コロナは歴史の転換点になるか | |
[政治] | |
2020年8月12日 19時59分の記事 | |
ちょうど百年前スペイン風邪のパンデミックが第一次世界大戦の最中兵士がウイルスを持ち運び世界に感染が拡大し一億人にも上るといわれる感染死亡者が出て徴兵できる人口が減り戦争終結を早めたといわれる。ただ、全体主義を生む素地になったとかは無理な推論で、世界恐慌世界大戦は資本主義経済の生来的不均等発展の到達点が帝国主義間戦争であった。ファシズムは不均等発展国の収斂した全体主義体制であった。 その百年後の新型コロナウイルスパンデミック。世界はこのウイルスに手を焼いているというか共存せざるを得ない認識に至ろうとしている。 撲滅する? 人類が唯一撲滅したとされるのは極めて致死率の高い天然痘にしかすぎずそれも奇跡に近かったという。 リ−マンショックを上回るマイナス成長。グローバル化した経済に打撃を与え、それは物理的に需要を絶対的に減らすからである。 人命を救うことにリ-ダ-シップを感じる為政者は支持を伸ばし、そうでない経済・金に頼る為政者は成果を吸ってしまって振り出しに戻る現実を突き付けられ支持も怪ゆいものである。コロナを隠し原因者となり、世界の顰蹙を買い覇権行動にしがみ付く為政者も過剰となった経済に行く先は見通せなくなっている。 コロナは世界のいく先に待ったをかけているというべきか。 軍事=暴力も感染症には別段の対策が求められ武器力で押し通せるようなものではなく、皆が頭を抱えるというべきか。 世界は人々は、人の生命という最も大切なものに気づき、これを自らが自覚し生活を、仕事を、社会を政治を考えなければならないという。 確かに、コロナは大きく歴史的な流れの変化を予兆するものとなっている。
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