トランプ氏追い上げの米大統領選 | |
[政治] | |
2020年10月18日 20時37分の記事 | |
残り二週間となった米大統領選。激戦七州は勝敗を左右する。特にフロリダ州の選挙人29名を落とすと後がないトランプ氏。 集会を開いて熱狂と集団的高揚を支持票に結びつけるのが氏の狙いである。 白人至上主義は実は白人の人口比率が2040年にはマイノリティに陥るということへの不安いら立ちの裏返しと言われる。これをトランプ氏は火をつけ利用する。 人種差別反対運動にはこれに法と秩序で対抗し向き合うことはなく反応する自警団組織を擁護すらする素振り。岩盤支持層からの票固めに余念がない。 ただ、アメリカの世界的地位の低下縮減は不安と絶望と痙攣さえ起こしかねない。これに乗りAmerica great America firstと掲げて大統領に当選した。ただ、何一つといってよいかもしれないが、好調だった米経済はトランプ氏就任時に逆戻り、コロナによるものだが。コロナの脅威を低く見て正しく対応できなかった責任は重いであろう。 指導者の劣化。得票して当選しても、自己顕示欲?、対中国対立も何をメルクマールか今一不安である。従って、困難極まる外交が氏の思うような成果ものになるかは疑問である。 トランプ氏を当選させたとされる郊外に住む白人女性は、コロナ禍による安全を重視するかと社会的抗議などに対する法と秩序の重きとをはかりにかけているという。 バイデン氏を支持する60%の若い層は向こう10年で国内の50%をしめるまでなるという。それはまさしく多様性と寛容を有するデモクラティックアメリカ国民の登場である。 それまでの、シビアな時期であるのだ。 いずれにしても、選挙である。アメリカの意思が示される時である。
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