2012年11月6日 11時42分 |
JR米子支社管内で省エネ新型車両試運転 |
<ディーゼル自力発電・充電> JR西日本米子支社は30日夜、ディーゼルエンジンで発電してモーターで動く「スマートベスト」(2両)の試運転を管内で始めた。 近畿車両(大阪)が開発した新型車両で、12月10日までの夜間、鳥取、島根両県内の山陰線と県内の伯備線、境線を走らせ、実用化に向けたデータを収集する。 ディーゼル車両で従来、動力源になっていたエンジンを発電専用で搭載し、出力を通常の3分の1〜4分の1に抑えられるため燃料の軽油が少なくて済み、 騒音や排ガスも減らせるという。電気自動車と同じようにブレーキをかけると発生するエネルギーも電気としてリチウム電池に蓄え、動力だけでなく、 空調などにも使う省エネルギー機能が特徴となっている。 電車並みの加速性能があり、電車と部品が共用できるなど保守面でも利点があるという。ただ、最高速度は100キロで、高速運転には不向きだという。 近畿車両の担当者は「JR境線のような路線に適している。輸出も視野に入れており、試運転で実力を調べたい」と話していた。 ソース:読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20121031-OYT8T01655.htm 西日本旅客鉄道株式会社 近畿車輛株式会社 西日本旅客鉄道株式会社(以下、JR西日本)と近畿車輛株式会社(以下、近畿車輛)は、平成24年5月10日に業務提携契約を締結し、 「車両トータル技術の向上」「車両開発のスピードアップ」「車両のコストパフォーマンス向上」を目指した人事交流や車両の共同開発に取り組んでおります。 さて、平成24年10月9日にお知らせいたしました、近畿車輛が自主開発した自己充電型バッテリー車両の性能を検証する走行試験について、 詳細が決まりましたのでお知らせいたします。 詳細 【走行試験内容(予定)】 (1)実施時期 平成24年10月30日(火曜日)から平成24年12月10日(月曜日) (2)場所 山陰本線(鳥取県・島根県)、境線、伯備線(鳥取県) (3)試験体制 JR西日本と近畿車輛が共同で実施 (4)主な試験項目 ・バッテリー性能検証試験(走行中のバッテリの充放電状態などの確認) ・対環境性能検証試験(走行キロあたりの燃料消費量の確認)など ソース:JR西日本 http://www.westjr.co.jp/press/article/2012/10/page_2766.html |
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