットや副操縦士、航空機関士を乗せた貨物ジェット機の日本航空1628便は、アンカレッジの北にあり、午後5時過ぎのことでした、寺内謙寿機長は、ボーイング747ジャンボ機よりもはるかに大きく、空母ほどある巨大な丸い物体が、色とりどりの光を点滅させて飛び回っているいるのを見たと証言しています。乗組員の為藤隆憲と佃喜雄もそれを見ていました。
 ある時点で、2個の物体が747ジャンボ機の真正面で停止しているように見え、機長はそれらが「光を放ち」コクピットを照らし、顔に感じるほどの熱を放出していたと言いました。
 その後、物体は747機と同じ高度で飛行しました。機長はUFOを回避するために方向転換しましたが、UFOはジェット機と一定の距離を保ちながら並行しました。寺内機長は、この巨大な「宇宙機」と呼ぶものの大きさを、搭載されているレーダーのレンジマークから、少なくとも空母の大きさがあると見積もりました。彼は目撃したすべてをFAA当局に報告しました。

・そして、最終報告書は、あたかもこの出来事が実際には起こらなかったかのように、3人による目撃情報の詳細と図面を完全に無視していました。

<政府の隠蔽工作:政策か神話か?>
・連邦航空局(FAA)元職員ジョン・キャラハンの報告のように「この出来事は決して起こらなかった」というCIAの指令は、アメリカ軍のUFO目撃者の証言を読んだことのある人なら、よくご存知のことだろう。多くの兵士が上官から多かれ少なかれ、「君が経験した事件について誰にも話すな」と同じことを言われている。彼らは守秘義務の誓いに縛られているので、いまだに公に話すことができないという人もいる。
そしてそのような誓いを破ることを恐れて、経験したUFO事例への関与をほのめかしさえしない人がたくさんいることは間違いない。しかし、何年も経ってから、命令や宣誓にもかかわらず、勇気ある多くの男女が、影響を受けることなく発言している。

<サイミントン知事と改革へ向けた動き>
・ハドソン・バレーにおけるUFOウェーブが収まった10年後の1997年3月13日、三角形とV字型の複数のUFOが、今度はアメリカ西部で新たに出現した。
 アリゾナ州で、ある晴れた静かでのどかな春の夜に、へール・ボップ彗星が見えるということで、数えきれないほどの家族が空を見上げていた。午後8時頃から、ヘール・ポップ彗星の代わりに、驚異的な空中スぺクタクルが見られた。これまでに見たこともないような、一連の巨大で不気味な、静かな飛行物体が頭上を移動したのである。一つの中心的な物体は、アリゾナ州を北から南東へ縦断するように、ポールデンからツーソンまでの約320キロを、フェニックスと周辺の市街地の近くを通過しながら飛行した。それは、午後8時15分から午後9時30分まで続き、何百人、おそらく何千人もがそれを目撃していた。
 警察署の電話がつながらなくなり、地元の空軍施設であるルーク空軍基地は電話が鳴りとまらなかった。ワシントン州シアトルに本拠を置く、連邦航空局(FAA)のマニュアルに引用されているUFO目撃報告の集積所である全米UFO報告センター(NUFORC)には、州周辺からの目撃情報が殺到した。それでも、航空管制官はこの奇妙な物体をレーダーで認識できなかったようである。

・灯火の配列についての説明は目撃者によって異なるが、最も重要な特徴は、それが単なる光と闇ではなく、固体で、非常に低空を飛行することが多く、背後にある星を遮っていたことである。若い目撃者は、物体の下部がはっきりと見えたと言い、石を投げれば当たったかもしれないと思ったという。ネバダ州ヘンダーソンから午後6時55分に最初の報告を受けたNUFORCの資料によると、3人のグループは物体が上空の
ほとんどを遮っていたと述べ、別の5人家族は時速約130キロで運転中に、車の上を通過する信じられないほど巨大な飛行物体を車窓から目撃したと話していた。多くの人が、それが複数のサッカ―場ほどの大きさがあり、長さは最大2キロほどだったと証言した。巨大な物体が子供や親たち、そしてコーチの頭上を通り過ぎたので、リトル・リーグの試合は中断を余儀なくされた。一部の人々はその色を暗灰色と表現し、多くの人々は瞬く間に飛び去るのを見ながら、その物体の大きさと静けさに驚いていた。

<記録を修正する>
<ファイブ・サイミントン(アリゾナ州知事:1991〜1997年)の証言>
・アリゾナ州知事として2期目となる1997年3月13日の午後8時から8時30分の間に、現実に挑戦するような、理屈に合わないものを目撃しました。それは、フェニックス・マウンテン保護区のスコーピークを静かに飛行する巨大な三角形の飛行物体でした。幻影などではなく、独特の先端に灯火を備えた、堅牢で巨大な構造物で、アリゾナ州の上空を移動していました。私にはそれが何であったのかいまだにわかりません。パイロットであり、元空軍将校であった私は、この飛行物体が今まで見たどの人工物にも似ていなかったと断言できます。

・この事件はアリゾナでも数千人とまでいかなくても数百人が目撃しており、私のオフィスには住民からたちまち電話が殺到しました。

<アメリカ政府の関与>
・2002年、私は「情報の自由のための連合(CFI)」を共同設立した。その使命は、しばしば誤解されているUFO問題について、科学界や議会、およびメディアにおける信頼性を高めることである。私たちの仕事の多くは情報公開法(FOIA)を通じて新しい情報を入手する取組みを中心になされており、本書の序文を寄稿してくれた、アメリカ政府の開放性を最も強く主張するジョン・ポデスタの支持を獲得した。大統領の首席補佐官として、ポデスタはクリントン政権時代に8億ページにものぼる文書の機密解除に尽力した。2008年には、オバマ大統領への政権移行チームを率いて、その後、ワシントンDCにあるシンクタンク「アメリカ進歩センター(CAP)」を主導している。私たちのFOIA活動により、NASAに対する連邦訴訟が和解し、NASAは以前に非公開としていた数百ページの文書を公開することになった。

<積極的な不可知論とUFOタブー>
・二人の学者は、UFOを真剣に受け止めるべきではないという文化的および政治的立場を永続させている懐疑論者の議論を解体し、そのような不合理な懐疑論の根底にある地球外仮説に対する根深い恐怖を検証したのだ。それでも、皮肉なことに、彼らは「主権とUFO」を発表したあと、直接このタブーの影響を受けたという。

<アレクサンダー・ウェント博士とレイモンド・デュヴァル博士の論説>
・この本にはタブーがあります。それはUFOのタブーです。もちろん、UFOへの関心が高く、ウェブサイトが乱立している大衆文化におけるものではなく、現実とは何かを決定しているエリート文化、つまり権威ある信念と実践の構造におけるものです。UFO現象に関して、この権威主義構造は、政府や科学界、および主要メディアの三つのグループによって世界的に支配されています。個々のメンバーはUFOについてさまざまな個人的信念をもっているかもしれませんが、公の場では、これらのグループは、UFOを「事実」ではなく、真摯に受け止めるべきでもなく、少なく他の奇妙な文化的信念と同じくらい真剣に受け止めるべきではない、という共通見解をもっています。これらのエリートにとって、UFOを真摯に受け止めている本書のようなものは、本質的に問題があるというわけです。

・現代社会では、物理的証拠は通常、事実の決定的な証拠、物理的世界に何らかの原因がある客観的証拠と見なされます。したがって、この基準により、少なくともいくつかのUFOは明らかに事実ということになります。そこで次に、「それは地球外起源である可能性がありますか」という疑問が生じます。

■私たちの無知を証明する
・UFOの懐疑論者は、我々の科学的常識から照らして、UFOが地球外起源ではありえないため、無視できると考えています。しかし、この見解に対する最も有力な議論のどれもが、実際には、UFOの地球外仮説を否定することができていません。彼らは核心に近づいていないのです。実は、科学的事実として、UFOが地球外起源でないことは知られていません。

