とっても良い記事 | |
[日本の政治] | |
2018年11月10日 23時56分の記事 | |
以下の日刊ゲンダイの記事では、外国人実習生の実態が描かれています。 「在ベトナム日本大使館員が告発 外国人実習生の悲惨な実態」(2018年11月9日 日刊ゲンダイ)
内容がとても良いものだと思います。現在、移民政策と考えるべき外国人労働者の受け入れ拡大に政権が躍起になっていますが、外国人実習生の制度では失踪者など多くの問題点が生じ、それを解決できないでいるのに、外国人労働者の受け入れ拡大というのは、明らかにおかしなことです。単に問題を拡大させることになるだけでしょう。 シャッター通り問題がずっと問題になっていますが、これは90年代の大店法改正などで生じました。しかし、実はこのような改正が行われていたとき、既に米国では大規模店舗の地方への進出でシャッター通り問題が発生しています。実は大店法などを改正すれば、米国の先例として同じ問題が生じることはわかっていたわけです。それをグローバリズム、規制緩和の名の下、当時、強行され、その後、地方を衰退させたわけです。 この外国人労働者の受け入れ拡大もまた同じでしょう。鎖国をしろとは言いませんが、このことを拡大すれば、米国や欧州で生じている問題は日本でも発生するわけです。単に政権は不幸の拡大を試みているだけと考えます。もたらされる利益よりも、もたらされる損失の方が大きいと言うことです。 上記記事でも書かれていますが、既に外国人実習生などではブローカーの存在が書かれています。完全に利権になっていると考えます。現状の日本では受け入れ体制がそもそも整っていませんから、確実に問題をつくり出していくだけでしょう。 そして、必ず日本側、そして日本に来る側双方に不幸をつくり出すだけと考えます。人間を機械的に考えすぎていると考えます。 | |
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