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歴史の境界においてはこれまでの常識は通用しなくなる?
[日本の政治]
2019年2月25日 23時54分の記事

本ブログ「歴史の境界においてはこれまでの常識は通用しなくなる?」(2019年2月22日)の続きです。

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米国の二重性
トランプ大統領については、日本でも、米国でも好意的に報道されてはいません。このことの理由は2017年の同大統領就任時からあることを、ザ・フナイ2017年4月号で書いています。この号では日本が起こす戦争と言うことも書いてありますが、いずれにせよ、この報道の方向性は「基本的には変わらない?」(2019年2月17日)で書いたことを見れば、実のところ安倍政権のそもそもの姿勢にも共通することなのです。そして、上記の希望の党や立憲民主党の皆様にも共通することと考えます。
このようなことを見ると、実は日米で共通する系譜があることが見えてきます。そして、そこに見る共通項は朝鮮戦争の終戦阻止で、朝鮮戦争の構造です。
破廉恥な大統領にノーベル平和賞の推薦をしたということを、対米隷属路線と攻撃するのは、当然、朝鮮戦争の終戦阻止で、それがそもそもの対米隷属の方向であるわけです。
このような方向性の批判では、実は現在の日本が直面する外交的な行き詰まりを何も追求できなくしています。野党やマスコミ・ジャーナリズムとしては存在感がないも同然です。
当然、戦後構造(朝鮮戦争の構造〔日米同盟、冷戦構造〕)を温存しようとする人々は米国にも存在します。むしろ、この方向性がこの戦後構造においてのこれまで主流であったわけです。もちろん、この方向性はトランプ大統領とは対立します。当然の帰結です。

「文大統領、『米国官民の一部に北朝鮮懐疑論強い…超党派的外交が重要』」(2019年2月19日 ハンギョレ)

「[特派員コラム]『ペロシの言うことが間違いで両首脳の言うことが合っているように』」(2019年2月14日 ハンギョレ)

上記、上の方の記事では明らかに朝鮮半島の融和に反対する勢力が米国に存在することを示しています。この方向性は当然、日本で言うなら戦後構造(朝鮮戦争の構造〔日米同盟、冷戦構造〕)の温存と言うことになるわけです。
また、下の方の記事ではナンシー・ペロシ米国下院議長が、同じような方向性を発言をしていることが書かれています。そして、慰安婦問題を出しているわけですが、私から見たら韓国を惹きつけるための論点のように見えます。
米国では反トランプの方向性とこの朝鮮半島への姿勢は重なるわけですが、この方向性は当然、朝鮮半島戦争の構造を温存するものと考えられるわけです。そして、上述した日本の政界での言動と方向性が重なるわけです。国単位で見ると状況がわからなくなるのです。どのような方向性を持っているかで観ないと実相は見えてきません。

「歴史の境界においてはこれまでの常識は通用しなくなる?」(2019年2月26日)へ続く。

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世界は大きく変わり、新しい時代が胎動しています。しっかりと把握していますか? この時代を読み解くには歴史を見つめ、構造を把握し、パワーの心奥を見つめ哲学を持たなくてはなりません。一緒にこの新しい時代を見つめて行きましょう! 最低週1回の更新です。
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片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、爾来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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