・体系的な科学的研究がほとんど行われていないことを考えると、地球外仮説を俎上に載せずに否定する場合、地球外からの訪問が不可能であるというアプリオリな(事前検討もしない)理論的信念、つまり、「それは科学的常識の範囲を逸脱しているので正しくない」という理屈に基づいています。懐疑論者が提唱する否定的根拠については、次の四つの議論がなされています。

 ̄宙に存在するのは私たちだけです
彼らは地球にたどり着くことができません
H爐蕕魯曠錺ぅ肇魯Ε垢亮農犬肪緡Δ垢襪世蹐
と爐蕕地球に来ていればわかります

■UFOの脅威
・科学を適切に適用するならば、現在の私たちは、UFOが地球外起源であるか否かについて、これを信じたり否定したりしない不可知論者であって、UFOが何であるかを解明しようとすることをタブー視するのは、まことに不可解です。最終的に、UFOが宇宙の別の場所からのものであることが判明した場合、それは人類史の中で最も重要な出来事の一つとなり、さらに遠い星に知的生物が存在する可能性を調整することを合理的にします。

■タブーの維持
・UFOタブーが現代の人間中心主義のルールを機能させるために必要であるという考え方は、それが自動的に維持されていることを意味するものではありません。そのような強制的禁止は骨の折れる作業です。つまり、UFOタブーは、UFOに関する「事実」を抑圧しようとする何らかの意図的な作業ではなく、UFOが地球外起源ではなく、したがって無視できることを私たちに納得させるための無数の実践の働きなのです。

■積極的な不可知論による抵抗
・UFOタブーは強力なメカニズムが働くので、「抵抗しても無駄だ」と言う人もいるかもしれません。それでも、UFOタブーには少なくとも三つの弱点があり、それを支えている人間中心主義の規律は潜在的に不安定です。
 一つはUFOそのものです。UFOの実在を否定しようとする権威的な努力にもかかわらず、UFOは執拗に現れつづけ、それらを非物質的なものに変える必要が常に生じています。現代の政府はUFOを否定しているかもしれませんが、異常な現象が続くなかで、それを否定しつづけるのは一苦労です。
 もう一つの弱点は、科学界と国家における知識への関心の違いにあります。

・そして最後に、近代統治の本質的な核心ともいうべきリベラリズムがあります。UFOを「信じる」ことが不条理であることを知っている理性的な主体を生み出しつつも、それを疑うかもしれない自由な思考の主体を生み出す言説として、リベラリズムは自らを正当化するのです。
 これら三つの弱点を最大限に活用できる種類の抵抗は、「積極的な不可知論」と呼ばれることがあります。

<難題への挑戦>
・その政治的目的は強力なものであって、UFOが地球外起源である可能性に向き合うことを避けなければならないという責務を維持している。もしそうなら、これらの奇蹟的な飛行物体、乗り物、正体不明の物体が、人間よりも強力な「他者」によってどこか別の場所から生み出されたことを意味するからである。そのような考えは容易に受け入れられず、人間に根源的な恐怖をもたらす恐れがある。私たちは、UFOの存在を全否定する政治戦略によってこれに向き合っている。この姿勢は、一時的ではあるが、安定性に対する想像を絶する脅威に直面する事態から私たちを保護している。
 科学者には、UFOを恐れる独自の理由がある。UFOは、宇宙の理解の基礎となる物理学の基本原則と矛盾するように見える特性を示しているからだ。

・本書の寄稿者が示しているように、先延ばしを継続するには危険が多すぎる。同時に、前進することによりリスクがあるという事実を否定することはできない。この現象自体は、好むと好まざるとにかかわらず、私たちにはどうすることもできない不安定な状況に自分を置いている。私たちは、自分たちにできることを学ぶよう、努力しなければならない。なぜなら、それが私たちの生来的な本質であり、知りたいと思う最大の関心事であるからである。その発見は私たちの歴史のターニング・ポイントになるであろう。あるいはそうならなくても、おそらく、UFO現象に内在する非常に重要な何かがあり、それは私たち全員にとって変革をもたらす可能性がある。目を開いて、それが何であるかを見るときが、ついに到来したのである。



『深宇宙探訪記』
(オスカー・マゴッチ)(加速学園出版)1992/11



<葉巻型の宇宙船は世界各地で目撃談が多い大型の宇宙船>
・中型船内宇宙研究室(連盟登録番号 SLA8701)
宇宙研究用の移動研究室。12の異なる世界を展示。多種族の乗組員と科学者が搭乗。総搭乗員数3000『人』
全長2400m。直径約400m(厚さ約188mの単独航行可能モジュール18基で構成)

<宇宙研究室の外観>
・各モジュールは、居住者の便宜を考え、それぞれの貫通路に沿って観測窓が、一つずつ付いている(実際には大型の展望用球体で、拡大機能および夜間赤外線利用暗視機能がある。)

<種々のUFO>
・『帝国同盟』の三角形をした地球外の戦闘機。『悪魔機』として知られている。

・7機の円盤を収容できる中型円盤型母船。直径100m。高さ40m。

・偵察型の円盤(直径25m。高さ10m)

・幽霊船(およそ、長さ40m、幅10m)  本船が生きている存在で、固体の固い金属構造物ではない。準バイオニック船である。

・ダイヤモンド型エーテル船(高さ12m、幅12m)

<『深宇宙探訪記』に書かれてある中型船内宇宙研究室は、葉巻型UFO>
・宇宙研究用の移動研究室は、搭乗員が3000人で、全長2400メートル、直径400メートルで長さ122メートルの単独航行可能なモジュール18基で構成されているようです。そして、バミューダ三角海域の次元間移行ゾーンを利用しています。これが、有名な葉巻型のUFOのように思われますが、大きさから考えると世界中で見られているのとは違うかもしれません。

・オスカー・マゴッチの本によると「シリウスは連盟の送信センターである。暗黒の勢力とその地球の光明派の召使達はシリウスから来た善玉になりすましている。暗黒の勢力は、自分達の基地は、オリオン大星雲にあると、私達に思い込ませようとしている。
しかし、彼らはそこからやって来たにすぎない。オリオン座は、光の主たちの故郷であり、銀河系委員会の故郷であるのだ。そしてアルクトゥルスを中継基地に使っている。暗黒の勢力と彼らが支配する悪の帝国の本拠地は、大熊座にあり、ドラコニスを主要作戦センターとしている。宇宙連合の宇宙人は、友好的な善意の宇宙人であるが、惑星連合や地底連合の宇宙人は、邪悪な宇宙人である」

<アメリカ政府と宇宙人の契約>
・1947年7月2日ニューメキシコ州ロズウェルでUFO墜落事件が起きた。だが、米軍は、気球の墜落だと発表し、事実を偽装した。奇妙なことに1949年1月30日同じロズゥエルで、UFO墜落事件がおき、その際、偶然にも地球外生命体が1名生存しており、ロスアラモス研究所に送られた。その地球外生命体は、「イーバ」と名づけられ、1952年6月18日まで生きた。その間の調査では、イーバは自らの母星が、地球から55光年離れたところにあると告げたという。

・彼の身体的外観は、現在多くの人に知られるところとなった「グレイ」に似ており、爬虫類と昆虫の特徴を持っていた。そして、1954年1月、アメリカは、後に「ラージ・ノーズ・グレイ」と呼ばれるようになる地球外生命体と初コンタクトを行なう。この地球外生命体の出自は、オリオン座のペテルギウスを巡る一つの惑星だった。これは、500光年離れた赤色巨星を巡る惑星からやってきた事になる。

・1954年2月。ラージ・ノーズ・グレイの代理として、イーバそっくりの「クリル」と名づけられた地球外生命体が再度地球人とのコンタクトのため送り込まれ、この時、アイゼンハワー大統領が統括していたアメリカ政府は、この「クリル」を全権大使とした「オリオン座領域から来訪した」地球外生命体と何らかの契約を結んだと言われている。「それから50年、国家最高機密は、厳重に守られている」。

