くる天 |
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プロフィール |
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松原雄二 さん |
松原雄二のテニス技術解説 |
地域:神奈川県 |
性別:男性 |
ジャンル:スポーツ 球技 |
ブログの説明: プロのテニスを基本とした松原コーチ独自の理論により、テニス技術をやさしく解説し、指導する。 |
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ボールを見ない |
[技術全般] |
2011年12月29日 17時28分の記事
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ボールはしっかり当たるまで見るつもりで、実は見ない。
ボールは観るべきで、見ない。
フェデラーは当たるまで見ていると言う人がよくいる。 フェデラーに聞いたのか? 確かに写真を見ると、顔がインパクトのときにボールに向いている。
本当のところはどうなのか?
今日のは無料の設定です。
実際はインパクトの50〜60cmくらい前に インパクトの位置は決まっており その決まった位置に向かって、プロは振りぬくだけなのだ。
リターンだともっと前になる。
青線は、頭の中で想像した線なのだ。
そうしなければ一定の美しいフォームで振り抜くことなど 出来るわけが無い。
常に後追いになり、振り遅れてしまうだろう。
バウンドの時に予定外のイレギュラーバウンドがあっただけで フォームが大きく狂う。
ましてインパクトの直前に スウィングの変更など、もってのほかだ。
じゃあ、ボールは見なくていいのか というと、それはそれで、少し違うのだ。
ちょっとわかりにくいのだが ボールのコースを予測する作業は ボールをよく見るという意識により、行われているようなのだ。
だからフェデラーさんに聞いたら 「もちろんインパクトまで、しっかり見ていますよ」 というかもしれない。
じゃあどっち?
見る? 見ない?
私はこうしている。
インパクトで真ん中をはずしたり 振り遅れている人には 「ボールはインパクトまで見ないほうがいいんですよ 自分の才能を信じましょう」 とアドバイス。
才能ゆたかで、自信過剰気味、時々トッチラカル人には 「ボールを見るのではなく、睨み付けましょう」 とアドバイスすることにしている。
けっこう、良い加減なのだ。
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