香港民主派弾圧に見る中国の行方 | |
[政治] | |
2020年12月5日 18時38分の記事 | |
香港民主派活動家、民主派議員、、メディアに対して国家安全維持法成立以来雪崩を打って習政権による弾圧が敢行されている。 初犯の周庭さんですら禁固十か月の実刑判決は異例である。 なりふり構わずか。 世界の厳しい視線が注がれているというのに。英国との一国二制度の約束は反故となった。 じゃあ、対する中国習政権にどれほどの正統性正義があるか。 あるのは強権支配こそが正義というのだろう。チベット新疆ウイグル自治区においても、人権などは下位に置かれ蹂躙するも正当化されるというのだろう。誰の支配が正統なのか中国共産党、否、習近平個人支配ではないのか。 社会主義政党の使命は労働者階級の代表として権力を独占しその独裁は資本家の抑圧の為に用いられるという。しかしどうも、その抑圧は他民族、民主勢力、人民抑圧監視に向けられているといって過言でないであろう。独裁の正統性に疑義がある。 そもそも、毛沢東による封建地主階級を打倒し農民革命を実現し、国民党政府と対立し、台湾に追いやったものの、彼の中国人民共和国設立の宣言はあったものの、東風は西風を制するなどといったイデオロギー的未熟と、敵勢力80万人を暴力テロで殺戮し力関係を変えるといった手法は、習政権にも引き継がれ力による国内国際政策の基調となっている。香港民主化運動一掃の動きにその影を見ることができる。これを手放しで正当で正義であると評価する国はあるだろうか。 独裁少数支配は思わぬ脆弱性を内包するという。国内支配にせよ、今回の新型コロナ禍の原因者として世界は認識し、国際的中国包囲網は着実に狭められているのではなかろうか。
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