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キーワードは差別主義?
[日本の政治]
2021年2月17日 4時52分の記事

昨日の本ブログ「キーワードは差別主義?」(2021年2月16日)の続きです。

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極右問題は愛知県知事リコール署名偽造問題へとなっていく
「あいちトリエンナーレ2019」を発端とする愛知県知事リコールを目指した署名活動で、署名の8割超で不正が見つかり、愛知県選挙管理委員会が地方自治法違反の疑いで県警に刑事告発するまでになっています。

「リコール署名不正で刑事告発 被疑者不詳、8割超無効か―愛知県選管」(2021年2月15日 時事通信)

まさにトンデモナイ話しで、8割が不正なら、不正でない署名のほうが圧倒的に少ないわけで、この署名活動の本質は普通に考えて不正にあるわけです。
それで以下のようにその不正署名が時給950円でアルバイトによって書かれたとなるわけです。

「『名簿書き写すだけ』で時給950円、会議室に数十人 バイト男性が証言、愛知県知事のリコール署名偽造」(2021年2月16日 東京新聞)

リコールというのは、大村愛知県知事に向けられることのようで、その本質は大村氏を愛知県知事に選んだ主権者の判断を否定するものです。このことがリコールにおける最大のポイントなのです。もちろん、リコールに相当することがしっかりとあれば、当初の主権者の判断は覆されてしかるべきですが、それをアルバイトを使った偽造署名によって行うという事自体、トンデモナイ、あり得ないことでしょう。主権者、民主主義を完全に愚弄しています。ここまでくるとさすがに世界の笑いもの。
とにかく投票した主権者・国民に対して、お前の選択は間違っていたというのがリコールであり、これは日本の民主主義と政治の根幹に関わることです。それだけのことをしているのですから、提出する署名に不正がないことを徹底的に確認することは当然、提出者の義務です。提出者の義務。であるのに、8割以上の署名が不正というのは、そもそも何もチェックしていないと言うことです。そして、このようにチェックをしないのは、主権者・国民に対してお前の選択は間違っていたと言う、日本の民主主義と政治の根幹に関わるということにまったく意識がないことを物語っています。つまり、これは高須氏や河村氏、日本維新の会の田中氏を筆頭にこのリコール運動をした人々に日本人・同胞をまったく尊重する気がないということなのです。日本人に対する愛がなまったくないということなのです。まさに日本人を愚弄する反日なのです。
今回のような国民の選択を偽造された署名で否定するということが、まさに愛国右翼の実態・本質と考えます。まったく右翼は日本人にとって信頼にたる人々ではありません。右翼はまさに日本人・同胞をまったく尊重せず、愛していないわけで、その上、隣国の人々を差別、ヘイトの対象としているのですから、一体、右翼とは人間を愛することができるのかという根本的な命題がそこにあるわけです。これが右翼の本質と考えます。明らかな非人間性。そして、人間を愛していないからこそ平気でウソをつけるのです。まさにサイコパスということです。今回の偽造もまさにウソ、ウソ、ウソなのです。
はっきり言って、日本の歴史上、右翼で日本が良くなったためしはありませんし、むしろ1945年、日本を破滅させているのです。右翼で日本は良くなることはありません。

日本の現在の極右のポイントは東京ではなく地方
そして、今回のこの偽造署名問題は愛知県で起きていますし、偽造がなされたのは佐賀県と報道されています。高須氏ももちろん住民だからリコール運動をしたのでしょうから、当然、愛知県にいるわけですが、明らかに右翼の一つのポイント・拠点は名古屋にあるわけです。いつも批判するゴゴスマもナゴヤです。こういう意味でゴゴスマはしっかりとチェックすべきと考えます。ウィキペディアには、ゴゴスマ出演者の古舘伊知郎と高須氏は親友と書かれています。この記述を観て、なるほどなと心から思いました。
このリコール運動に賛同した人たちはデヴィ夫人、百田氏、武田邦彦氏、有本香氏、竹田恒泰氏、櫻井よし子氏です。百田氏と桜井氏は、上述したように川淵氏が礼賛していた人たちです。
また森友学園問題は大阪を舞台にした問題でしたが、そこに出てくるのもやはり櫻井氏、百田氏、青山繁晴氏、竹田氏など同じメンバーなのです。以下のリテラの記事に詳しく載っています。

「櫻井よしこ、竹田恒泰が森友学園からもらった金は? 籠池前理事長が極右文化人の『高額講演料』を暴露!」(2017年6月10日 リテラ)