<ハリウッド映画で有名なグレイは、人類に比べ科学力で優に5万年を先んじている>
・Tシャツのプリントになるほど、スター化した地球外生命体の「グレイ」のルーツは、琴座である。約50年前、かって琴座領域にあったアペックスと呼ばれる惑星で核戦争が起き、生き残ったアペックスの人々は地下生活を余儀なくされた。核戦争を引き起こした2つの勢力は、ポジティブ派が、主として、レチクル座の2重星(ゼータ)付近を拠点としているが、ネガティブ派のほうは、その多くがオリオン座のペテルギウス領域や大犬座のシリウス領域に移住した。

・ネガティブ派の中で特にオリオンに拠点を置く者たちは、リゲリアンという種族だが、地球でグレイと呼ばれる存在は、このリゲリアンを指している。リゲリアンという呼称そのものは、ケンタウルス座のα星であるリギル・ケンタウルスにも隠れたつながりがあるが、彼らのルーツには、判然としない部分がある。現在、地球には、惑星アペックスに出自を持つ地球外生命体が、時空を超え、過去、現在、未来の次元から同時に訪れている。

<ウォーク・インとワンダラー(スターピープル、スターシード、スターライト)>
・地球人に生まれ変わったワンダラーや、人生の途中で地球外の魂と劇的なソウル・チェンジ(魂の変換)を起こしたウォーク・インなどを地球外生命体(ET)の魂を持つという意味で、ETソウルと呼んでいる。ウォーク・インやワンダラーは、白色同胞団でも活躍している。白色同胞団(ホワイト・ブラザーズ・フッド)のルーツは、プレアデスと同じ牡牛座のアルデバランという説と、火星でアルデバランの人々と共存していたさそり座のアンタレスからの人々だという説がある。

・また、チャネリングは、日常ではない別次元の意識やいわゆる地球外生命体と意識のレベルで交信することを言います。シリウス経由のチャネリングによりますと、地球に介入した2種類の生命体があると語ります。約2600万年前、地球に2種類の非人間的生命体が入植した。それらは、射手座星系からやって来た爬虫類的存在とオリオンのベラトリックス星系からの恐竜的存在だったという。

・ここで言う爬虫類と恐竜は生物学的に分類されるそれらの意味とは異なる。そして、地球ではこの2種類の生命体が入り込んだ後に、人間の祖となる哺乳類的生命体が現れる。

<グランド・マスター達の下に位置する評議会を構成するガーディアン達>
・ありとあらゆる系に存在し、人類の長老である彼らガーディアン達は、二度とあのような宇宙規模の破壊行為が生じるのを防ぐことと、暗黙の勢力から守ることに献身するようになった。グランド・マスター達の下に位置する評議会を構成する彼らガーディアン達は、多宇宙の構造の『外側』に、つまり時空を超越した完全に非物質的な次元の最上階域に存在し機能している。

・彼らは霊的存在であり、時としてその在住場所に光の存在として出現することがある。私達の故郷がどのような宇宙界であろうとも、彼らは、この世のものでない在住場所から私達人間世界が適切に機能し進化するよう導いてくれている。

・このように数十万年前の昔に私達の多宇宙の遠い所でさまざまな人間世界系の諸問題を管理するために大連盟が誕生した。第11部門もそうして誕生し、その中核であるサイキアン諸世界が大連盟の中心部門となった。その統治惑星をザンシウスという、連盟の33部門を構成しているのは総計5千の主な世界センター惑星だが、それに加えて手付かずで未開発の惑星がその数の百倍はある。

・一部門として参加しているのが銀河系連合で、その代表はアシュター司令部だが、もしかしたら連盟加盟につながるかも知れないので、惑星地球の進化に関心を払っている。


「彼らは類似した宇宙から来た異星人です。地球の次元とは全く異なる次元にある宇宙です。その次元の一部は、この次元と隣り合わせに、あるいは同じ空間にも共存しています。この二つの次元は、普通には見えません。それぞれの実体が現れる振動数が異なるからです。固体と電波の関係みたいなものです。もっとも、この次元で固体のものは、全て、あの次元でも全く同様に固体です」、
「次元間通路はいわゆる窓の地域を通って行なえます。窓の地域は地球には12あります」、
「町に近づくにつれて、細かい部分がもっと見えるようになった。ガラスの巨大なドームが数十、間隔は非常にバラバラだが、びっしり並んでいる。その形や大きさは様々で、内部には見上げるような尖塔が林立していて、複層道路が縦横に走っている。一つ一つのドームは迷路のように曲がったガラスの管で相互につながっている。こうした管の中には、何らかの運搬手段が通っている。様々な色のついた無数の光が林立する尖塔で輝いていて、摩天楼の窓のように見える」。そこは、サイキアン連盟世界の一員、オム・オン系の惑星アルゴナの都市だそうです。


<延命者・最延命者>
・連盟の半分以上の場所では、人間の平均寿命は地球年の2百歳で、半分以下のところのいわゆる『長命』の寿命は8百歳だ。子供時代と青春期は地球のと同様で、18歳から521歳で成年に達する。壮年期は35歳から50歳の間だが、長命の場合の壮年期は安定した『最盛期』の状態で5百歳まで続き、その後に2百年間の中年期が来る。年齢による衰退期は、7百歳ぐらいを大分超えてから始まる。

・非常に優れた功績のある個人に対して、連盟は寿命を5千年まで伸ばすことができる。延命処理は極秘のクリニックで行われ、(「延命者」と呼ばれる)寿命の延長を受けた者は100年位に一度クリニックに戻って追加処置を受ける必要がある。これは生物学的処置というよりも、本質はサイ粒子にかかわり、オーラを徹底的にいろいろと調整をする。

・また、極めて希有な場合、代替の交代がない不可欠の一握りの個人については、ガーディアン評議会が、3万5千年から4万年まで肉体面で第二の延命を与えることがある。(こうした寿命)延長者は『最延命者』と呼ばれる。)最初の処置とその後の追加処置はガーディアン達が超次元的に行うが、そのプロセスは不明だ。

<地球と多数の銀河系を持つその可視宇宙は、中域VR3(第3密度)>
・自分の故郷の次元の他にもたくさんの次元がある。こうした次元は隣接して存在しているか、あるいは部分的に重なり合っていることすらある。どの次元も物理的には似通っているがお互いに探知できない。それは、周波数『域』が異なっているからだ。低周波数『バンド(帯)』や高周波数『バンド』にも次元は存在している。どの知覚型生物形態にとっても、周波数の『高バンド化』や『低バンド化』は非常に難しく、専用宇宙船かブースター支援、あるいはその双方を必要とすることが多い。こうした『バンド』は、実際には、異なる世界秩序であり、宇宙の進化スケール上にある各種の存在レベルで構成されているからだ。つまり、密度が異なる別々の振動界(VR)ということだ。

・地球と多数の銀河系を持つその可視宇宙は、中域VR3(第3密度)だし、サイキアンと連盟世界の多くは、高域VR3ないし低域VR4だ。このような振動界は玉葱の皮のように球体の中に球体があるようなものだが、周波数界の高低差が非常に大きいので、それぞれ十分に隔絶されている。振動界の主体も居住者も、別の振動界のものとは(固体対エーテル、火と水のように)相容れない。お互いの技術を利用することも出来ないし、物や道具を別の振動界に持ち込むことも出来ない。精々できることといえば、相互影響力を僅かに働かせることぐらいだが、それとて、間接的にしか出来ない。したがって、別の振動界に旅する者は全く自分の力しか頼るものはなく、現地と融合し、現地の方法しか使えない。

・「ガーディアン評議会」が私に会ってみたい、と興味を示しているのだと言う。彼ら“ガーディアン”は肉と血のある生物ではなく、時空を超越した非物質的領域に住む純粋エネルギーの存在だという。天国の主人役のように彼らは『兄』であり、広大な秩序ある体系としての宇宙全体を通じて、ありとあらゆる次元と宇宙に存在する人類の運命を導いている。もし、私が行くと決めたなら、体ごと、存在の非物質的な次元へ移送され、その間、最終移転地点で変質を遂げなければならないのだという。

