新型コロナはリ−マンを凌ぐ | |
[天災] | |
2020年4月15日 7時5分の記事 | |
日本の新型コロナウイルスの感染者数死亡者数が連日更新され、欧米のオ-バ-シュ-ト曲線に近ずく気配を見せているではないか。 このクライシスは着実に世界経済を撃ち壊している。 日本の現況はPCR検査が少なく少ない分だけ感染者数の発見が抑えられている。これと同じく、武漢でも行政よる抑え込みがあったという。日本はそれがずっと続いている特異なケ-スだという。いまやクラスタ-を追えなくなり、感染経路の分からない感染が増大している。ますます市中感染が蔓延し感染爆発オ-バ-シュ-トの特性をあらわしている。 それを受けて既に医療機関は逼迫しいよいよ医療崩壊、命の救えなくなる、深刻な局面に差し掛かっているとされる。 こうして世界のGDPマイナス3%のIMF予想も出た(リ−マンを超え大恐慌以来の経済悪化ともいわれる)。リ−マンショックの際はまだ中国インドは9%近い成長率で余力もあったのだ。今回は2%に満たなくなっている。 今回の新型は感染してもすぐに症状が見えず感染したまま他人に感染して回るという厄介な、それだけ進化した、増殖能力を高めた新手のウイルスである。日本では、感染を遠ざけ人との接触をさけこまめな手洗いといった物理的な防御しかなく、治療薬のないために対処療法に依らざるを得ない、人は無防備に曝されている。韓国に見られることは徹底的検査と軽症者の隔離施設の充実により収束に向かわせている。徹底的な検査は逆にクラスターを追いやすくしたという。 現状の日本は検査体制の脆弱さが際立っていて、収束のめどはたっていない。良いことは真似てよいのだが。 先手で対策、隔離、移動制限、を打たねばならないところ、我が国は後手に回っているといえよう。 国民の厳格な衛生観念と衛生習慣に頼っているというのが現状である。 外出制限、休業要請も完璧とまではいかない背に腹は代えられず。夜間の外出を制限しても後を絶たずといったところである。 緊急事態宣言が出されて一週間が過ぎ、新型の特性である二週間後の効果はどうなるか注視していかねばならない。
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