まさにナゴヤと大阪は極右の巣窟になっていると考えます。そのナゴヤで起きた大問題が上述のリコール署名偽造問題なのです。
そして、以下のサンスポの記事で、高須氏はこのリコールで大村愛知県知事を引きずり下ろして、その後の知事については「僕は竹田恒泰先生に愛知県知事になっていただきたいと願っております。大村知事リコールが成立したら立候補をお願いに上がります」と述べています。要するにこの竹田氏のことが大村知事リコールの本質と考えます。

「高須院長、竹田恒泰氏に『愛知県知事になっていただきたい』」(2020年6月8日 サンスポ)

その竹田氏、以下の記事のように裁判所に差別主義者とつい最近認定されています。


ツイッターで「差別主義者」などと指摘されたのは名誉毀損(きそん)に当たるとして、作家の竹田恒泰氏が紛争史研究家の山崎雅弘氏を相手取り、550万円の賠償などを求めた訴訟の判決が5日、東京地裁であった。前沢達朗裁判長は投稿について「公正な論評で違法性を欠く」と述べ、請求を棄却した。

「差別指摘は『公正な論評』 作家の竹田氏敗訴―東京地裁」(2021年2月5日 時事通信)


要するに、愛知県知事リコール署名偽造問題とは、裁判所認定の差別主義者を愛知県知事にするために、現知事リコール運動をして、提出した署名の8割以上が不正・偽造であったと言うことなのです。これが右翼のやり方なのです。偽造署名を提出したが、結局、不正が発覚して、愛知県選挙管理委員会から刑事告発されたのが右翼のやったことなのです。あまりに悪辣ですが、あまりに稚拙です。この稚拙さには国政を語る資格はまったくありません。それでいて、自分も被害者というのはあまりにも情けないですし、論外と考えます。まさにサイコパス。
そして、この竹田氏の父親は前JOC会長の竹田恒和氏で、「JOC竹田恒和会長、退任の意思 五輪招致で買収疑惑」(2019年3月16日 朝日新聞)と報じられたわけです。
このように観ると人脈に明らかな相関があるわけです。そしてこのような相関の中で川淵氏の人事の問題もあると考えるのは自然です。その川淵氏の人事について、以下のリテラでは森氏の女性差別発言を川淵氏は容認しているも同然と指摘していますが、その通りでしょう。


当然だろう。そもそも組織委の定款では会長は理事会が理事の互選によって決めることになっており、さらに理事ではない川淵氏が会長に就任するためには評議員会で理事に選ぶ必要がある。それを森会長が勝手に後任を指名するというのは正当なプロセスを無視した暴走行為だ。しかも、差別発言をおこなった張本人が直接後任を指名し、後任の会長を受諾したという人物が、性差別発言をおこなった人物に「気の毒」と「もらい泣き」し、その人物を「相談役」に据えると宣言したのである。これは、森会長が実態としては女性差別の責任をまったくとっておらず、新会長になる川淵氏もまた女性差別を容認していると言っているのも同然ではないか。

「密室談合の川淵三郎後任人事は森会長だけの問題ではない 菅首相も安倍前首相も小池百合子都知事も全員が認めていた」(2021年2月13日 リテラ)


そして、この川淵氏の人事を小池百合子氏は認めていたとこの記事で以下のように書かれています。


実際、川淵氏は11日にメディアの取材に応じた際、「外堀が埋まっていて断るような状況じゃなかった」とし、こう語っていた。
「もう、森さん『とにかく後を任せるには川淵さんしかいない』と。で、まあ、たとえば小池さんと話して、菅総理やら安倍さんとか、あと誰だっけ、みんな話して……あと武藤(敏郎)事務総長。『川淵さんならぜひいい』というふうなことで。菅さんあたりは『もうちょっと若い人はいないか』とか、当然の話だよね、それは。そういうことを言わないとおかしいと思うんだけど、『女性がいないか』って話はあったって聞いている」
「手落ちなくいろんな人の意見を聞いて『川淵でいこう』ということを言っていただいたんでね」
 ようするに、安倍前首相はもちろん、菅首相も「若い人」「女性」と提案をしながら、最終的には

「密室談合の川淵三郎後任人事は森会長だけの問題ではない 菅首相も安倍前首相も小池百合子都知事も全員が認めていた」(2021年2月13日 リテラ)


小池氏については本ブログ「森氏は女性蔑視発言、小池氏は民主主義否定発言」(2021年2月5日)で書いたとおりです。
私は東京オリンピック開催には賛成です。以前は反対でしたが本ブログ「問われているのは責任であり、しっかりとしたビジョン?」(2021年1月3日)などで書いた理由で賛成しています。ただ、開催するのなら不正がない、しっかりとした素晴らしい大会にしてほしいので、このように述べています。とにかく東京オリンピックについてはすべての膿を出さなくてはならないのです。すべての、それも早急に。東京オリンピック開催に関わる右翼は、間違いなく日本の面汚しになっています。

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片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、爾来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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