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もはや使い物にならない宰相?
 
2020年8月19日 17時2分の記事

昨日の本ブログ「もはや使い物にならない宰相?」(2020年8月18日)の続きです。

「もはや使い物にならない宰相?」(2020年8月17日)

(※ 本記事は掲載から1週間が経つと有料記事になります)

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アベ氏の健康問題。この話しは実は非常にばかばかしいものなのです。なぜなら、この種の話しは結論が非常に鮮明だからです。
しかし、その類いの話が、ぐちゃぐちゃになって世の中を飛び交っているわけです。だから、バカバカしいのです。
日本の行政のトップにある首相は、基本的に健康であることが大前提です。それが極めて重い職責に対する大前提であり、国民への奉仕には健康が何より優先するのです。したがって、病気であれば即座にやめなくてはならないのです。それが責任というものです。
政権の最大の問題は、首相、政権が機能しているか否かなのです。そして、健康を害していては機能することは到底できないのです。
アベ氏の場合、第一次政権時に突然、職責を投げ出し、後から潰瘍性大腸炎であると告白をした経緯があるにも関わらず、国民はアベ氏の再チャレンジを温かく受け入れました。したがって、アベ氏は、そもそもその国民の温情に対して頭が上がらないはずです。であるのに、アベ氏の健康問題についての話しが、本人以外からどんどん出てくるというのは、アベ氏の国民への明らかに裏切りです。第一次政権のことを考えれば、真っ先にアベ氏本人から国民へ健康について言わなくてはならず、さらに即刻辞職するしかないのです。
このようにアベ氏の再チャレンジを国民に温かく受け入れたもらい、その上8年間も政権を任されたのに、経済も外交も何一つ成果を残すことができていないわけです。であるのに、度重なる疑惑・スキャンダルのオンパレードで、その疑惑について、なんと国民に真摯に説明をしてこなかったわけです。数々の疑惑に答えてほしいという国民の声に対して、何も答えていないばかりか、公文書偽造や国会虚偽答弁ということが政権で頻発して誤魔化してきたわけです。まさに温情ある国民に対して、恩を仇で返してきたわけです。本当ならこれだけでも即刻辞任のお話しなのです。もうとっくにやめていなければならないのです。
これから、歴代最長の首相がどれほど愚かであったかが、10年から15年掛けて暴かれていきます。
それにしても、事程左様に日本人の温情の深さが、人の良さになって、自民党・アベ政権の暴政を見逃してきたわけです。日本人はもっと政治家にはシビヤになる必要があります。特に右翼に対しては。先の大戦では、日本が滅亡するまでいった元凶が右翼であるのに、また右翼は同じことをしようとしているわけですから、このような存在にはとにかく厳しくした方が良いのです。はっきりいって気が狂っています。
GOTOトラベルキャンペーンも、結局は、国民が政治家や自民党を甘やかしてきた故の愚策なのです。新型コロナウイルス防疫対策をしっかりと行い、感染拡大を収束させてはじめてこのようなキャンペーンが可能であるのに、感染拡大が一向に収まらない中で、このような策を推し進めるのは明らかに気が狂っています。そのようなことをする政治家を選んでしまい、また許容してしまったが故に、そのしっぺ返しを受けているのです。これは言われなき仕置きですが、アベ政権・日本政府は絶対に過ちを認めません。そういうものに国民がしてしまったのです。それなら、自分たちの過ちを早めに自覚して、政治を新しいものに変えていくしかないのです。それが国政において、主権者である国民の義務であり、そして何よりも権利なのです。

「もはや使い物にならない宰相?」(2020年8月20日)へ続く。

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くる天

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○ 『この国を縛り続ける金融・戦争・契約の正体』



内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
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片桐勇治(政治評論家) さん
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片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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