<太古の昔、『光の勢力』と『暗黒の勢力』との間に宇宙大戦争が起こった>
・時たま、『暗黒の主』が肉体を持って具現化することもある。(たとえば、かって『ダーズ・ヴェイダー』がそうだ。この宇宙人は実在していたのだ!)『暗黒の勢力』の『帝国同盟』UFO飛行士は、地球任務では大体三角形をしたコウモリ型の偵察機や戦闘機を使う。昼間は鈍い黒色で、夜間は消防車みたいな赤色に輝き、いみじくも『悪魔機』という名で呼ばれている。『暗黒の勢力』は残忍な破壊行為を行ったり、人間に危害を与えたり、誘拐したり、動物をばらばらに切断したりするので悪名が高い。

・まず、『連盟』とその始まりについて全般的な説明を簡単にしましょう。太古の昔、『光の勢力』と『暗黒の勢力』との間に宇宙大戦争が起こった。その結果、巨大なエネルギーが放たれ、私達の多宇宙の何百万という多数の世界が破棄されてしまった。
全領域の構造自体も粉砕され、多数の次元へと細分化されてしまい、新たに形成された亀裂線が恒久的な障壁となってしまったのだ。即時とも言える宇宙旅行とコミュニケーションが以前は自然に行えたのだが、それももはや不可能となってしまった。

・この戦争からの復興は遅々として進まず、部分的にしか行えなかった。だが、例に違わず、生命は勝った。生き残った幾つかの世界は、人類も異星人も同様に新規蒔き直しを図った。救出された生き残りから、元のままのところまで復興した世界もあれば、完全にゼロの状態から原始的状態での再出発というところまで行った世界もある。

・そして何千年もの時間が経過し、戦争の影響を受けた諸世界の大半は、程度こそ違え、文明が繁栄するようになった。その大方は、たとえ、小規模であるにしてもまた宇宙を航行するようになった。貿易や交流が惑星間や星系間で始まった。地域間のリンクができている所もすでにあり、地域間同盟も出来上がっている。

・そうした地域のひとつが諸世界サイキアン連盟だった。この連盟は率先して大複合体の発展にも着手し独立した一部門を構成するようになった。これが後に連盟11部門に指定されることになる。それはまさにこの地域に33の広大な部門を持つ(正式名称を自由諸世界次元間連盟という)大連盟が最終的に形成されたからだ。これは、(光の勢力を支援する)ガーディアン評議会に派遣された宇宙派遣者達の提案と指導によってなされたことなのだ。

<悪の帝国(正式名は『正義を任ずる諸世界帝国同盟』の本拠地は大熊座にあり、ドラコニスを主要作戦センター>
・『暗黒の勢力』は、自分たちの基地はオリオン大星雲にある、と私達に思いこませようとするが、彼らは、単にそこからやって来たにすぎない『落ちた者』で、依然として周辺にまつわりついているだけなのだ。実際は、オリオン座は『光の主達』の故郷であり、『銀河系委員会』の故郷でもあるのだ。そして、アルクトゥルスを中継基地として使っている。

・私達が、いる宇宙領域において、『暗黒の勢力』と彼らが支配する悪の帝国(正式名は『正義を任ずる諸世界帝国同盟』の本拠地は大熊座にあり、ドラコニスを主要作戦センターとしている。私達の太陽系においては、冥王星を中継基地に使い、地球から見えない方の月面を地球への侵入基地に使っているが、両基地とも昔から存在している協定に違反している。地球ミッションの人員は『連盟』にしろ『帝国同盟』にしろ、比較的少なく、その役割も大半が「監視活動と互恵的平和維持活動」に限定されている。

・MIBすなわち『黒服の男達』は、嫌がらせや威嚇、テロや殺人を専門とする『暗黒の勢力』の手先だ。報酬を得ていたり強制されていたり、あるいはその両方の場合もある。
手先となった人間が政府に雇われた人間傀儡か、あるいは洗脳されたバイオニック操作されている消耗品同様の人間ゾンビか、そのどちらかであろう。時には異星から来たまったくのロボットのこともある。(実在している人間の短命複製クローンである)の生霊のことも多い。さらには『ポルターガイスト』の悪霊やホログラフィーによる投影像のこともある。仕事の内容次第で何にでもなる。

・彼らMIBは、地球在住の主人たちに取り仕切られており、いろいろな基地(通常の地球基地は南極大陸のエレブス山中にあり、太陽系内の基地は地球から見えない月面やいろいろなアステロイドや冥王星)にあるから調整・統合を図られ活動についての指示は『反対勢力』の宇宙艦隊の知性に仰ぎ、背後では地球のような次元に住む『暗黒の主達』に支配されている。

<自由な世界次元間連盟>
・地球人類の起源は、プレイアデスの散らばった系に由来する。地球人類が地球に移住してきたのは『多数の千年期』の昔である。それ以来私達の『後に残された』人間の祖先たちは、銀河系と他の次元領域の至る所に広がった。

・さまざまな次元に存在する何千という星系からなる彼らの緩やかな『共通利害団体』は、『自由な世界次元間連盟』と呼ばれ、多次元宇宙の33の広大な領域に及んでいる。

・シリウスは、私達に向けた「連盟」の送信センターとして使われている。私達を高め、迫りくる宇宙的なコンタクトと、その結果として起こる変貌に対して、この世界を準備させるためなのだ。何千年にもわたってシリウス人は地球人とコンタクトしてきたが、その際、彼らとその仲間は『ホルスの目』という印(三角形の中に目を配したデザイン)を用いてきた。

・『暗黒の勢力』とその地球の『光明派』の召使達は、シリウスのセンターから来た『善玉』になりすましている。これは地球人を混乱させ利用せんがためで、本来のシリウスからの送信内容を歪めたものに変え、自分たちの悪の教えを植えつけようとしているのだ。そのために、シリウスの『ホルスの目』のデザインの印も使っている。『暗黒の勢力』に支配されているのはメン・イン・ブラック(MIB)たち、すなわち、あの恐ろしい『黒服の男達』は、一つの目ないし一条の稲妻を中に配した例の古典的な三角形を自分たちが使用する黒塗りのキャデラックのドアにつけている。

<金髪碧眼のクェンティン>
・彼の話では私が見た円盤は地球と違う次元のもので、母船を伴いバミューダ三角海域のようないわゆる『窓の領域』を通って地球に来たのだという。円盤は意のままに物質化・非物質化できるという。

・クェンティンは、背が高く、年齢は30代と思える。髪の毛はブロンドで、射るような青い目をしており、レジャースーツを着て、対変奇妙なお守りを身に着け、今までに誰からも感じたことのないような不思議な魅力を醸し出していた。

・それから数分して、投げ出されたところは、惑星地球から何千キロも離れた深宇宙の中だった。(後で分かったのだが、円盤はゴビ砂漠の『シャンバラ』の移行窓をわざと使い、素早く深宇宙へと移動したのだ。)近くには大きな円盤型母船がいる。その母船に非常に奇妙な方法で乗船した。私を乗せた円盤は、すっかりと言っていいほど非物質化してから、母船の胴体を通過したのだ。母船内の七つの円盤駐機区画の一つに入ると、今度は物質化して以前の状態に完全に戻った。

・今乗っているのは連盟登録の宇宙研究室船で、長さは約2.4キロ、中規模の宇宙船です。本当に大規模な宇宙船は、この十倍から20倍はあります。超大型の大きさは言うとびっくりするでしょうから、言うのは遠慮しておきましょう。

<都市の大きさはあるクリスタル宇宙船>
・そうこうするに、白く輝くものが頭上に出現し、急速にその輝きを増していく。間もなく、明るく輝くオーロラがずっと強烈にきらきら輝く光に消されてしまった。巨大な形のものが降下して、視界に入ってくる。都市の大きさはある。だが、途方もないほど大きなボワーッとした塊のクリスタル・シャンデリアのようで、まるでクリスマスの飾り物みたいに様々な色の光を閃かせたり点滅させたりしている。
「何・・・ 何だ それは?・・・・」
私は吃ってしまった。天から現われたものが私達の視野一杯に広がるのに完全に飲まれてしまっていた。私達から2、3キロ離れたところだ。

