グローバリスト・アベ晋三さんの真骨頂 (1) | ||
[日本の政治] | ||
2022年4月15日 23時52分の記事 | ||
ちょっと前の話になりますが、3月23日、ウクライナのゼレンスキーが国会で演説をしました。この演説に対して元首相のアベ晋三さんは以下のように反応しています。ついでに自民党幹事長の茂木氏の反応も載せておきましょう。
どうして茂木氏のコメントを載せるかと言おうと、同氏が自民党幹事長と言うだけではなく、TPPをまとめた日本のグローバリストのキーマンの一人と考えるからです。
アベ氏ははっきりと『ウクライナとともに』あると宣言したわけです。この言葉にアベ氏のすべてが凝縮されています。そう、ここにアベ氏のすべてがあるのです。逆に言えば、このゼレンスキーの国会演説には、現在の世界情勢のすべてが凝縮されているのです。現在だけではなく、近代以降の世界のすべてが凝縮されているのです。 もちろん、ゼレンスキーはクグツ(傀儡)であり、単なるPRマシンに過ぎませんから、その『背景』が近代以降の世界のポイントということなのです。その『背景』によって犠牲になっているのが、ウクライナの一般的な国民であり、ロシア国民なのです。そして、ことの実相は、あくまでもその『背景』がロシア・ウクライナにおいて、武力によって一方的な現状変更を行なってきたからのです。誤解がないように書きますが、武力によって一方的な現状変更を行なっているのは、ロシアではなく、この『背景』なのです。 そして、この『背景』を考えれば、このアベ氏のゼレンスキーの国会演説に対する反応はまったく驚くにはあたりません。アベ氏は、ロシアと親密であるとたわごとが言われていることが散見されますが、同氏はグローバリストなので2014年以降、ウクライナ支援を一貫して続けています。 そして、その支援が現状のロシア・ウクライナでの戦争状態に直結しています。私はその戦争状態に直結すると考えるアベ政権のウクライナ支援について2017年からずっと一貫して追いかけて、批判し続けています。因みにそのアベ政権で長く外務大臣をしてきたのが現在の岸田首相であるわけです。このような一連の連関に偶然はあり得ません。 もし、アベ氏が親ロシアなら鈴木宗男氏のように、2月24日以降、親ロシアを鮮明にして反応していることでしょう。たとえそこまでしなくとも、少なくとも、沈黙を貫き、ゼレンスキーの国会演説に旗を振って賛辞を起ることは絶対にしないでしょう。 しかし、以下の記事のようにアベ氏はすでに2月27日の時点で、『ウクライナ国民に連帯』を表明しています。どうみても、アベ氏の本質は一目瞭然、親ウクライナです。このようなアベ氏が反ロシア、親ウクライナであることは、数年前から私が指摘していることです。ですので、今回のアベ氏の反応は驚きにあたいすることではまったくなく、当たり前の事でしかありません。 「安倍元首相『ウクライナ国民に連帯』表明」(2022年2月27日 FNN) アベ氏が反ロシア、親ウクライナであることの理由はただ一つ、それは同氏がグローバリストだからです。繰り返しますが、アベ氏はグローバリストなので2014年以降、ウクライナ支援を続けているのです。そして、そのグローバリズムなるものが、今回の戦争状態の本質なのです。世界の平和と融和、人類の共存と繁栄は何より必要ですが、グローバリズムはそうではないと言うことです。 「グローバリスト・アベ晋三さんの真骨頂 (2)」(2022年4月16日)へ続く。 | ||
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