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金平 茂紀さんについてとても良い記事
[日本の政治]
2022年12月1日 22時42分の記事

以下の記事は、ジャーナリストの金平茂紀さんが国会内で開かれたシンポジウム『公共放送NHKはどうあるべきか』に出席し、NHKをはじめとしたメディアの危機を訴えたことを報じています。金平さんはこのシンポジウムで、市民のために市民が運営するNHKが、アベスガ時代以来、官邸の言いなりになっている状況を憂い、問題視する発言をしています。まったくその通りでしょう。

・ 『金平茂紀氏がロシア侵攻で撤退したNHKなど日本のメディアを嘆く「恥を知れ」』(2022年9月1日 東スポ)

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このシンポジウムの主催は『市民とともに歩み自立したNHK会長を求める会』で、この会は次期NHK会長に元文科次官の前川喜平さんを推挙しています。前川さんをNHK次期会長にするアイデアには全面的に賛成しますが、金平さんでも良いと思います。
この金平さんのジャーナリストとしての最大の特徴は、『ジャーナリストとしてどうしてその質問をしなくてはならないか、どうしてそのコメントを言わなくてはならないかということが体験的に、身体的に、また哲学的にわかっていること』です。だから妥協がない。ジャーナリストとして根幹とも言えるこの特徴をしっかりと持っている数少ないジャーナリストが金平さんだと考えます。私はとても評価しています。佐眇さんも同じように評価します。
はっきり言って、金平さんはまだまだ『報道特集』の一線でやるべき存在と考えます。なぜなら、まだこのジャーナリストとしての根幹とも言える特徴をしっかりと持つ若い世代が育っていないからです。それは、金平さんが一線から退くことの社会的損失が非常にあるということです。若い世代は相当気合いをいれないと、このままでは、将来、大変な汚名を背負うことになります。それは取り返しのつかないもの。
そういうリスクを回避するためにも、金平さんは一線に復帰するべきですし、その存在が若い世代の指針になると考えます。彼は本当に極めて貴重な存在。
このジャーナリストの根幹とも言える『ジャーナリストとしてどうしてその質問をしなくてはならないか、どうしてそのコメントを言わなくてはならないかということをわかっていること』はたいしたことがないようで、そのことがわかっていない方とは埋めがたいギャップがあります。そして、このことを理解できる人が少なくなったので、現在、社会の様々なところで劣化が始まっています。何も劣化してるのは政治家だけではないのです。
金平さんと私は13歳差ですが、彼がおよそ一回り年上です。たった13歳でも、そこから見ている世界観は実は結構違っていて、そこに非常に大きなヒントや物事を理解する大きな糸口があったりします。特に戦後の昭和の時代は、社会が急速に変化したので、このような差が世代間で生まれます。
私も金平さんと同じ世代の方に色々と教えて頂き、内外の事情や社会の仕組みをしっかりと教えて頂きました。それは非常に大きな勉強になり、私の大変な財産になっています。やはり、生まれる前のことは中々わからないものです。
そして、そう言う人の話を聞くときのコツは、とにかくひたすら聞くことです。眠くて、寝ながらでも、ひたすら聞くことです。そのような話には反論してもまったく意味がありません。ただ、ひたすら聞く。そして、ひたすら聞いていると、そのうちにその世代の世界観が見えてきます。その理解がどれほどの貴重なものか、いずれわかります。

○ イギリス・アメリカ大本営
さて、この記事でとても良いと感じたのが以下の部分です。さすが『東スポ』です。


今年2月にロシアがウクライナに侵攻した直後、金平氏は現地に入って取材していた。
「NHKはとっとと退避した。一番ひどかったのは読売(新聞)。ワシントンの記者が書いていた。ペンタゴンの発表で戦況を書いていた。恥を知れって話ですよ。戦争になると当事国は勝つための報道をする。日本のメディアの、退却の仕方の速さは恥ずかしくなる」と、NHKをはじめとした日本のメディアが軒並み現地から引き揚げたことに報道の役割を忘れていると嘆いた。



