甘え | |
[日本の政治] | |
2018年11月6日 23時58分の記事 | |
昨日の本ブログ「もろさ」(2018年11月5日)で取り上げた桜田五輪相のちぐはぐ答弁で、桜田大臣は質問をした蓮舫氏が事前通告をしていないと述べたと報道されています。普通に考えて単なる逆ギレです。蓮舫氏は通告したと述べたと報じられています。 「桜田五輪担当相『質問通告なし』=蓮舫氏は反論」(2018年11月6日 時事通信)
上記記事には以下のように書かれています。 桜田氏は5日の参院予算委で蓮舫氏から東京五輪の基本コンセプトを問われた際、すぐに答えられないなどの場面があった。6日の会見では「通告なしで質問する方がいた。名指しはあえて避けたい」と暗に批判。「ちょっと残念な議会だ」とも語った。 東京五輪の基本コンセプトというのは、五輪相としての職務の一丁目一番地、寝言でも言えるレベルのものです。それに東京五輪は昨日決まったわけでもありません。まさに大臣不適格というレベルではなく、桜田氏レベルなら誰でも代わりがいるといえるものです。私でもできます。そのような基本的なことを答えられないのを、事前通告がなかったと人のせいにするわけです。これでは無能と言うだけではなく、人格にも問題があるレベルです。 このような基本コンセプトを担当大臣が答えられないようなことがあるから、昨日取り上げた東京新聞の社説で「五輪のビジョンを定めよ」と指摘されるわけです。東京五輪まであと2年もありませんが、そういう状況で担当相が基本コンセプトを官僚の助け無しに答えられないのですから、政権として杜撰以外の何ものでもありません。これは安倍首相の任命責任というレベルではなく、政権として担当能力が問われるレベルです。 「体育の日に考える 五輪のビジョンを定めよ」(2018年10月8日 東京新聞) 上記記事で桜田大臣は「ちょっと残念な議会だ」と語ったと報じられていますが、議会を批判することができるほどの能力をまずは見せるべきでしょう。これでは単なる逆ギレと開き直りで、その上、人間性に問題があるとしか映りません。もちろん、このことに無能という評価も今のところ当然、つきます。実際の所、桜田大臣の本質は自分のことをたなにあげて単に世間に甘えているだけと考えます。子どもと同じです。 | |
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