もはや使い物にならない宰相? | |
[日本の政治] | |
2020年8月20日 17時3分の記事 | |
昨日の本ブログ「もはや使い物にならない宰相?」(2020年8月19日)の続きです。 「もはや使い物にならない宰相?」(2020年8月17日) (※ 本記事は掲載から1週間が経つと有料記事になります)
首相の健康問題の話題は、基本的に1週間です。メディアで連日報じられるような状態は1週間が限度なのです。そのような場合、本人が会見を開いてしっかりと正直に話すことが求められるわけです。そして、そうしなくてはなりません。 首相というポストは、個人に用意されたものではなく、あくまでも国民に対する機能ですから、健康状態が悪くて責任を果たせないのならやめなくてはならないのです。もちろん、健康であるのなら、そうはっきりといえば良いわけです。もちろん、あとから言説を曲げることは許されませんが、いずれにせよ、そのようにはっきりと正直に表明して、首相の健康問題はそこで終わりなのです。なぜなら、首相は自分の健康以上に国家国民に対して大変な責任を負っているからです。健康問題で国政が支障を来すようなことはあってはならないわけです。 ですので、首相の健康問題が連日報道される状況というのは、異常な状態ですが、結論は、それほど複雑な性質のものではないないのです。それに、本当に悪ければドクターストップがかかるはずですので、いずれにせよ、遅かれ早かれ事態は明らかになり、状況が決まっていくのです。 政府見解としては問題ないと言っているわけですから、それがすべてなのかもしれません。ここでのウソはあとあと大きな問題になります。国民に対して正確な情報を出すのが政府の役割です。 健康に問題があって機能しないのなら、即刻辞職ということであるのは、子どもでもわかることです。首相の座は特別に国民に対して責任あるポジションです。しかし、アベ氏は特別な存在ではありません。国民一人一人の命とアベ氏の命は等価なのです。 現在のように新型コロナウイルス感染症が拡大して、国民の健康が脅かされている時に、アベ氏の健康ばかりが報じられるというのもかなりおかしなことと考えます。あくまでも国民の生命を守ると言うことを政治もメディアもしっかりと堅持し、鮮明にしなくてはなりません。 新型コロナウイルス感染症で毎日、国民が亡くなっています。このことは、基本的にアベ政権・日本政府の防疫の失敗故と心から考えます。中国、韓国、台湾などの他の東アジア諸国と同レベルの防疫をしっかりとしていれば、救えた命が非常に多かったと考えます。感染症は、天災ではなく、基本的に公衆衛生、政治の問題なのです。 「もはや使い物にならない宰相?」(2020年8月21日)へ続く。 | |
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