このブログのトップへ こんにちは、ゲストさん  - ログイン  - ヘルプ  - このブログを閉じる 
人権抑圧的な発言は多いが危機感は皆無
[日本の政治]
2015年11月25日 1時0分の記事

本ブログ「フランスでの同時多発テロ事件――本質はテロとの戦いではない?」(2015年11月17日)で言及しましたが、現在、世界はテロなどでどこでも危ない状況です。それはテロだけではなく様々な要因があるからです。この理由については拙論で述べました。
米国政府が全世界への渡航について注意勧告をしたことが報じられています。この情報は様々な点から考える必要があるものですが、一方で当然といえば当然の措置であると考えます。

「米国務省、全世界への渡航に注意勧告」(2015年11月24日 CNN)

【PR】Licom高画質ライブ配信・通話システム


日本政府はフランスへの渡航については注意喚起をしていますが、米国のように全世界という認識は持ち合わせていないようです。世界の各地において仮に米国人がテロの標的になったとしても、そこで日本人、米国人と分けてテロが行われるわけではないので、この米国政府が注意喚起している危険度は日本人にとっても同じなのです。このこと以外の要因も多々あります。本当なら米国よりも先にこのような注意喚起をできたはずです。遅いと言わざるを得ません。
現在、世界で生じていることは、これまでとは位相が違うものです。大枠で見ないとその本質が理解できないものです。現在の政府・与党は世界の流れについていけていないか、自立的に考えることができていなと分析します。

準備ができていない、そして逆のメッセージを送る
今年のはじめ北アフリカのある国への渡航について判断を迫られたことがありました。もちろん、行くべきではないと判断をしましたが、外務省の渡航情報は非常に曖昧なもので、判断の材料にはなりませんでした。ただ、この曖昧な情報が、渡航中止の決定を難しくさせ、議論が色々とありましたが、最終的には渡航は見送られました。その後、北アフリカの別の場所でしたが、3月18日、チュニジアでテロ事件が発生し、日本人を含む多数の死傷者がでました。この3月18日というのは、正に中止にした渡航の行事がある日でした。年初は邦人がISに人質になったりと、日本人がターゲットになっていました。恐らく北アフリカも日本人がターゲットであったと考えます。
先日、外務省が「アル・カーイダ、ISIL、中東、アフリカ、東南アジアなどのテロ情勢」に強い非常勤のテロ分析官を募集しているということが報じられました。これから養成するというのですから、このことを聞いて、今年はじめの状況はさもありなんと率直に思いました。はっきり言ってひどい状況です。
また、以下のように国際テロ情報収集組織を発足させると報じられています。

「国際テロ情報収集組織、課題は省庁縦割り 年内にも発足」(2015年11月23日 朝日新聞)

正直言って、まだやっていなかったのかと驚くばかりです。それに、このようなものをこれから作ると言ってしまえば、当面の間、日本はテロに対して甘い状況というメッセージを送るだけで、返って危険度を上げているものと考えます。現状の外交政策と合わせて考えれば、大変な状態であると考えます。正直、本当に自分の頭で世界を把握して考えているのかと心から思います。一方で好戦的になったり、一方で対応がとろかったり、その本質は平和ボケなのでしょう。どちらも同じ意味なのです。
テロにかこつけてくれぐれも人権侵害の方向にならないよう見つめなければならないでしょう。人権抑圧的な発言が多い政府・与党ですから、至極当然のことでしょう。

このブログへのチップ   0pts.   [チップとは]

[このブログのチップを見る]
[チップをあげる]

このブログの評価
★★★★★

[このブログの評価を見る]
[この記事を評価する]

◆この記事へのコメント
コメントはありません。

◆コメントを書く

お名前:

URL:

メールアドレス:(このアドレスが直接知られることはありません)

コメント:




◆この記事へのトラックバック
トラックバックはありません。
トラックバックURL
https://kuruten.jp/blog/tb/katagiri/341701
くる天

◎ 必読の書

○ 『餓死した英霊たち』

○ 『世界で最初に飢えるのは日本 食の安全保障をどう守るか』

先の大戦も、現在も日本国民を大切にしない政治。この2冊がそのことを雄弁に物語ります。

○ 『CIA日本が次の標的だ―ポスト冷戦の経済諜報戦』


◎ 拙著です

○ 『この国を縛り続ける金融・戦争・契約の正体』



内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
本ブログについて
日本と世界の政治経済の本質を読み解く-ブロくる
片桐勇治(政治評論家) さん
日本と世界の政治経済の本質を読み解く
地域:東京都
性別:男性
ジャンル:ニュース
ブログの説明:
世界は大きく変わり、新しい時代が胎動しています。しっかりと把握していますか? この時代を読み解くには歴史を見つめ、構造を把握し、パワーの心奥を見つめ哲学を持たなくてはなりません。一緒にこの新しい時代を見つめて行きましょう! 最低週1回の更新です。
プロフィール
片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
ブログ内検索

カレンダー
<<2015年11月>>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
カテゴリ
全て (1412)
日本の政治 (1323)
ザ・フナイ (15)
中東情勢 (4)
アジア・太平洋情勢 (2)
戦争の構造 (3)
世界の読み方 (15)
書評 (1)
勉強会・講演会のお知らせ (3)
本ブログの重要記事

注目です!

「韓国のリベラルはとてもレベルが高い」(21年2月3日)←New!
「やはりイギリスが言い始めた」(21年2月4日)←New!
「東京オリンピックは2022年に開催すべき」(20年12月31日)←New!

値千金のブログ記事:岡田晴恵特任教授、国のコロナ対応に激怒!番組出演中に声を震わす 「このままだと3月4月にピークがきます」 (20年2月25日)
○本ブログ「この緊急時にこの政権の遅さは致命的? 」(20年4月16日)
○本ブログ「アメリカ政府が認定した当然のこと」(20年4月4日)
○本ブログ「朗報と考えられることと安倍政権の犯罪的な無能と愚鈍?」(20年4月1日)
○本ブログ「朗報と考えられることと安倍政権の犯罪的な無能と愚鈍?」(20年4月4日)
「ノーベル賞受賞者が新型コロナウイルスの早期回復(終息)を予測した理由:「我々は良くなっていく」(訳文)」(20年3月23日 ロサンゼルス・タイムズ)
最近の記事
04/28 21:40 注目選挙区の島根1区 そして亀井亜紀子さん当選 島根が変われば日本が変わる
04/23 22:15 注目選挙区の島根1区
04/23 15:24 衆院3補選の前哨戦としての地方首長選挙と小池氏
04/19 23:34 イランに対してイスラエルが攻撃
04/19 15:07 円安ドル高は実はドル暴落の結果にすぎない
04/14 23:49 中東大戦・第三次世界大戦の危険性が大きくなっていると考えます
04/13 21:22 金の暴騰が意味すること
04/11 12:40 韓国総選挙の結果の意味すること
04/04 10:23 『裏金問題』の本質は民主主義を破壊することであり、同時にアベ政治の弊害であること
02/23 15:14 天皇陛下のお誕生日に際し心からのお慶びを申し上げます。
携帯用アドレスQRコード
QRコード対応の携帯で、このコードを読み取ってください。


Copyright (c) 2006 KURUTEN All right reserved