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北の腹(意向)が見えてきた
[政治]
2018年4月22日 8時17分の記事

北の腹(意向)がある程度見えてきた。核実験場の廃棄と、核実験ICBMの発射中止の発表は南北・米朝会談の進展で結果をだす、そうでなくても、金日成・金正日の従来路線では限界にきていることを金正恩委員長がある程度(十分かもしれない)認識したということだろう。
そのひとつは65年つづいた南北休戦協定は終戦講和へ平和条約へと移行するのは文大統領の意向と合致はする。南北の戦争状態など何の利益にもならないからだ。
 米トランプ氏とて囚われ3名の米国民の帰還や米到達長距離ミサイルの脅威の除去は諸手を挙げての歓迎のはず。中間選挙にプラス。
 金委員長の戦略には織り込み済みか。
この発表の前に安倍はトランプとの会談で取り残される狼狽ぶりを見せたのかもしれない。
 日本外交はどこから借りてきたか圧力一辺倒政策を声高に叫ぶにも何の北とのパイプも持たない脆弱ぶり。民間の交流さえ止めに入る始末。
 拉致問題とて戦後賠償も日本の問題である。なにもしない。否、何もできない無能というべきか。
 まずは、北とのホットラインの構築に努めねばならないはずなのだが。その構築には米追従でなく日本の平和友好路線のスタンスをはっきり国の意思として示さねばならない。
 

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