・「感動するのも当然だ。このクリスタル宇宙船は現在『地上の平和』号と命名されていて、あなたがたの太陽系の惑星間ヒエラルキーの最高の旗艦なのだ」



『光の勢力は集合する』
―UFOと彼らの霊的使命―
ベンジャミン・クレーム   シェア・ジャパン出版 2010年5月



<マイトレーヤに出現の先触れをする“星”>
・宇宙の兄弟たちは、マイトレーヤの出現と完全に関係しています。これらの4つの飛行物体は特別に要請されて飛行しました。それは非常に大きく、サッカー競技場の5倍ほどの大きさです。そのために煌めく他の星々に比較して大きく見えます。それらは金星や木星のような大きな惑星と同じくらいの大きさの星のように見えます。金星や木星を見た人がそれを“星”と間違えることも時々あります。

<“星”を広く世界に知らせる>
・“星”はもちろん天体としての星ではありません。“星”は宇宙船、UFOであり、巨大な宇宙船です。「通常の日常的な」偵察UFOは直径わずか25か30フィートで、かなり大きいですが、そこまで巨大ではありません。“星”は巨大で、フットボール競技場を5つ合わせたくらいの大きさがあります。

<マイトレーヤの光の飛行船>
・マイトレーヤは、光の船を持っています。それは赤またはオレンジがかった赤の球体としてしばしば見られます。それには、大勢の人が乗ることができます。マイトレーヤはロンドンのいろいろな寺院に住んでおられ、それぞれに数年を過ごされ、スワミたちを訓練し、世界中で教えるために彼らを送り出されます。これをする時、マイトレーヤはしばしば人々を宇宙船に連れて行かれるのです。





『古代核戦争の謎』
超古代文明滅亡の秘密と謎の遺物オーパーツの正体に迫る!!
南山宏  学研     2009/10/7



<『マハーバーラタ』>
・物語の部分は、同じバーラタ王族に属しながら、クル族とパンダヴァ族の2支族が些細な不和対立をきっかけに、やはりヴィマーナと現代兵器を思わせる数々の超絶的な兵器を持ちだして、18日間の酸鼻をきわめた大戦争を繰り広げた結果、ようやくパンダヴァ族の勝利に帰するまでのてんまつが骨子となっている。

<ムー王朝直系が治めた国>
・――今から7万年前、その“母なる地”から一団のムー人が西へ向かい、まずビルマ(現ミャンマー)に移住した。彼らは母国の宗教と科学の伝道を目的とする“ナーカル(聖なる同胞”と呼ばれる賢者たちで、“ナーガ族”の名で知られるようになった。
 彼らはさらに西進して、インド東部の現ナーガランド地方に腰を落ちつけると、インド半島全土に“母なる地”の文明を広め、やがて約3万5000年前、首都をアヨージャに定めて、インド最初の国家“ナーガ帝国”を建設した。その初代の王の名は「ラーマ」といった。
 ナーガ帝国は、ムー大陸が約1万2000年前に大災厄で海中に消えてからも、“母なる地”の文化遺産の正当な継承者として数千年間栄華を誇ったが、やがて野蛮なアーリア人の侵入を受け、インダス文明の最後の輝きとして滅び去った。
 だが、アーリア人はナーガ族を残虐に抹殺する代わりに、まず巧みにその高い文化と思想を吸収して自分たちのものとしながら、徐々に駆逐していった。

・しかし、チャーチワードが「ラーマ王が、“太陽の子”と呼ばれるのは、“太陽の帝国”ムー植民地を治めるムー王朝直系の子孫という意味だ」としたことは、『ラーマーヤナ』の中で、人類の祖マヌが“太陽王朝”最初の王であり、そのマヌが建設したアヨージョの都にラーマ王が住んでいたとあることと、うまく符節が合う。
 チャーチワードが主張したナーガ帝国は、やはり“太古ラーマ文明”のことだったのだろうか?

<ラーマ帝国に築かれた7大都市>
・今から7万8000年前、太平洋の中央部を東西に幅広く横たわっていた巨大なレムリア大陸上に、人類初の文明が勃興し、およそ5万2000年にわたって隆盛を続けた。
 レムリアというのは今日の地質学上の名称(キツネザルの分布範囲を示す)で、本当の名はムークリアまたはムーといった。
 この“ムークリア文明”は、長い年月のうちに精神と物質のバランスがよくとれた非常に成熟した文明となった。

<最古の聖典にも登場する飛行車>
・太古ラーマ文明が高度の科学技術文明だったとすれば、“ヴィマーナ”(飛行車、空中船、空飛ぶ装置)はまさにそのシンボル的存在といえる。

・それによると“飛行車”の描写は、最古の聖典『リグ・ヴェ−ダ』に早くも登場する。ただし、ここではヴィマーナではなく“ラタ(山車)”という言葉だが、車は車でもその具体的説明を見れば“空飛ぶ装置”であることは明らかだ。

<時速300キロを超える巡航速度>
・『ラーマーヤナ』になると、ラタとヴィマーナの両方が、“飛行車”の意味で使われるようになる。

・『マハーバーラタ』では、カンジラル博士によれば、ヴィマーナに関する言及が41か所もある。

<存在したヴィマーナの科学理論書>
・しかし、ヴィマーナの実在性を、ひいては太古ラーマ文明そのものが存在したことを裏づける最も有力な古伝書は、『ヴィマーニカ、シャストラ(飛行車経典)』をおいてほかにはない。

<最新の設備と武器を備えた機体>
・「飛行術の専門家によれば、空中を国から国へ、島から島へ、世界から世界へ飛行して移動できる機械を、ヴィマーナという」

<化学の教科書のような動力源の記述>
・「これらの力を生み出す発動機は導線、ばね、回転輪を使ってヴィマーナの機内に設置される」
 意味不明な言葉が多いが、ヴィマーナの基本的な推進原理は電磁気と化学反応作用の組み合わせと思われる。

・だが、私たちが忘れてはならないのは、同書の著者や注解者たちも、太古の高度科学技術を十分に理解したうえで書いたわけではないという点だ。
『ヴィマ・シャス』の末尾近くには、紀元前10世紀より昔(紀元前30世紀より以前という説すらある)に生きた著者マハリシ・バラヴァージャのこんな言葉が記されている。
「(本書の内容は)私が古代の著作物を参照しつつ、貧しい能力をふりしぼって叙述したものである」
 この本は、彼らにとってもすでに太古に属していた時代の科学技術情報を、彼ら自身の時代と社会の制約の中で、精一杯正確に伝えようと努力した結果なのである。

<さまざまなタイプのヴィマーナ>
・『ヴィマ・シャス』の最後の5分の1は、ヴィマーナの分類に関する章だ。
 この章の冒頭では、ずっと太古の神々の時代には“マントラの原理”“タントラの原理”で飛ぶヴィマーナが存在したが、現代(『ヴィマ・シャス』と同時代)では、“人間の造ったヴィマーナ”が飛ぶようになったと記されている。
 マントラ型のヴィマーナはプシュパカ種ほか25種類、タントラ型のヴィマーナはビラーヴァナ、ルクマ、スンダラ、トリプラの4タイプだと述べている。

<現代でも通用する豊富な科学知識>
・だが、天文書『スーリヤ・シッダンタ』は、地球が丸くて自転していることを、中心に棒を貫通させた木製のボールで表現した。同書の天文学では、地球の直径が1万2615キロ、地球と月の距離が40万7077キロと計算されているが、この数字がどれだけ正確か、ためしに東京天文台編『理科年表』でも見ていただきたい。また、同種の文献『ゴラージャーヤ』では、物体を引っぱる重力の存在が明快に記され、『シッダンタ・シロマニ』には、地球が太陽の周囲を回る公転についてはっきりと述べられている。

