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これが日本の総理大臣・自民党総裁の実像、日本の政治の実像 (2)
[日本の政治]
2022年7月30日 1時40分の記事

昨日の本ブログ「これが日本の総理大臣・自民党総裁の実像、日本の政治の実像 (1)」(2022年7月29日)の続きです。

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以下の記事で、伊達氏は、統一教会が様々なトラブルを抱えている団体であることは、『全然わからなかった』と答えています。


Q様々なトラブルを抱えている団体だということは認識されていましたか?

伊達忠一前参院議長「全然わからなかった」「そういう事件が以前からあるなんて俺知らないものあったら行かないよ」

『北海道 伊達忠一前参院議長 統一教会のイベントに参加 票の支援のために… HTBの取材で明らかに』(2022年7月28日 HTB)



もちろん、そんなことはないでしょう。この記事では以下のように、伊達氏は2020年8月9日に統一教会が主催するイベントで挨拶をしています。


20年8月9日 伊達忠一前参院議長「今日ほど文総裁・韓総裁ご夫妻が説いておられる共生・共栄・共義の精神が切実に必要とされる時代だろうと思っています」



普通の人間なら、これだけのイベントで壇上で挨拶をするのにその団体のことをまったく調べないはずはありません。そうでないとスピーチができませんから。
さらに、スピーチで伊達氏は『文総裁・韓総裁ご夫妻』とはっきり言っているわけですから、統一教会がどのような団体かは、政界に長年いればわかっているはずです。しらないはずはない。
というより、分かっていなければならないわけです。なぜなら、この団体によって被害を受けた国民が沢山いて、マスコミなどで報じられていたからです。国民を向いている政治家なら、当然、そのような問題に敏感にであるのは当たり前です。国会議員とは国民の代表なのですから。それも伊達氏は参議院議長なのです。これでは北海道民の評判を下げるだけです。
この伊達氏が応援した宮島喜文氏は、『ウィキペディア』によると2016年の参院選で『当選後、清和政策研究会(細田派)に入会』とあり、さらに統一教会との関係については以下のようにあります。


統一教会との関係
* 2017年5月14日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)のイベント「孝情文化フェスティバル in TOKYO」に来賓として出席。祝辞で韓鶴子総裁の参加を称えるとともに「昨年7月の参議院選挙で皆様方の応援をいただき当選させていただきました」と述べた[11]。

* 2018年7月1日、統一教会が、韓総裁を主賓に迎えて「日本宣教60周年 2018神日本家庭連合 希望前進決意2万人大会」をさいたまスーパーアリーナで開催した。来賓として、宮島、工藤彰三、柳本卓治、三ツ林裕巳、神山佐市、本村賢太郎の6人の国会議員が招かれた[12]。

* 2018年10月25日、統一教会の関連政治団体「国際勝共連合」が創立50周年記念大会をザ・キャピトルホテル 東急で開催。宮島は同大会に出席した[13][14][15]。

* 2021年6月11日、統一教会の関連団体「天宙平和連合」が創設した世界平和国会議員連合の日本の議員連盟「日本・世界平和議員連合懇談会」の第1回総会が衆議院第一議員会館で開催。宮島を含む20人の国会議員と国際勝共連合会長の梶栗正義が出席した[16][17]。

* 2021年7月28日、元参議院議長の伊達忠一は、16年参院選にて宮島の応援をしていたものの党内の情勢調査にて当選ラインに到達していないと考え、安倍晋三自民党総裁に統一教会の組織票を融通するよう働きかけたと明かした[18]。また、第26回参議院議員通常選挙においても安倍に統一教会票を割り振るよう求めたが、安倍は井上義行に割り振ることを決定した。



伊達氏も清和会で、安倍晋三さんに統一教会の票を世話してもらったので、宮島氏は当然、当選後すぐに清和会(旧細田派、現安倍派)に入会するわけです。そして、そのあと、上記のようにもれなく統一教会の会合に出席するわけです。
これでは、『清和会(安倍派)=統一教会』という図式は普通に思い当たります。
そして、以下の記事を見れば一目瞭然、伊達氏が出席した統一教会のイベントで、伊達氏の隣りに細田氏がしっかりと座っているわけです。これでは、『清和会=統一教会という図式』は決定的でしょう。そして、現安倍派で清和会のオーナーであった安倍晋三さんはんは統一教会の票の割り振りをしていたわけです。非常にわかりやすいことと考えます。

・ 『「旧統一教会」 自民議員と関係続々 安倍元総理に票の割り振り依頼も』(2022年7月29日 ANN)

そして、安倍晋三さんの祖父の岸信介さんは、以下のデイリー新潮の記事が報じているように、統一教会の教祖を「文尊師は誠実な男」と称え、『アメリカの現職大統領に宛てて、韓国人「脱税犯」の逮捕が不当だとして釈放を依頼』しているわけです。まさに安倍晋三さんの統一教会に対するスタンスは、岸信介さんの時代からしっかりとはじまり、受け継がれてきているわけです。私からしたら岸信介さん=安倍晋三さん=統一教会としか思えません。

・ 『「文尊師は誠実な男」 岸信介が統一教会トップを称賛した“異様”な機密文書』(2022年7月29日 デイリー新潮)

○ 統一教会は反日・反天皇であることを忘れるべきではない
これは極めて重要なことですが、統一教会の本質は反天皇でです。このことは絶対に忘れるべきではありません。
『ウィキペディア』には以下のようにあります。


文鮮明の教え(教義)の一つとして、文教祖の恨(ハン)を晴らすのは「エバ国家日本をアダム国家韓国の植民地にすること」「天皇を自分(文鮮明)にひれ伏させること」としている[16][17][18][19]。




反日思想
日本は「サタン(悪魔)の国[13]」であるとの反日教義が教えられている[14][15]ほか、教祖の文鮮明は日本民族や天皇への侮辱的・差別的な発言を繰り返していたことでも知られる[16][17][18][19]。



このことに付け加えるのなら、今さら申し上げるまでもなく、日本国民に対する愛は統一教会にはありません。だから、30年以上前から被害者が続出し、詐欺・ウソを平気で行なってきたのです。愛がないからこそ平気で詐欺をし、ウソをつけるのです(まるで誰かのことを言っているように思えてきます)。もちろん、日本国民の家族を尊重するつもりも統一教会にはありません。だから、大変な数の家族が統一教会によって苦しめられ、破壊されてきたのです。そういうものを端的に『反日』と言えば、反日です。これ以上の反日はありません。日本国民とその家族を愛するか否かがあくまでもポイントなのです。
そして、安倍晋三さん、岸信介さんはこの『反日』・『反天皇』の統一教会と政界一親しい関係と考えます。安倍晋三さんに至っては、憲政史上最長の政権を担いました。そう言う方が『反日』・『反天皇』の統一教会と政界一親しい関係ということであると考えます。実は『反日』・『反天皇』については戦前・満洲から続くことなのです。ただ、このことを、ほとんどの日本人が知らないだけなのです。

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片桐勇治(政治評論家) さん
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プロフィール
片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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