オバマショックは回避か?それでも金融恐慌は続いている。 | |
2011年8月1日 23時7分の記事 | |
オバマ大統領と上院代表者との協議で債務上限問題は回避され、明日の下院の議決により確定されそうです。強行な下院の茶会派も憲法に赤字での財政の執行は出来ないとの項目を入れるとのことで妥協するようです。あとは格付け機関の判断と中国のこの問題に対する行動にかかっており、まだ安心できませんが、オバマ大統領によるデフォルト宣言はどうにか回避されそうです。
少しは安心しました。しかし、USAのデフォルト危機の根本的な解決ではありません。財政削減策もごまかしの部分が多いようですし、今後、USA政府は緊縮財政の運営をせざるを得ず、その結果さらなる経済の失速が懸念されます。そして、今回の案はあくまで緊急の暫定案であり、今秋までの上下院の経験豊富な代表者(茶会派を除く)の談合策までの延命策です。今後も注視していかなければと思います。 今回の件で、日本のマスコミは相変わらず国民の側に立っていないのが良くわかりました。今夜のNHKの午後7時のニュースでは、今までに無くUSA債務上限問題を詳しく伝えていました。ほんの数日前まではまったく報道していません。この問題がほぼ解決するのが解ったのでそうしたようです。しかし、もし、解決してなかったら、国民の大半は膨大な損失を被り、「生命と財産の危機」を被ることになったかも知れません。マスコミ、東電、政治家、日銀、官僚・・・・等々はユーザーである国民を無視し、欺き、騙す姿勢がさらに顕著になってきました。国民はそれぞれの「生命と財産を守る」権利があり、マスコミはそれに対する危機を知らせるのが主たる仕事だと思いますが、東電、政府、同様その役目を完全に放棄しているようです。私たちは「自身、家族、仲間の生命と財産を守るため」ネット等で極力事実を把握し危機に備える必要があるとさらに強く思いました。 明日からは「それでも金融恐慌は続いている」を説明したいと考えています。 | |
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