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少し報道内容が変わった日テレ『バンキシャ!』 キシダ政権は即刻退陣せよ
[日本の政治]
2023年1月16日 23時50分の記事

一週間前の本ブログ『内容がまったく煽動でしかなくなったと考える日テレ『バンキシャ!』』(2023年1月8日)では、1月8日の日テレ『バンキシャ!』の内容が、中国政府の新型コロナウィルス対応についての批判ばかりで、日本で新型コロナウィルスで大変な犠牲者が出ているのに、日本政府の対応については皆無と思える報道内容であることを批判しました。それから1週間経って、1月15日の同番組では相変わらず中国の新型コロナウィルス事情を攻撃的に報じていましたが、今回は少し改善して日本の状況についても報じていました。しかし、その日本についての内容はまったく詰めが甘い。話にならない。

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1月15日のWorldometerによると、1月14日の全世界での新型コロナウィルスでの犠牲者数のダントツトップは日本です。全世界で944人の犠牲者が出ている中で、日本は503人です。まさに半分以上が日本なのです。これ、完全に異常事態です。犠牲者が出ている国々の状況は以下のようになっています。


World
+944

1 Japan +503
2 Mexico +58
3 Hong Kong +54
4 Taiwan +47
5 Russia +46
6 S. Korea +45
7 USA +41
8 Brazil +35
9 Chile +30
10 Peru +19
11 Poland +11
12 Serbia +8
13 Croatia +7
14 Indonesia +5
15 Guatemala +5
16 Philippines +4
17 Slovakia +4
18 Lithuania +3
19 Azerbaijan +3
20 Venezuela +3
21 Macao +9
22 Slovenia +2
23 Saudi Arabia +2
24 Iran +1
25 Czechia +1
26 Pakistan +1
27 Lebanon +1
28 Bahrain +1
29 Sri Lanka +1




日本だけ桁が違うのです。
この数字を観ても明らかなように、日本のキシダ軍拡増税内閣の防疫対策は完全に失敗しています。まさにキシダ軍拡増税内閣は日本国民の命を守らない。こんな政権に日本の防衛が出来るはずはありません。
無論、ここに中国の数字はありませんが、この日本の惨状を『バンキシャ!』が指摘・批判しないのは、明らかにキシダ軍拡増税内閣擁護の偏向報道です。
キシダ政権は、『5類』への移行の緩和措置ばかりをしてきて、実に第8波の感染爆発に対する準備をまったくしてこなかったのです。だから、現状のような最悪の状況を招いているのです。
そして、この最悪の状況に対して指摘も、批判もできない日本のジャーナリズム。完全に死んでいます。これで民主主義、言論の自由があると言えるのでしょうか? 言えません。まったく恥ずかしい限りですし、国民としては完全に問題ある状況です。
最近指摘されているように、感染者の実数は発表されているよりもはるかに多いと考えます。実数の2倍、3倍、もしかしたら4倍くらいになるのではないかと考えます。
そして、感染が引き金になっている死亡者も、発表されているよりはるかに多いのではないかと考えます。その大部分は、自分が感染したことに気がつかないで、急激に体調が悪化して、死亡に至るケースが相当あるものと考えます。また、その犠牲者のまわりの家族なども、その死亡原因が新型コロナウィルスが切っ掛けであることを認識できていないケースが多々あると考えます。
恐らくその犠牲者の実数は発表されているものの2倍から3倍あるのではないかと考えます。
把握されていない感染者数が多いことが、発表された新型コロナウィルスによる犠牲者数を多くしているのではないのです。把握されていない感染者が多く、さらに把握されていない新型コロナウィルスによる犠牲者が非常に多くなっているということが、現在の実態と考えます。
以下の記事はその一端を示すものと考えます。この記事には『先月、全国の警察が変死などで扱った遺体のうち、新型コロナへの感染が確認されたのは901人』だったことが書かれています。その変死者の大半は高齢者で、高齢者が感染を知らずに死に至ったケースや、高齢者が新型コロナウィルスにかかっているのにまったくケアを受けずに孤独のうちに死に至ったケースが続発していると言うことです。まったく胸が締め付けられる状況です。

・ 『12月に警察が扱った遺体 新型コロナ感染確認が901人 過去最多』(2023年1月12日 NHK)


このような惨状になっているのに、よくも5類がどうのこうの、マスク装着は非科学的とバカなことが言えるものです。
このNHKの記事は本当に痛ましい内容ですが、5類移行に血眼になってきたキシダ軍拡増税内閣は、明らかに現状の最悪の状況への責任をとらなければなりません。日本の悪しき政治慣行である『無責任政治』をこれ以上放置してはならないのです。放置すれば、日本国民の犠牲が増えるだけなのです。それが戦前の日本の政治の最大のポイントであり、現状も『新しい戦前』言われるだけあって、この『無責任政治と日本国民の犠牲』が日本の最大のポイントになっています。
5類移行のための緩和措置ばかりをしてきて、新型コロナウィルス第8波の感染爆発に備えず、世界最悪の犠牲者を出しているキシダ軍拡増税内閣は、その責任をとって即刻退陣せよ。
日本国民を無視し、民主主義を蹂躙して軍拡を他国と進めるキシダ政権は即刻退陣せよ。
まさにキシダ自民党政権は目茶苦茶な政権です。ここまでひどい政権は、さすがにみたことはありません。無論、アベ政権を除けばの話です。
約1年前の本ブログ『キシダ政権の新型コロナウイルス対策はとにかく滅茶苦茶』(2022年3月20日)以来、ずっとキシダ軍拡増税内閣を『人殺し内閣』と呼んできました。そして、この人殺し内閣ではすでに約4万5000人以上の日本国民が犠牲になっています。この内閣を続けさせれば、さらに日本国民の命がどんどん奪われていきます。即刻、日本国民の命を守るためにこの政権を退陣させなければなりません。
このような政権が跋扈する日本を観れば、まさにここまで落ちてしまったと心底思うばかりです。

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内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
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片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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