| 政治とは国民にとって良い結果が出ることがすべて | |
| [日本の政治] | |
| 2022年10月17日 23時4分の記事 | |
以下の記事のように、キシダ政権が統一教会について宗教法人法に規定されている『質問権』行使の調査を指示したと報じられています。キシダ政権がいよいよ動き始めたと期待感を持たれた報道やコメントが見られます。確かにそうかもしれませんが、本当のことは最後までみないとわからないと考えます。 ・ 『旧統一教会問題をめぐり岸田首相が「質問権」行使の調査を指示』（２０２２年１０月１７日 NHK）
そもそもこのようなキシダ政権の動きが生じたのは、端的にキシダ政権への支持率が激減したからと考えます。そのように支持率が落ちたのは、キシダ政権がこれまで統一教会問題解決に積極的に関与してきたとは国民が判断しなかった結果と考えます。 したがって、今回のキシダ政権の動きは、国民がしっかりと判断し、意思表示をした結果と考えます。もし、キシダ政権への支持率が今も高ければ、恐らく、キシダ政権は何もしなかったと考えます。政権支持率が高い内に、党内不和をもたらす案件について波風を立てることはしないでしょう。 ほんの数ヶ月前、キシダ自民党政権は統一教会との関係を見直すと言って多くの国民に期待を持たせました。しかし、結局、何も起きませんでした。だから、政権支持率が落ちたわけですが、そのように何もしなかったのは、その当時は政権支持率が高かったからというのは明らかと考えます。 巷にはキシダ政権は正義の味方で、日本の膿を取り除いてくれるから、批判をしてはダメだという邪推というか、言説があります。その理由は、正義の味方キシダ政権を批判すると、政権への支持率が落ち、キシダ政権が力を落として、何もできなくなるからというものですが、しかし、現実は逆に支持率が激落ちして、ようやくキシダ政権が動き始めたということと考えます。もしこの言説・邪推に従っていたら、キシダ政権への支持率は高いまま、同政権が膿を取り除く動きをすることは絶対になかったと考えます。 こう考えると、この言説・邪推の出本もある程度想像ができます。 このようなキシダ政権は、正義の味方という邪推・言説は、キシダ政権がしっかりとした結果を出してからいえば良いわけです。結果が出る前でのこのような邪推・言説は、単に国民に期待感だけを持たせて、実態を問題の解決から遠ざけるだけと考えます。 政治にとって何よりも重要であるのは、政策・施策が国民にとって良いか悪いかで、その結果が出ているか、いなかいなのです。アベ政治の大きなポイントは、結果が何も出ていないのに、結果が出たとデマが巷を駆け巡ったり（やってる感の演出）、安倍晋三さんが国会で自己肯定をするウソをつきまくったり、アベ応援団がアベ政権擁護のための無理矢理の主張を繰り返したことにあります。その他、公文書改ざん、データ改ざんと色々とありました。 しかし、アベ政治を今になって振り返れば、まったくといって良いほど何も結果がでていないというか、むしろマイナスばかりというのが現実と考えます。そして、これからは、そのアベ政治のマイナスを国民はひしひしと感じていくことと考えます。 だからこそ、安倍晋三さんの所謂『国葬』に６割以上が反対したと言うことなのです。反対した日本国民が大陸の人間だからではありません。そのような戯言を言う政治家は即刻辞めさせるべきです。反対意見を言う国民を国民と認めない政治家は、日本国民を愛しているとは到底言えませんし、民主主義の根幹を完全に破壊する政治家ですから、国民にとって良い政治をすることは絶対にあり得ません。もちろん、ウソつきの政治家も同じです。国民を愛していないからウソが言えるのです。 話を戻すと、キシダ政権が何も結果を出していないのに、キシダ政権が結果を出したと同等の評価を同政権に与えるのは明らかに間違いと考えます。あくまでも国民にとって良いか、悪いか、それをしっかりと見つめることが肝要と考えます。そして、しっかりと結果が出たら、正直に率直に評価すれば良いと考えますし、それでまったく遅くはないと考えます。判断をするのは、あくまでも主権者である国民なのです。 数ヶ月前、キシダ自民党政権は、統一教会との関係を見直すと言って、何もしなかった前例があります。今回の件も同じようになれば、今度こそは自民党自体が完全に終焉していくことになるだろうと考えます。 | |
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