<残された大量殺戮兵器の記録>
・悲しいことだが、戦争がテクノロジーの進歩を後押しするという真理は、どうやら太古でも現代でも変わらないらしい。『マハーバーラタ』全18編のうち少なくとも6編以上で、戦いやそこで使用されるさまざまな武器兵器の描写が出てくるからだ。

・強力な致死性兵器のひとつは“イシカ”である。
 この兵器の放散する白い塵を浴びると、兵士はたちどころに視覚も聴覚も嗅覚も奪われ、全身が火ぶくれ状態になってばたばた倒れていく。一種の放射線兵器か毒ガス兵器、あるいは細菌兵器を連想させる。

<空中都市が建設されていた!>
・『マハーバーラタ』の戦いは、人間界のクル族とパンダヴァ族の抗争に神界のディーヴァ(善神)族とアスラ(魔神)族がからむというのが基本的な構図だが、実際には、ヴェーダ神話とヒンドゥー教神話からなるインド神話の複雑な系譜を反映して、入り組んだ話が多い。
「サブハーパルヴァン」編では、おそらくまだ平和共存していた時代、魔神族の“設計技師長”マヤがパンダルヴァ族の最長老ユディスティラのために、“サブハー(空中宮殿)”を建設してやるくだりがある。マヤは“神々の設計技師”工芸神ヴィシュヴァカルマーと並んで、ヴィマーナの設計者ともされている。
 完成したサブハーは金銀その他の金属で造られ、8000人も収容でき、空を自由に移動できる美しい巨大な乗り物だった。喜んだ王が伝承学者の賢者ナラダに自慢すると、ナラダはインドラ、ヤーマ、ヴァルナ、クヴェーラ、ブラフマーの各神もすでに、それぞれすばらしいサブハーを持っていると諫める。

・インドラのサブハーは全長1200キロもあり、白銀に美しく輝く金属製で、永遠に宙に浮かび、自由に移動でき、内部には家々や草木があふれ、豊かな生活を送れるように何でもそろっていた。出入り口はヴィマーナがゆうゆう出入りできる広さがあり、防御用の武器弾薬も備えていた。
 ヤーマのものも同じような構造で、ヴァルナのものは海中も移動でき、クヴェーラのものは最も美しかったが、大きさも構造も性能もすべての点で最高なのは、ブラフマーのサブハーだった。難攻不落のそれが宇宙を進んでいくときの近寄りがたい威容は、まさしく太陽や月も青ざめるほどだったという。
 カンジラル博士によると、サンスクリット語のサブハーは「人間が組み立てたもの」という意味で、それが金属製で多数の人間を乗せて空中にいつまでも浮かんでいることができるとなれば、宇宙ステーションとか空中都市としか考えられないという。
 実際、「ヴァナパルヴァン」編では、パンダヴァ族の英雄アルジュナが、神々から聖なる武器を受けとって、使い方の訓練を積むためにインドラのサブハーを訪れたとき、内部に神々用のヴィマーナが数千機も翼を休めていたり、発着しているのを見て驚くくだりがある。映画『スター・ウォーズ』の宇宙要塞そっくりの場面である。
 
<巨大海中都市で起きた戦い>
・「ヴァナパルヴァン」編には、“空中都市”だけでなく“海中都市”まで出てくる。先ほどの続きで、アルジュナがインドラのサブハーに滞在中、魔神族退治をインドラから頼まれる。彼らは3000万人もいて、海底に建設された難攻不落の要塞都市に住んでいた。
 インドラは、自分の空水両用ヴィマーナをアルジュナに貸し与え、有能な補佐神マタリをパイロットとしてつけてやった。
 熾烈な戦いとなったが、最後にアルジュナは海水を干上がらせてしまう神々の兵器を繰りだして勝利した。
 負けた魔神族が逃げ去ったあと、彼は海底の要塞都市に入ってその美しさに魅了された。
 この都市の起源をタズネルト、マタリはこう教えてくれた。
 もともとは神々が私用に建設したのだが、魔神族がブラフマー神にうまく取り入って居住を許可された。
 ところが、彼らはいったん住みつくと居直って、神々を追いだしてしまったというのだ。
 しかし、海中の隠れ家から敗走した魔神族は、その後もしぶとく生き残って、相変わらず神々と人間を悩ませつづけたという。

・話はさらに続いて、今度は「ヒランヤプラ(黄金の都)」と呼ばれる巨大な宇宙ステーションが登場する。
 その昔、善神族と魔神族が平和だったころ、ブラフマー神がふたりの魅力的な女魔の願いで造ってやったという空中要塞で、家並みと樹木と海水にあふれて回転するその美しさは、目も奪われんばかりだった。
 だがこの空中都市も、魔神たちがいったん占拠すると、四方の出入り口をさまざまな武器で固めて神々を寄せつけなくなったので、その態度に神々はすっかり困惑していた。
そこで、再びマタリはアルジュナをたきつけて、ヒランヤプラを破壊させることにする。
アルジュナがヴィマーナで空中要塞に近づくと、魔神族は猛烈に抵抗し、要塞を自在に動かして激戦となるが、最後にアルジュナは神々からもらった究極の破滅兵器を使って、ヒランヤプラを木っ端微塵に吹っ飛ばし、神々にその英雄ぶりを称賛されることになるのである。

<ミサイルがすべてを焼き尽くす>
<魔神族の巣窟となった“空中都市”を神々が無慈悲に破滅させる話>
・紀元前3000年よりもっと古い成立ともいわれる『アジュル・ヴェーダ』には、魔神族がそれぞれ鉄と銀と金で造られた3つの空中都市を持っていて、神々は征服できずに困っていたという話が記されている。とどのつまりは、暴風神ルドラが最後に火の熱、月の光、ヴィシュヌ神の勇気からできた武器で3都市を焼き尽くしたとある。

・魔神族の建設技師マヤとふたりの魔神が、ブラフマー神に願いを立て、シヴァ神の1本の矢にだけは勝てないという条件つきで、難攻不落の美しい空中都市を建設した。それは3段からなり、最下段は鉄製で地上に置かれ、中間の段は銀製で空中に、最上段は黄金製で宇宙に浮かんでいる。
 ところが、空中都市を自分たちのものにすると、魔神族はずうずうしく態度を変え、全世界を苦しめはじめた。神々は魔神族をどうしても制圧できなかったので、シヴァ神に助けを求めた。
 そこでシヴァは、小山ほどもあるヴィマーナを建造させ、ブラフマーがそれを操縦して出撃した。
 マヤたちは天空地の3都市を合体させて反撃し、海上近くで追いつ追われつの大激戦が繰り広げられた。その過程で、建設に協力したふたりの魔神は容赦なく殺されるが、このとき、マヤだけはシヴァから海中に身を隠すように勧められる。以前の間柄とマヤの才能を惜しんでのことだったろう。
 マヤは聞き入れて、そのとおりにした。
 そして、合体した宇宙要塞をめがけて、シヴァは強力無比な1本の矢、つまりミサイルを撃ち込み、空を黄金色に染めて完全に焼き尽くした。炎上した魔神族の宇宙要塞は、すさまじい音とともに西の海へ落下していった……。

<世界をまるごと破壊する最終兵器>
・したがって、名称の違いは、たぶん兵器の種類やスケールの差とか、原爆、水爆、中性子爆弾といったような製造原理の違いを意味しているのだろう。
 前述したアルジュナが魔神族の空中要塞を吹っ飛ばした破滅兵器とは、前期のうちパスパタである。その潜在的威力は「世界をまるごと破滅させる」ほどのものだったので、彼はインドラ神から、人類に対してはいかなる場合も決して使用してはならぬと厳禁されたものだ。
 さらに「ドロナパルヴァン」編の中では、復讐心に燃えるクル族のアスヴァッタマが、宿敵のアルジュナのパンダヴァ族を全滅させようと、恐怖の火の兵器「アグネヤ」の使用を決意する。

