穀物不足は来年まで続くだろう | |
2022年5月17日 13時29分の記事 | |
たとえ戦争が終わったとしても、ロシアにしろウクライナにしろ、今年の小麦などの穀物栽培はこれからであり、世界的に来年の収穫時期までは穀物不足が起きると読む。 米や麦の栽培は、通常5月から9月が栽培期間であるが、戦争などやっていて避難していれば作付けなど出来ないだろうし、ましてやミサイルが飛んでくるところで畑作業など出来たものではない。 そのためウクライナでの小麦生産は、どれだけ作付けが出来ているのか、心配するところである。少なからず、100%作付けが出来るとは思えないので、世界的に小麦粉不足が発生することは素人から見ても明らかだ。 まだ今年の秋くらいまでの在庫は、昨年の収穫で確保できていると思うのだが、冬から来年の秋までの在庫は、今年の収穫によると思うので、もし今年の穀物栽培が上手くいかなかったら、最悪は年越しも出来ないほど小麦不足になる不安もある。 そして他の生産国も自国防衛に走り、穀物の輸出を抑えるかもしれなくなると、ますます穀物価格は値上がりすることになる。 特に大事なのは、この5月に種蒔きをしておかなければ、作物は全滅の危機になるだろうから、来年も小麦粉価格は上がりっぱなしかもしれない。 そのうえ輪をかけて原油価格の高騰があるので、農機具の運転で燃料コストが上乗せになるから、小麦価格は世界的に高騰するだろう。 それを防ぐには、遅くともこの5月中に交戦を終わらせて、農作業に着手できるようにならなければいけないが、ほぼ無理だろうな! | |
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