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インフレが日本の政治を激変させる可能性 (3)
[日本の政治]
2022年4月13日 23時52分の記事

昨日の本ブログ「インフレが日本の政治を激変させる可能性 (2)」(2022年4月12日)の続きです。

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この1974年当時との明らかな違いは、現状の方が経済・社会に勢いがないことです。当時はまだ高度経済成長時代に続く時ですし、人口構成もとても若い時代です。
一方、現状は失われた30年に続く時代で、高齢化が激しく、創造性に乏しい社会です。若年層の思考がワンパターン化していて、社会・経済は斜陽しています。
こういう現在の時代において新たな『狂乱物価』の時代は、社会・経済に途方もないダメージを与えると考えます。このような傾向が今年の後半から出てくると考えます。
失われた30年と言われたバブル以降のデフレの時代というのは、物の値段は上がらなかった時代でした。ですから、賃金が上がらなくとも、生活が追い詰められる可能性は低い時代でもありました。そういうデフレ経済の中にあっての非正規雇用の爆発的な増大があったわけです。
このような非正規雇用の爆発的な増大という問題ある状況も、物価が上がらないデフレの時代においては、何となく乗りきってきてしまったのです。
しかし、インフレの時代、『狂乱物価』の時代は、物の値段が上がって行き、それに賃金が追いつかなければ、即、生活困窮となっていきます。生死に関わる状況になります。そして、その最初の犠牲者が労働人口の40%にも達する非正規雇用者となるのは必然です。このような状態だけで、まさにこの40年以上、日本になかった状況が出現します。
こういう時代、人々の目は血走ってきます。これはデフレの時代になかった状況です。そして、自民党政治はこのインフレの時代に対応した社会・経済・労働システムをつくっていません。むしろ、まったく反対に動いてきた。インフレの時代、賃金が上がらず、物価はあがり、食料自給率の低さから、食料配布に問題が出てくる。こういう状況においては、当然、一種の『一揆』は必然的に起ります。
こういう時代に理論的・政策的に対応できるのは、現状観る限り『共産党』と『れいわ』だけでしょう。他の政党はのきなみ『バブル臭くて』もしくは『アホ臭くて』、人々にとっては噴飯物になるでしょう。そういうときのアベ晋三はあまりにも『ボンボン』で、人々の怨嗟を一身に浴びることになるでしょう。彼の命運は恐らくそこで尽きることでしょう。

「インフレが日本の政治を激変させる可能性 (4)」(2022年4月14日)へ続く。

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片桐勇治(政治評論家) さん
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片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、爾来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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