・爆発の明るさ、立ち昇る煙と火の柱、降り注ぐ死の灰、激烈な高熱と衝撃波、犠牲者の行動と外見、放射能症の症状——どの細部を見ても、私たちの知る核爆発の証言証拠と一致するのは一目瞭然だ。この恐怖の伝説兵器は、寸法までが現代の戦術核ミサイルにほぼ合致するのだから恐れ入る。

<次々と現れる放射能後遺症>
・「サウプティカパルヴァン」編で、アスヴァッタマがパンダヴァ族に逃げ道を塞がれたとき、彼はそれだけで世界を破滅できるという、“プラフマシル”をあせって発射してしまう。アルジュナもやむなく、それを迎え撃つために、“ソラフマストラ”の使用に踏みきった。
 ふたつの超強力な兵器が出くわした瞬間、天空に途方もなく巨大な火の玉が出現し、地上世界が破滅の淵に立たされる。無数の流星が降り注ぎ、空に轟音が満ちあふれて、閃光が閃き走った。世界は灼熱地獄が始まる不吉な予感に恐れおののく。
 賢者たちの必死の説得に、アルジュナは最終兵器のそれ以上の使用を中止するが、アスヴァッタマはもう止められなかった。
 彼が歯止めが効かなくなった自分の武器を恐れはじめたところで、天界のクリシュナ神が仲裁に乗りだす。破滅兵器の爆発を無効化してくれたのだ。
 世界は破滅寸前で救われたが、悲劇はまだ終わらなかった。
 生き残ったパンダヴァ族の戦士たちの妊娠した妻たちは、子供の死産や奇形の後遺症にのちのちまで苦しんだのである――。
 これが遠い過去に起きた核戦争の信じがたい記憶か、それとも未来のそれを透視した不気味な予言かと問われれば、筆者ははっきり前者を取る。

<アトランティス軍による侵攻>
・前述した『レムリアン協会教義録』では、太平洋のムークリア大陸の消滅後も発展を続けたラーマ帝国とアトランティスが、やがて高度技術文明の絶頂を極めたころ、その全面対決の時代を迎えたとしている。
 当時のアトランティスにもむろん、“空飛ぶ装置”がああり、ヴァイルクス(複数形はヴァイルクン)と呼ばれていたが、科学技術をつねに平和目的に応用したラーマ帝国と違って、もっぱら軍事目的に多用されていた。
 実利的なプリー派の血脈を受け継ぐアトランティスは、世界制覇の野望を抱く父権制の好戦的国家だった。
 彼らはラーマ帝国の制服こそがその重要な第一歩と考えていたので、征服計画の準備が万端整うと、突如として、完全武装の大軍団をラーマ帝国に侵入させた。

・その光景を聖仙王は高塔の上から悲しげに見守っていたが、やがて天に向かって両手を差しのべると、ある種の精神技術を使用した。今日まで伝わるヨーガの術の最高級のものだったと思われる。
結果は、将軍をはじめ階級別の各指揮官が、心臓麻痺とおぼしき発作に襲われてばたばたと即死し、命令系統が失われたアトランティス軍はパニック状態に陥って、待機していたヴァイルクス艦隊に逃げ込むや、命からがらアトランティスへと逃げ帰った。
屈辱的な敗北を喫したアトランティスは、もはやラーマ帝国属国化の計画には興味を失い、その持てる破滅兵器を総動員して、ラーマ帝国殲滅を目的とする“核戦争”へと突入。
最後には『マハーバーラタ』に描かれたような悲惨な事態となって、双方の文明とも地球上から消滅してしまったのだという。

<2大帝国滅亡は1万2000年前>
・そして「ラーマは地上に1万1000年間君臨した」という記述を考え合わせれば、太古ラーマ文明は今から約1万2000年前に滅亡するまで、ほぼ1万1000年間、黄金時代と薄明時代を通じて存在していたと推測できるだろう。

<高い知性による都市計画>
・定説上、インド亜大陸に栄えた最古の文明といえば、現在はパキスタン領内の、インダス川流域のモヘンジョ・ダロ、ハラッパー両遺跡に代表されるインダス文明だ。
 紀元前2500年ごろに興ったこの古代文明は、未解読の文字や宗教的出土物から見て、のちの亜大陸全土に広がったヒンドゥー教文化の萌芽的源泉となったこと、また、先住民ドラヴィダ人が築いた高度の文明だったことが、近年明らかになってきた。

・ドラヴィダ人はおそらく古代ラーマ文明人から文明の基礎を教わったのだ――あるいは、彼ら自身がその末裔だったのかもしれない。

<遺跡内に点在する核戦争の爪痕>
・1978年には、古代史研究家コンビのデヴィット・W・ダヴェンポートとエットーレ・ヴィンセンティが、1000度以上の高熱で溶けた土器、レンガ、ガラス化した黒い石などを採取し、核戦争のあった証拠と主張した。

<古代の飛行機ヴィマーナ>
・「私は太古の空をヴィマーナが飛んだことも、核戦争が起きたことも、異星人と人類が交流したことも、すべて真実だと信じている」

・ヴィマーナはインドの古伝書の中でも、とくに『ラーマーヤナ』『マハーバーラタ』の両叙事詩で、神々と人間が自在に乗り回す乗り物として頻繁に登場し、とりわけ戦闘や戦争の場面では、現代の戦闘機や宇宙機のように、空中や近宇宙空間で大活躍する。

・戦闘や戦争には、戦車・熱線・ミサイル・毒ガス・細菌・電磁波などのさまざまな兵器から核兵器らしきものまで使用され、空中要塞や海中都市や宇宙ステーションなどの巨大な構造物も登場する。

<大量破壊兵器行使のすさまじい地獄絵>
・『ラーマーヤナ』のあらましは、ラーマ王子が妃シータをさらった魔王ラーヴァナを追って、本拠地ランカ島まで苦難の旅を続け、ヴィマーナと強力無比な種々の武器を駆使した壮絶な殺戮戦のすえに、魔王を斃し、妃を取り返して王座につくまでの冒険武勇譚だ。
『マハーバーラタ』のほうは、同じバーラタ族ながら憎しみ合うクル支族とパンダヴァ支族の戦いに、神界のディーヴァ(善神)族とアスラ(魔神)族がからんで大戦争を繰り広げる。
 とりわけもっとも核兵器的な大量破壊兵器が登場するのは、戦争の描写が全体の5分の1を占める『マハーバーラタ』のほうである。

<ホピの原爆予言>
・人類が過去に3度滅んだと伝える『ホピの書』には、じつは重要な続きがある—―人類の未来に関する予言の部分だ。ホピ族の住むアリゾナ州オライビには、有史前の時代から、予言を示す岩絵も描かれている。

・だが、ホピ族の予言どおりの“争いの道“を人類が進むなら、われわれが今生きている”第4の太陽“の世界の前途はまことに暗い。岩絵に示されたその道の途中には、世界大戦を意味するという”火の円“が3つ描かれている。すでにふたつは実現した。
 ホピの予言では、“灰の詰まったヒョウタン”が落とされたのをきっかけに、第4の世界にもやがて大災厄によって破滅を迎える“浄めの日”が訪れるとされている。
 それが、岩絵の3つ目の“火の円”すなわち第3次世界大戦なのだろうか?そしてそれは全面的な核戦争なのだろうか?

