正々堂々と疑惑がないように | |
[日本の政治] | |
2019年10月13日 12時15分の記事 | |
今夜のラクビーW杯、日本対スコットランド戦が開催されていると報じられています。 「スコットランド戦実施!日本代表さぁ勝って8強だ」(2019年10月13日 日刊スポーツ)
昨晩の台風19号は、関東甲信越から東北地方にかけて非常に大きな被害をもたらしました。都心の被害も浸水などがありましたが、やはり山間部や地方での水害がかなりあります。そして、極めて多くの人々が被災し、明日をもしれぬ不確実・不安定な状態におかれているわけです。そのご心痛がどれほどのものか、察するに余りありますが、心からのお見舞いを申し上げます。 このようなときにラクビーW杯の試合があるわけですが、ラグビーの試合開催はあったとしても、その観戦に興じるのがよいのかどうか、私には甚だ疑問です。罪悪感なく観戦の興奮に興じるために、「がんばろう! 日本」とか、決勝トーナメントに進出して日本を励まそうとかいうお決まりのつまらないパターンは、もういい加減やめてほしいと思います。ラグビーで日本が勝とうが負けようが、一ヶ月もすれば何事もなかったように、日本にとっての影響はごく軽微なものなのです。 しかし、今回の災害は日本にとって極めて大きな意味を持ちます。そのようなことにまず、眼を向けることが社会にとって何よりも大切なことと考えます。被災された多くの人々の生活、そして長期的には治水対策など様々な対策を考えなくてはなりません。そのようなときにラグビー観戦に興じるのはいかがなものかと考えます。観戦しないで困るのは試合を放送するテレビ局とそのスポンサー、そしてラクビーW杯の主催者だけでしょう。そなんものは困らせておけばよいと考えます。日本にとっての主軸はラクビーW杯ではなく、日本人一人一人の生活にあるのです。そのことを絶対に外してはなりません。そういうことを軽視するといずれ自らの身に降りかかってきます。いつまでもパンとサーカスに溺れていてはならないのです。同胞に対するしっかりとした眼差しを持たなければならないと考えます。 さらに本ブログ「ケチがつきまくり」(2019年10月12日)で指摘したように、日本チームの躍進には疑惑がつきまとっています。日本が災害にあっているときに、またもやそんな破廉恥な疑惑が生じないようにしてほしいものです。そのようのものは単なる恥の上塗り、子どもじみたことです。日本もそろそろ大人にならなければなりません。 | |
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