ロシア・ウクライナ情勢が生じた今年2月、金平さんは現地に入りNHKはとっとと退避した。そして、最大のポイントは『一番ひどかったのは読売(新聞)。ワシントンの記者が書いていた。ペンタゴンの発表で戦況を書いていた。恥を知れって話ですよ。戦争になると当事国は勝つための報道をする』です。この発言は値千金、本当に意味あるものです。最近に耳にしたコメントで最高のものです。
ロシア・ウクライナ情勢について金平さんのスタンスはいかなるものかわかりません。私とまったく反対かもしれません。しかし、この金平さんの発言は、私が本ブログ『戦時においてニュースは創作される だからご注意を (3)』(2022年4月9日)などで申し上げてきた『イギリス・アメリカ大本営』そのものです。
ロシア・ウクライナ情勢は、ロシアとウクライナの戦争ではありません。この戦争はロシアと英米・ネオコン・NATOとの戦争です。英米・ネオコン・NATOがロシアに対して戦争をずっと仕掛けてきた結果が現在なのです。ウクライナは英米・ネオコン・NATOに使われて、あげく戦場にさせられたのです。そういうこの第三次世界大戦と言える一方の当事者である英米・ネオコン・NATOの言い分をそのまま検証もなく日本国民に垂れ流しているのが、今の日本のマスコミ・ジャーナリズムの実態なのです。そこに日本政府もかかわっている。だから、これを私は『イギリス・アメリカ大本営』と言っているに過ぎません。金平さんの指摘は、まさにこの『イギリス・アメリカ大本営』の実態を明確に示しているのです。
ですから、『読売新聞』が米の軍事当局の発表を日本に垂れ流せば、それはロシア・ウクライナ情勢についての『イギリス・アメリカ大本営』の発表となるのは必然なのです。むしろ実相は、『イギリス・アメリカ大本営』だからこそ、その情報を読売新聞が垂れ流して、日本国民をロシアに英米・ネオコン・NATOが仕掛けているこの戦争に動員しているに過ぎないのです。日本もすでにその戦争当事国であることを決して忘れるべきではありません。
そして、だからこそ、ロシア・ウクライナ情勢についての日本での報道のほとんどはこの『イギリス・アメリカ大本営』によるプロパガンダで、これが金平さんの『戦争になると当事国は勝つための報道をする』という言葉に凝縮されていると考えます。
このようなことが、本ブログ『《日本の政治》 戦争屋バイデン(ハリス)の時代 なぜ、日テレはこのようなニュースを流したのか?』(2022年1月30日)『戦時においてニュースは創作される だからご注意を (1)』(2022年4月7日)で取り上げた日テレ『バンキシャ!』でのつくられ感プンプンとしか思えないウクライナからの報道になると考えます。本ブログ『戦時においてニュースは創作される だからご注意を (2)』(2022年4月8日)で取り上げたように、3月13日の『バンキシャ!』など日テレの報道番組では、その中継とウクライナでの空襲警報が重なったりしているわけです。こういうことを見ると私は普通に創作、戦時プロパガンダにしか見えません。そして、このことの証左となると考えるのが、上記の金平さんの指摘であると考えます。
この金平さんの指摘は、日本のジャーナリズムに真の一石を投じているのです。そして、だからこそ、自分の地位や生活のためにそのジャーナリズムを捨ててしまっている若い世代の自称ジャーナリストの姿勢が非常に問われているのであると考えます。
そして、金平さんがどうしてこのような発言をしたか。それは『ジャーナリストとしてどうしてその質問をしなくてはならないか、どうしてそのコメントを言わなくてはならないかということが体験的に、身体的に、また哲学的にわかっている』からなのです。だからこそ彼の存在はやはり極めて貴重なのです。

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1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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