<黙示録の中の核戦争預言>
・たとえ聖書宗教の信者ではなくても、「ヨハネの黙示録」がどんなものか、大体のことなら知っているだろう。この世の終わりに善と悪が戦う最後の大決戦場“ハルマゲドン”の阿鼻叫喚の地獄絵図を、キリストの使徒のひとり、晩年の聖ヨハネが神の力によって幻視し、「私は見た」と各章ごとに強調しながら書き記した“神の秘密の預言書”だ。

・その大災厄がひよっとしたら第3次世界大戦の全面核戦争のことではないかと疑われだしたのは、第2次世界大戦で核爆発の悲惨な実態を知ってからのことだ。ハルマゲドンの惨状描写が細部まで、あの『マハーバーラタ』の生々しい記述と同じように、核戦争の大殺戮の非常な光景を彷彿とさせたからだ。



『宇宙が残した最後の謎』
(南山宏)(廣済堂文庫)   2001/11/1



<空中都市が建設されていた!?>
・『マハーバーラタ』の戦いは、人間界のクル族とパンダヴァ族の抗争に神界のデーバ(善神)族とアスラ(魔神)族がからむというのが基本的構図だが、実際にはヴェーダ神話とヒンズー教神話からなるインド神話の複雑な系譜を反映して、入り組んだものが多い。「サブハーバルヴァン」編では、おそらくまだ平和共存していた時代、魔神族の設計部長、マヤがパンダヴァ族の最長老王ユディスティラのために、“サブハー(空中宮殿)”を建設してやるくだりがある。マヤは、神々の設計技師、工芸神ヴィシュヴァカルマーと並んで、ヴィマーナ(宇宙船)の設計者ともされている。

・完成したサブハーは金銀その他の金属で造られ、8000人も収容でき、空を自由に移動できる美しい巨大な乗り物だった。喜んだ王が伝承学者の賢者ナラダに自慢すると、ナラダはインドラ、ヤーマ、ヴァルーナ、クヴェーラ、ブラフマーの各神もすでに、それぞれ素晴らしいサブハーを持っていると諌める。

・インドラのサブハーは、全長1200キロもあり、白銀に美しく輝く金属製で、永遠に宙に浮かび、自由に移動でき、内部には家々や草木があふれ、豊かな生活を送れるように何でもそろっていた。出入り口は、ヴィマーナがゆうゆう出入りできる広さがあり、防御用の武器弾薬も備えていた。

・ヤーマのものも同じような構造で、ヴァルーナのものは海中も移動でき、クヴェーラのものは最も美しかったが、大きさも構造も性能も全ての点で最高なのは、ブラフマーの“サブハー”だった。難攻不落のそれが宇宙を進んでいくときの近寄りがたい威容は、まさしく太陽や月も青ざめるほどだったという。

・カンジラル博士によると、サンスクリット語の“サブハー”は、“人間が組み立てたもの”という意味で、それが金属製で多数の人間を乗せて空中にいつまでも浮かんでいることができるとなれば、“宇宙ステーション”とか、“空中都市”としか考えられないという。

・実際、ヴァナバルヴァン編では、パンダヴァ族の英雄アルジュナが、神々から聖なる武器を受け取って、使い方の訓練を積むためにインドラのサブハーを訪れたとき、内部に神々用のヴィマーナが数千機も翼を休めていたり、発着しているのを見て驚くくだりがある。映画『スターウォーズ』の宇宙要塞そっくりの場面である。

・宇宙要塞や宇宙ステーションなら、その管理や保守や整備の要員が必要だ。前9世紀ごろの賢者カウティリャの著書『アルタ・シャストラ』には、それが専門的職業としてちゃんと載っている。同書は、本来、政治経済分野の論文だが、科学技術のいろいろな話題にも触れていて、技術専門職のリストに“サウブドカ(空中都市を飛ばす技術者)”という項目があるのだ。空中で戦う訓練を受けた者も陸上戦士、海上戦士などと並べて解説されている。現代ならさしずめ空軍兵にあたるだろう。

<サブハー(空中宮殿)>
・“サブハー(空中宮殿)”ばかりでなく海中にも巨大な都市が造られていた。

<超大海中都市で起きた戦い>
・ヴァナバルヴァン編には、空中都市だけでなく、海中都市まで出てくる。先ほどの続きで、アルジュナがインドラのサブハーに滞在中、魔神族退治をインドラから頼まれる。彼らは3000万人もいて、海底に建設された難攻不落の要塞都市に住んでいた。インドラは、自分の空水両用ヴィマーナをアルジュナに貸し与え、有能な補佐神マタリをパイロットとしてつけてやった。

・熾烈な戦いとなったが、最後にアルジュナは海水を干上がらせてしまう神々の兵器を繰り出して勝利した。負けた魔神族が逃げ去ったあと、アルジュナは海底の要塞都市に入ってその美しさに魅了された。この都市の起源をたずねると、マタリは、こう教えてくれた。もともとは神々が私用に建設したのだが、魔神族がブラフマー神に頼み込んで、居住を許可された。ところが、彼らはいったん住み着くと居直って、神々を追い出してしまったというのだ。しかし、海中の隠れ家から敗走した魔神族は、その後もしぶとく生き残って、相変わらず神々と人間を悩ませ続けたという。

・話はさらに続いて、今度は、“ヒランヤブラ(黄金の都)”と呼ばれる巨大な宇宙ステーションが登場する。その昔、善神族と魔神族が平和だった頃、ブラフマー神が二人の魅力的な女魔神(デモネス)の願いで造ってやったという空中要塞で、家並みと樹木と海水にあふれて回転するその美しさは、目も奪われんばかりだった。
だがこの空中都市も、魔神たちがいったん占拠すると、四方の出入り口をさまざまな武器で固めて神々を寄せ付けなくなったので、その態度に神々はすっかり困惑した。

・そこでふたたび、マタリはアルジュナをたきつけて、ヒランヤブラ(黄金の都)を破壊させようとする。アルジュナは、ヴィマーナ(宇宙船)で空中要塞に近づくと、魔神族は猛烈に抵抗し、激戦となるが、最後にアルジュナは神々からもらった究極の破壊兵器でヒランヤブラ(黄金の都)を木っ端微塵に吹き飛ばし、神々にその英雄ぶりを讃えられることになるのである。

<ミサイルが全てを焼き尽くす>
・魔神族の巣窟となった“空中都市”を神々が無慈悲に破滅させる話は、最古のヴェーダ聖典に早くも登場する。西暦前3000年よりももっと古い成立とも言われる『アジェル・ヴェーダ』には、魔神族がそれぞれ鉄と銀と金で造られた3つの空中都市を持っていて、神々は征服できず困っていたという話が記されている。とどのつまり、暴風神ルドラが、最後に火の熱、月の光、ヴィシュヌ神の勇気からできた武器で3都市を焼き尽くしたとある。

・『マハーバーラタ』では、3大空中都市を破壊したのがシヴァ神となって、話がもう少し詳しくなり、『マスチャ・プラーナ』ではさらにもっと詳しく、こんなふうに記述されているー。
魔神族の建設技師マヤと二人の魔神が、ブラフマー神に願いをたて、シヴァ神の1本の矢にだけは勝てないという条件付で、難攻不落の美しい空中都市を造った。それは、3段からなり、最下段は鉄製で地上に置かれ、中間の段は、銀製で空中に、最上段は、黄金製で宇宙に浮かべられた。

・ところが、空中都市を自分たちのものにすると、魔神族はずうずうしく態度を変え、全世界を苦しめ始めた。神々は、魔神族をどうしても制圧できなかったのでシヴァ神に助けを求めた。
そこで、シヴァ神は、小山ほどもある特製のヴィマーナ(宇宙船)を建造させ、ブラフマーがこれを操縦して出撃した。
マヤたちは天と空と地の3都市を合体させて反撃し、海上近くで追いつ追われつの大激戦が繰り広げられた。その過程で、建設に協力した2人の魔神は容赦なく殺されるが、マヤだけはシヴァ神から海中に身を隠すように勧められる。以前の間柄とマヤの才能を惜しんでのことだったのだろう。

・マヤは、聞き入れて、そのとおりにした。そして、合体した大宇宙要塞めがけ、シヴァ神は強力無比な1本の矢、つまりミサイルを撃ち込み、空を黄金色に染めて完全に焼き尽くした。炎上した魔神族の大宇宙要塞は、すさまじい音とともに西の海へ落下していった・・・・・。
このように、太古の高度文明は、大宇宙都市をとうの昔に達成していたーサンスクリットの古文献に描かれている不思議な“サブハー”の神話は、そのかすかな遠い記憶の残響なのかもしれない





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